あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年7月23日 (土) 旧暦6月18日大安

- 厚さで狂った? -

日記


 雨です。モモちゃんが後ろを振り返りながら引かれていきます。その後をのろのろ着いていくあほまろ。今朝はどうしてモモちゃんが前を歩いているのだろう。朦朧とした意識の中でもそんなことを考えながらよたよたと着いていったのです。
 モモちゃん、何度も何度も後ろを振り返っています。あほまろが立ち止まると、戻ろうとしているのです。
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 昨夜は、アメリカで仕事をしている仲間が久しぶりに訪ねてきました。
 朋遠方より来る有り、亦楽しからずや。
 そりゃ、日本に帰ってきたらやっぱりお寿司ですよね。それと助手の古麻呂が今日でハタチになるのです。厳密に言えばまだ酒は飲んじゃいけないのです。もし飲ませると、人気グループNEWSの未成年メンバーにフジテレビの菊間千乃アナウンサーが酒を飲ませて警察沙汰になったと同じようなことにも成りかねないので、“お茶飲んでたら”って立て前を言いながらビールを注いでやってたりして・・・。
 そう、ハタチの前祝い、10代最後の日の祝いも兼ねて近所の寿司屋で、盛り上がった・盛り上がった・盛り上がった・盛り上がった・盛り上がった・盛り上がった・盛り上がりすぎてしまいましたよ。
 おまけに、あほまろ大好物の新子のとてつもなくちっちゃいのも。この新子は、このしろの子供で、新子、こはだ、なかずみ、このしろと大きくなるたびに名前を変えていく魚なのです。そんな中でもこの新子は産まれたばっかりで体長わずか3〜4センチ。市場では1匹3〜5グラムの新子が最も高く、100グラム1万円以上もするって高級魚なのです。それを一匹ずつさばくのもまた職人の腕の見せ所なのでしょう。これがとっても美味っていうか珍味というか、どっかの欲の皮が突っ張った奴がフグの刺身を、つつ〜っと箸でまとめて喰っちまうなんてことしたら、新子の神様に叱られてしまいそうよ。
 一匹づつ、ゆっくりと味わうのがツウってったって、通風のツウじゃ無いですよ。味わった後は吟醸の冷酒で口の中を清めて、もう一匹。あ〜極楽・極楽。今年は何度も新子に有り付いているけれど、食べるたびに季節を感じるんだな〜
 てな訳で、〜 飲んでしまったよ・・・・。
 それも、ハシゴまでしちゃって酩酊なんてもんじゃ無いよ〜〜〜。気持ち悪くなってそのまま寝込んでしまった(そう)だよ〜。古麻呂がオブって来たんだって、女房が怒ってます。
 記憶の無いあほまろ。何を言われても“ごめんなさい酒止めますから”。確か、寿司屋の後は浅草ジンタがやっている銀幕ロックって店で若い連中の歌を聴きながら良い気持ちになっていたってところまではメモリーされているんだけど・・・。
  ・・・・・やっぱ絶対に本当に、酒止めるぞ!!!

 てな訳で、気持ち悪いんです。とっても雨の中、モモちゃんを連れていける状態じゃ無いんです。でも、毎日欠かさず書いている日記は書かなければいけないし、そのためには写真が必要だし、怒る女房が引くモモちゃんのケツを見ながらトボトボ、オエッ!
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 観音裏では、薪能の舞台建築が行われています。今朝は舞台の骨格が完成し、次は壁部分に取りかかるのでしょう。こんな雨の中でも作業を続けないと間に合わないのでしょうかね。機材を積んだトラックが準備をしていましたよ。それと、本堂の宝蔵門寄りでは柵を巡らして中で大きな穴を開ける作業が行われています。何か建てるのでようか。昭和20年の東京大空襲で焼かれるまでは、この位置宝蔵門の両側に日露戦争の凱旋記念塔が建っていたのですよ。
 気分が悪いのにせっかく出かけたのですから、今朝の浅草寺境内のこともちょっとは書いておかなくっちゃね。でも、気持ち悪いよ・・・。
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 古麻呂は今日でハタチになりました。これから酒もタバコも一人でやるのは自由ですが、絶対にあほまろに酒飲みたいなんて誘わないでくれよな。この年になって、始めて酒の怖さが身にしみたんだから・・・。
 何か支離滅裂になってしまったよ。これ以上書くとますますボロが出そうなので。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4-5.6 IS
撮影枚数24