モモちゃんが濡れながら歩いているのを見て、“ワンちゃんをスタイリッシュにコーディネートするために、良質でおしゃれなレインコートはいかがですか”、雷門前で可愛いお姉ちゃんがパンフレットを差し出して声をかけてきました。“スタイリッシュにっていったい何を”、“はい、雨だって、泥はねだって、全然へ〜き、通気性がよく、かつ防水性も非常に優れた素材を使用しているのですよ・・・”、なんだ、犬のレインコートの宣伝ですね。お姉ちゃんはしきりに“ワンちゃんが可愛そう・・・”なんて言葉でレインコートを売り込もうとしています。側には、池袋のペットショップと書かれた軽四輪が止められ、中にはそれらしき商品がたくさん積まれています。
　パンフレットには色とりどりなレインコートが並んでいるのですが、モモちゃんは絶対にこんなの着ないんです。次々やって来る犬たちにも声をかけていますが、みなさん興味が無いようで全く売れていませんでした。
　そりゃ簡単には売れないでしょう。小型犬用が一着８０００円〜１００００円、中型犬用が１５０００円、それでも梅雨の季節特価で、通常売られている価格の半額なんて書かれています。犬の散歩にそんなお金を持って来る人なんていないでしょうよ。持ってたとしてもすでに濡れてしまった体に着せてあげる人だってね。
　梅雨の時期こそ商売チャンスとばかりにこんな商売も有るのです。梅雨の季節特価とは、たぶん普段の５割増しなんだろうな・・・、お姉さんが優しく説明をしてくれたのですが、あほまろは買う気が無いのでパンフレットをお返しして、その様子を写真に撮ろうとしたら止めてください！って逃げていきました。
　商売ってのは、「買ってくれた人だけに愛想を良くする・・・」それが正しい商人の在り方だと思っているのでしょうねぇ。そういえば、仲見世にもそんな態度のお店が多いですよね。やたら、「商品にさわらないでください」「店の前に立ち止まらないでください」、また、揚げまんじゅう屋さんの隣には、「油のついた手でウインドウを触らないでください」なんて隣の店へのイヤミにもとれる貼り紙まであるのですから。
　“お客さんは買ってくれる人、でも、買った後は客じゃ無い”、そんなお店も・・・。
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　米国で起きたカード情報漏えい問題で、当初は日本国内では問題が無いような報道がされていましたが、ここに来て日本でも相当な被害が出ているようです。あほまろも今回の騒動を起こしたクレジットカードを複数枚所有しています。昨月の請求書では覚えの無い請求は無かったのですが、カードの請求って時には１月以上遅れてくることもあるのです。特に海外で使用した場合、そんなケースが多いですね。
　そんなこともあって、各カード会社には“解約したい”とか“カードの番号を変えるために作り直したい”などの声が殺到し、対応に追われているようです。まだ被害件数を把握しきれていない会社もあり、これからしばらく余波が続くようですね。あほまろも解約したい気持ちなんなんですが、インターネットの接続料金、携帯電話、ヤフーオークション、アマゾンドットコム等々、カードが無ければとっても不自由になってしまうんです。
　『流出の可能性があるのは、２００４年９月から０５年５月にかけて米国のインターネットサイトや米国で買い物の経験がある人のカード。また不正使用されても管理に落ち度がなければ被害はカード会社が全額補償する。利用者も明細書の確認やカード裏面のサインなどを忘れないでほしい』
　カード会社ではこのような告知を出していますが、暫くはカードで買い物をしない方が無難なのかも・・・。早くなんとか対処して欲しいですね。
　テレビでは、カードよりも恐いのが、今流行のお財布携帯だと指摘している人もいるようです。たとえば、機種変更とか赤外線データ通信とかの時にも、ハッカーの影が見え隠れしているのですよ。何はともあれ簡単に支払いが出来る装置を安易に信用しない方が良いのかもね。
　携帯電話で買えるジュースの自販機、浅草にも普及し始めました。始めは物珍しさに買ってみる人はいるでしょうけど、危険に晒されるかも知れない不安を持ちながらジュースを飲んだっておいしく無いでしょう。小銭くらいは持ち歩きましょうね。