たった一日のお参りで、四万六千日間毎日お参りしたのと同じ功徳があるとされる、とってもありがたい日がやってきました。なんたって１２６年間毎日欠かさずお参りしたことになるのですからね。ほぼ毎日お参りをしているあほまろとモモちゃんでも、一年間にたった３６５回にすぎないのですから今日の功徳を目一杯受けておかなければいけないのでしょう。普段はタダのお参りですが、ありがたい日なので大枚１００円も奮発してまったよ。それも、一緒に行った女房とモモちゃんとポーちゃんの分もまとめてね。それから家で待っているハニーちゃんとタマちゃん。そうそう忘れてはいけないよね、息子と娘とその婚約者と・・・。おまけに、死んだジーさん、バーさん、親父、おふくくろ、親戚のよっちゃん、友人だった坂本ちゃん、和田君、東海林君・・・等々、今は亡き人達のご冥福もお祈りしてしまいました。これで１００円は高いか、安いか。それでも女房は“もったいないよ〜”、なんていってましたけどね・・・。
　あほまろはいったい、生涯に何度神仏をお参りすることになるのでしょう。ものの本によると、生涯お参りをした回数によって、「あの世での序列が決まる」なんてこと書いてましたよ。もっともっとお参りの回数を増やし、死んだ後には、生前生意気だった、あの先生やその先生やこの先生それに、どいつもこいつもあいつだって、みんなを見下してやるんだ・・・、朝っぱらからバカなアホだね。
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　昨日、かっぱ橋で開催している「第１８回下町七夕まつり」のオープニングセレモニーが行われました。昭和通りから国際通りまでのおよそ１キロのかっぱ橋本通りを、台東区内の小学生のブラスバンドやバトンを先頭に、かわいい幼稚園生の踊りや勇壮な子供神輿など可愛い行列が行進しました。
　子供たちの後ろには、雷門地区婦人部のみなさんの盆踊りが続き、行列のしんがりは梅后流「江戸芸かっぽれ」です。今回は全国の梅后流のお弟子さんたち総勢３００名以上の大パレードが披露されたのでした。
　梅后流「江戸芸かっぽれ」は毎月第一日曜日の正午から、浅草神社境内で奉納の舞を行っておりますが、踊るのは２０名ほどの小規模なものです。これだけの人数が、お揃いの衣装で日本一の七夕飾りの下を踊る姿は見事でしたよ。死んだバーさまにも見せてあげたかった・・・。
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　さて、ほおづき市の話題も書かなくちゃね。今朝はちょっと早めの散歩だったので、まだほとんどのお店が閉まったままです。でも、ほおづきを求めてやって来る人が目立ってました。おかげで、開いているお店は大繁盛ってわけ。こんなところにも“早起きは三文の徳”ってのの御利益なのでしょうね。それとも四万六千日の徳なのかも・・・。
　境内には約２５０軒の店が軒を連ね、どのお店でも一鉢２５００円の協定価格で販売されております。どこで買うかは、威勢の良いお店とか、可愛い娘の居るお店、等々ご自由ですよ。買ってすぐに楽しみたいのなら既に赤く実っている鉢。ゆっくり楽しみたい人はまだ青く小さい実の鉢。どっちにしても、実の数が多い「丹波ほおずき」がお得なようです。
　昨日と今日の二日間で約六十万人の人出が見込まれているそうですが、昨日、夕方から降りだした雨で、かなり客足が減ってしまったって嘆いているお店もありましたよ。

　いつも屋台で団子を売っているオッちゃんも、この時ばかりはほおづきを売っています。オッちゃんは境内横のお蕎麦屋さんの朝の常連なのです。浅草寺で屋台を出し始めて４０年、最初はタコ焼きだったそうですが、年をとるに従って、“仲間から共食いだよ”なんてバカにされるので、数年前から商品を団子に変えたのだそうです。
　ひょうきんな顔のオッちゃん、雑誌やテレビなどにもしょっちゅう顔を出されてしまうので、境内の屋台の中でも特に人気ものなのです。２０年ほど前、世界中のカメラマンが日本に集まって、日本の２４時間を撮ったことがあります。その時、一人のアメリカ人カメラマンがオッちゃんを一日中追いかけていたそうですよ。
　“オレは海外旅行なんてしたこと無いけど、オレの写真は世界中を飛び回っているんだよ”、屋台一筋人生のオッちゃんは安藤さん。とっても元気な６５才なんですよ。浅草寺境内の屋台で見かけたら声をかけてあげてくださいね。優しいオッちゃんですよ。
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　今年も、今日だけ売られる「雷除け」を買いました。来年の四万六千日まで、パソコンの側に置いておきます。僅か５００円で、雷を避けられるってんですから、安いものですね。で、でも、マン、万が一、雷が落ちたとしたら・・・。これってインチキ商法だ！って訴えられるのかな・・・。
　霊感商法とか、御利益商法などが問題になってますが、浅草の浅草寺で売られるんですから、外れたとしても文句はいえないのでしょうね、きっと・・・。