さて、今朝はポーちゃんの番です。久しぶりに連れていって貰えるのを、喜んで赤いリードを付けたまま家中を走り回っています。それを羨ましそうに見ている、ハニーちゃんとタマちゃんです。犬にも優越感ってのが有るのか、今朝のポーちゃんは玄関で気取ってましたよ。
　そんな元気なポーちゃんですが、一歩外に出るとこれがまた臆病になるのです。元々足が弱いので散歩をさせていなかったので、散歩は苦手なのです。しかし外の風にあたるのが好きなのだけ、そんな訳で運動不足で太ってしまったもうすぐ７才になる身体をだっこして歩くのがまた大変なんですよ。
　あほまろはモモちゃんが居るので、ポーちゃんをだっこするのは女房の仕事。重たければ連れて来なければ良いのに・・・、いつも途中で思うのですが、モモちゃんと戯れる姿を見ているとやっぱり連れて来て良かったなんて思ってしまうんですよ。毎日連れて来てあげたいですね。だって、重たい思いをするのは女房なんですから。
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　最近、東京都心部に猿が出現しています。騒動の最初は港区六本木に出没し、その後、新宿区、文京区、北区へと北上。北区内には居心地が良かったのか約１カ月も居着け、今月になって荒川区から台東区に移動してきたようです。
　それを裏付けたのは伝法院のお庭の塀に飛び乗って走る姿を寺のお坊さんが見たとの証言なのです。伝法院のお庭といえば、中心に心字池が有り都会のど真ん中とは思えないほど木々が生い茂る大きなお庭です。このお庭は非公開ですが、お隣の鎮護堂からその一部を見ることができます。秋から春にかけては木々の葉が無いので全体を見渡せるのですが、この時期はご覧の通り新緑が生い茂りまるでジャングルのような状態なのです。
　たぶん伝法院のお庭に潜伏しているのだろう。近所の方々が話しています。また、新仲見世商店街で、夜中にゴミ袋を持って屋根伝いに逃げる黒い影を見たとの報告も有るようです。浅草は他の地区と違い、観光客が捨てていくスナック菓子や食べ残しの弁当も絶えることが無いのを良いことに住み着いてしまったのでしょうかね。
　台東区では、サルが出没する地域の住民に対して“むやみに追いかけたり、えさをやらないこと”とを注意しております。また、これまで危害を加えられたとの情報はありませんが、“絶対に近寄らないように”と、注意を呼びかけています。そりゃそうですよ、こっちから近づいたりはしませんが、“もし猿の方から近寄って来たら逃げたら良いのでしょうか？”、そこんところは何も書かれていませんが・・・。　
　あほまろは毎朝浅草寺と伝法院の周辺を散歩しているのですが、まだ出会ったことがありません。でも散歩は当然モモちゃんも一緒なので、人力車の惣次郎さんの弟子の信ちゃん（日本猿）に慣れているので、すぐにお友達になってしまったりしてね。
　もしこのお猿さんが捕獲された場合、ＤＮＡ鑑定をして野生かペットか調べるそうです。その結果、野生なら山に戻し、ペットの場合は遺失物扱いになるんだそうですよ。その場合、遺失物の保管期限が過ぎたらどうなるのかな・・・。
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　鳥越祭が終わると、毎年あほまろの「春祭」の追っかけは終了するのです。次のお祭りは８月のお盆頃から始まる「秋祭」です。本来のお祭りのほとんどが、秋の収穫を祝って行われる「秋祭」だったようです。手元の試料によると江戸時代に「春祭」として行われていたのは先日の品川神社と荏原神社の両天王社が有名でした。それを証明するように、今でも両天王社の御神輿の上に飾られた鳳凰の口には「稲の苗」が銜えられているのです。
　一方「秋祭」は、その年の豊作を祝うお祭りなので、鳳凰が銜えるのは「実った稲」に変わります。品川から西の方のお祭りや、埼玉県や千葉県など、かつて農業を行っていた地方のお祭りには、必ず稲を銜えた鳳凰の御神輿が見られるのです。
　どっちが正しいのかは判りませんが、「春祭」はその年の豊作を祈り、「秋祭」は豊作の結果に感謝するのですから、もし凶作の年には当然ながらお祭りは行われなかったのです。享保や天保の大飢饉のように凶作の年が何年も続くと人々の気持ちも落ち込んできます。そんな気落ちを取り戻し、五穀豊穣を天に祈願するためにお祭りを早めたのが「春祭」の始まりではないでしょうか。
　また、豊作や大漁を祈願するお祭りとは別に、三社祭のように記念祭も有るのです。三社祭は、観音様の出現を祝うお祭りで、古来は観音示現会の３月１８日に行われていたようです。当時はもちろん旧暦ですからこの日をそのまま新暦に直した５月となったのでしょう。記念祭ですから、御神輿の上の鳳凰は何も銜えていないのです。
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　さて、今日はこれから鳥越祭の写真の最終仕上げの作業を行います。たぶん今日中に、写真館にご覧いただけますよ。たぶんね。