雨の無い朝は、ポーちゃんも一緒です。でも、女房はあほまろと一緒だとネタ探しであちこちに立ち止まるのを嫌い、別行動なのです。ちょっと遅れて出かけたあほまろとモモちゃん、仲見世に入ると前方から元気に歩いているポーちゃんを発見しました。今朝は、暑さも和らいでいるので、とっても気持ちよさそうに歩いていましたよ。でも、後ろ足が悪いので、体が斜めになって歩いているのでした。
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浅草の夏のイベントといえば、隅田川花火大会と浅草サンバカーニバルが有名ですね。でも、今年はもっと盛り上がるイベントが目白押しなのです。ご存じ8月24日開業の「つくばエクスプレス」まで、あと40日と迫ってきたのです。
「つくばエクスプレス」は、秋葉原からつくば間58.3kmを約45分で結ぶ都市高速鉄道なのです。運営する会社はJRの第三セクターですが、浅草に念願の旧国鉄がとの願いがようやく叶ったってわけ。これでなんとか斜陽化しつつある浅草の活性化になればと、浅草の商店連合会や、観光協会などが様々なイベントを展開するようです。
まず手始めに、仲見世を始め花やしき通り、ひさご通り、六区興業街等々、浅草中の通りに開通を祝し、コンセプトカラーとされている『 青 』と『 赤 』の旗が並びました。この色の、『 青 』(ブルーアドリアティック/紺青色)は、鉄道システムの〈安全性・信頼性〉を表現し、『 赤 』(カーマイン/赤)は、つくばエクスプレスの“活気・エネルギー”を表現するのだそうです。これって、凄いですね!!!
デザインとかカラリングなんてのを考えるのって、もちろんそれなりのプロが知恵を絞って創作した中から、それなりの権威者によって決定されるのです。決定すると、それにマッチした文言もをでっち上げるって作業も必要なのです。赤の活気・エネルギーってのはなんとなく理解できるのですが、青の鉄道システムの安全性・信頼性、これって交通安全そのものじゃないのかな・・・。
赤と青のコントラストといえば、ホテル・ニューオータニも同じ組み合わせをコンセプトとしています。意味は「バラの赤」と「海の青」とかいってますよ。そういえば、最近はあまり見かけなくなった赤と青が半分半分の色鉛筆ってのもありますね。競馬新聞や株の取引をする人が多く用いているので、コンセプトはギャンブルの色ってとろこかな。
もう一つ、昔は雑誌の付録なんかに付いていた、「立体メガネ」あれも、赤と青でしたね。また、赤と青のセロファンで絵が変わるってのも懐かしいですねぇ。
前回のアメリカ大統領選挙で、民主党候補のケリーは青く、共和党候補のブッシュが赤で表現してましたね。しかし、民主党のシンボルカラーが青だとか、共和党が赤だとかと決まっている訳じゃないのです。以前は逆に民主党が赤、共和党が青という時代もあったのですよ。この色の由来はやっぱりアメリカ国旗からなのでしょうね。
それよりも、あほまろの日記も、いつの間にか強調したい文字が赤と青になってしまいましたね。考えてみたら、赤と青って、つくばエクスプレスだけじゃ無くして、極々一般的な組み合わせ、特に意味づけの必要なんて無い方が素直なのかも。
そんなこと思いながら、町中に旗がたなびく旗をながめていると、この色合いってなんだか野暮ったくも見えてきませんか。もうちょっと知恵を絞って、つくばの自然から「緑」をもらうとかも良かったのかも・・・。
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“つくばエクスプレスはやって来る”でも、冷静に考えてみたらこれが浅草にとって何がプラスになるのでしょう。東北本線や上越本線などが直接乗り込んで来るのならともかく、つくば沿線50キロ圏内の人だけが対象の路線なのです。もちろん通勤や通学には便利な鉄道になるのですが、浅草には大手企業も学校も無いのですよ。お目当ては観光でやってくる人だけなのでしょうかね。そんな客も、継続的に来てくれると良いのですが・・・。
いよいよ浅草サンバカーニバルのポスターが張り出されましたよ。今年は8月27日(土)の開催です。つくばエクスプレスの開業から5日目、つくば方面からも大勢の見物客がやって来るのかな?
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今朝のモモちゃんはちょっと野性的にみえますね。雷門前の並木通りの植え込みの中から撮りました。
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