蒸し暑い朝です。ギックリ腰から５日目になるとなんとなくこれが当たり前で有るかのようで起きあがる時にも、自然と腰を気遣っているのですね。おかげで痛みは治まったのですが、しゃがんだりするとやっぱりまだちょっと痛みが有りますが、まずまず完治寸前ってところです。
　でも、気になるのが、“一度やるとクセになるよ”、昨日みんなに言われたこと、これから何かを持ち上げる時には注意してあたらなくっちゃ、とはいえ、ギックリ腰はそれだけが理由じゃ無いようですね。お風呂で湯船に入ろうとした途端に痛みが走ったとか、呼ばれて振り返った途端に痛みが、満員電車が揺れた途端、つり革から手が外れた瞬間に痛みが・・・。普通の生活の中にもギックリ虫がはびこっているんですね。
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　昭和３１年の「太陽族」では慎太郎刈りが流行し、昭和３３年には「ロカビリー族」が大流行、３４年には「カミナリ族」、そして昭和３９年には「みゆき族」と、当時の若者文化を「族」文化としてとらえだした始まりでした。
　「父の日の１９日午前１１時にアイビールックに身を包んで銀座和光の前に集合。目印はVANの紙袋」
　“ お父さんが輝いていた時代”を思い起こして欲しいと、友人の町田忍氏らが呼びかけたイベントが開催されたのです。５月に亡くなった石津謙介さんの追悼もかねて計画されたこの集いを見てきました。
　あほまろはもちろん、その当時の流行を知っていましたが、アイビーの象徴ともいわれる、ボタンダウンシャツ、ブレザー、パイプドステムのパンツ、レジメンタルストライプのタイといったアイテムには全く興味が無いというか、縁が無かったというか、稼ぐのに忙しくてそんなおしゃれを楽しんでいる時間なんて無かったのです。
　でも、ちょっぴり気になるのか、買うわけじゃないのに、青山のベルコモンズなんてお店に行った記憶はありますよ。確か、友人に付き合わされたのでしょうね。
　当時、アイビーギンギンで不良少年だったおよそ５０名が銀座のど真ん中にVANの紙袋を持って集まりました。集まったといっても、“どこが不良の格好なの”なんて誰もが思う、至極普通の格好なんです。そんな普通のおじさんたちが集まり、その様子を報道陣が取材している状況を見て、週末の銀座を楽しむ野次馬連中やアマチュアカメラマンが取り巻いています。みなさん口々に“何の集まり？”なんて聞いくるのです。そんな時には面倒くさいので、“不良の集まりだよ”、適当に答えておきました。
　考えてみれば、あの当時はこんな格好で集まっただけで補導されてしまったのですから、かなり目立った格好だったのでしょうね。今、銀座の歩行者天国を集団で歩いている姿を見ても、“まじめそうなおっさんたちが、ダサイ格好で歩いているよ・・・”、その周りで見物しているギャラリーの方が派手で奇抜に見えてしまうのですから。時代の流れを感じさせられてしまうというか、年齢を感じさせられました。
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　法務省が主唱する「社会を明るくする運動」のポスターが浅草にも張り出されました。「犯罪や非行のないだれもが暮らしやすい社会の実現に向けて、私たちにできることを考えましょう。一人一人が、できることから、まず一歩」
　まじめの一歩
　大きく目立つ言葉が書かれた「社会を明るくする運動」。今年で５５回目になるそうです。戦後の荒廃した日本の中にあって、かねてから街にあふれた子供たちの将来を危惧していた東京・銀座の商店街の有志が、この法律の思想に共鳴し、保護少年のためのサマースクールの開設資金の造成などを目的に創られたのだそうです。
　東京オリンピックの年には、昭和３３年の売春防止法の制定をまって、成人、少年、仮釈放者、執行猶予者等広く保護観察の対象を広げる、刑事訴訟法、少年法等の全面的改正による一連の法律によって「みゆき族」の取り締まりが行われたのでした。
　「社会を明るくする運動」もこの法律に基づくキャンペーン運動なのです。そんな時期にも関わらず、昔は補導の対象だった不良の格好をして銀座のド真ん中を大手を振って歩く姿、法律はそのまま生きているっていうのに、警官たちが規制をしようともしないってのは、もはや少年じゃ無いからなのでしょうかね・・・。
　あほまろの友人も彼女と一緒にみゆき通りで補導され、その後しばらく保護司なる人たちから監視されていたのです。今回のイベントにも誘ってみたのですが、“過去の思い出を蘇らせるなよ・・・”、怒ってました。
　何はともあれ、父の日の親父たちの集まり、
　“お父さんはとっても輝いていましたよ”
　この様子は、近日中に写真館で公開いたします。
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　我が家のポーちゃんも「まじめな一歩」を踏み出せるようになりました。ちゃんと遠くを見ながら歩けるようになったのです。モモちゃんと一緒にとっても楽しそうに歩いてます。これで明日からまた連れていって欲しいと騒ぐんでしょうね。