あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年7月21日 (木) 旧暦6月16日先負

- 仏壇開眼式 -

日記


 7時を過ぎると外気温はすでに27度まで上昇しています。早くから目覚めていたのに、朝ズバなんてテレビ番組を観ながらベットの中でだらだらしてちゃ、いけなかったのですね。ジリジリと照りつける太陽は、モモちゃんが一番嫌がる状態なのです。こんな蒸し暑い日は、女房とポーちゃんの散歩はお休み。我々を玄関で見送るポーちゃんの悲しそうな顔に後ろ髪を引かれながらのお出かけでした。
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 雷門前に、隅田川花火大会の大看板が設置されました。花火大会当日の立ち入り禁止区域を明記した看板です。これによると、一度見物の列に入ってしまったら後戻りは出来ず、大会中は延々と指定コースを歩かされるようですね。
 毎年、あほまろは外で見物ことが無いのでこのようなコース見物をしたことが無いのですが、100万人以上も集まるということで、こうでもしないと整理がつかないのでしょう。また、立ち入り禁止区域にお住まいの方たちであっても、許可証が無いと入れないのです。昨年は、許可証を忘れて花火が終わるまで自宅に帰れなかったって人も実際に居たのですよ。
 7月30日(土)隅田川花火大会を見物にいらっしゃる方は、立ち入り禁止区域と、道路の一歩通行の確認をお忘れ無く。間違った列に入ってしまったら後戻りは出来ないようです。

 今年のあほまろは、第2会場の打ち上げ台船の真ん前のビルの屋上から、第1会場を狙うのです。何故かといえば、吾妻橋やうんこビルなどが花火と一緒に写り込みことで隅田川花火大会って判るからなのです。目の前でどでかく上がる花火だけを写しても、それが隅田川の花火大会だって証拠は写りませんからね。
 数年前、とある雑誌社から隅田川の花火大会の写真の依頼があったのですが、“花火だけ大きく写っている方が良い”そんなこと言うもので、新潟県長岡市の花火大会を渡してしまいましたよ。それがどこであろうと、タイトルだけで疑う人なんて居ませんよね。なんてこと嫌いなので、あれ以来必ず証拠を写し込める場所を探しているのです。
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 浅草寺裏広場では、「お仏壇開眼供養式」が行われるようです。過去の日記を調べてみると、この行事は毎年7月21日に開催しているのですね。主催が有名仏壇メーカなので、最新式の仏壇を売り込むための儀式なのでしょう。「早く新しい仏壇に変えなければご先祖様がうかばれませんよ」とでもいってるかのようです。そもそも、仏壇ってのはいったい何年持つのでしょう。今まで、古くなったとか、型遅れとか、聞いたことはありませんよね。まさか、最新式の仏壇にはコンピュータが内蔵され、扉を開くと自動でローソクが点灯しお経が流れてくる。値段によっては、読経のお坊さんの数も増え、更には5・1サラウンドシステムによって、お寺の本堂に居るような臨場感も演出してくれる・・・。なんてのだったら、新しいOSが出たとか、CPUが古くなったとか、型遅れを強調できるのですがね(笑)。

 解説書によると、「新しく仏壇を購入した時、仏壇にまつるご本尊や位牌に対して「開眼供養」を行います。この供養により、ご本尊や位牌が「尊像」に生まれ変わります。仏壇に対してはお浄めの儀式として行います。(中略)開眼供養をされた仏壇にはご先祖様も心置きなく新しい住まいにお入りいただけるでしょう」、ですって。
 「開眼供養」、これは僧侶の手によってお墓が単なる箱から故人の霊が宿ったものに変えてもらう儀式なのでしょう。で、でも、お仏壇を買った人たちがみなさんが、浅草寺裏まで運んで来るわけじゃ無いでしょうね・・・。まさか、ここで即売した方々だけが「開眼供養」してもらえるって訳・・・?
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 昨日の日記の訂正です。
 昨日の日記で、「金杉」は電気会社の検針員の名前なのかなとの誤記を訂正してくれた方がいらっしゃいました。「金杉」とは、東京電力より工事を請け負っていた、東都電気工事会社(現トーテック)の営業所名だったようです。
 1975年 3月 旧池袋配電事務所が金杉営業所として荒川区町屋に開設
 1993年 8月 旧金杉営業所を荒川営業所と改名

 とあるところから見て、1975年 3月以降に付けられたプレートだったのですね。それにしては、とっても古風に見えますよね。関係者の方にお詫びを申し上げます。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4-5.6 IS
撮影枚数19