あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年6月8日(水) 旧暦5月2日赤口
- 夏のイベント -
日記

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 台風が近づいている影響なのか、気温が上がっています。でも、時折吹き付け
る風がとっても爽やかな朝でした。今日は、ポーちゃんも一緒に散歩です。ポー
ちゃんは子供の頃から足が弱いので散歩はさせていないのですが、毎朝モモちゃ
んの散歩を羨ましがって見送っている姿を見かねて、連れて行っていきましょう
と、女房がリードを見せると飛び上がって喜んだのです。
 でも、ポーちゃんは外では絶対に歩かないのです。3キロもあるポーちゃんを
抱いて歩かなければいけないとの覚悟で連れていかなければならないのです。
ポーちゃんだってたまには爽やかな風にもあててあげなければね。
 来月から始まる夏のイベントを前に、浅草はとっても静かです。この時期は梅
雨が始まるので、観光客の数も減る時期、今朝のように静かで爽やかな朝の浅草
寺境内は、お散歩日和なのです。でも、いつも境内でお逢いする愛犬家たちの姿
が無いのは不思議ですね。暑くなるとの予報なので、もっと早めに散歩を済ませ
てしまったのでしょうかね。
 特に話題の無い朝なので、爽やかな風を受けて、満足そうな犬たちの写真だけ
でも載せておきました。
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 あちこちの掲示場に、浅草の夏のイベントのポスターが貼られています。夏の
イベントはかっぱ橋本通りで開催される下町七夕まつりを皮切りに、入谷朝顔ま
つり、四万六千日・ほおずき市、隅田川花火大会、浅草サンバカーニバルと続き
夏を終えるのです。
 これらのイベントは、誰もが知る全国区のイベントですが、もっとローカルな
イベントも行われるようです。張りだされたポスターによると、浅草南部地区活
性化事業として、「みんな集まれ、わ〜い、わ〜い、浅草南部」と題され、柳橋
・浅草橋・鳥越の各町会のお祭り広場が出来るようですね。
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 浅草南部地区で有名なのは人形屋さんが軒を連ねる浅草橋は全国にもその名が
知られているだけですが、下町情緒あるれる商店街も健在なのです。その中でも
有名なのが、蔵前橋通りと清洲橋通りの交差する鳥越1丁目の「おかず横丁」と
呼ばれる長さ約200メートルの商店街があります。
 その名の通り、お総菜や漬け物などが並んでいるのですが、近所に出来た大型
スーパーやコンビニのおかげで、往年の賑やかさはすっかり薄れてしまったよう
です。近年の昭和ブームで時々ガイドブックを持って歩く人を見かけるようにも
なりましたが、ここにしか無い特徴ってのを見付けることが出来ないのも確かな
のです。
 何かが有るから人が来る。何も無いと人は来ない。それは理屈抜きの大原則で
す。そこには、ブームに乗った商店のレトロ調の景観も無く、有るのは「おかず
横丁」と書かれた看板がノスタルジックな雰囲気を醸し出しているだけですが、
テレビなどでも紹介されるようになって、観光客も訪れるようになって来たので
す。
 先日、友人にこの商店街を見せてあげようと訪れた時に感じたのは、商店の人
達は観光目的で訪れる人達を邪魔者扱いしているってことです。確かにその時も
、数人の女性たちが何も買わないで、店の中に入ってキャーキャー言いながら写
真を撮っているだけ、そんな連中に愛想顔しても一銭の得にもならないってのも
判りますが、せっかく活性化しようと夏祭りのイベントの中にも組み込まれてい
るのですから、商売だけでなく町並みを見て歩く人たち用に、せめて店先にベン
チを置いてあげるとかの配慮も欲しいですね。
 先日、この「おかず横丁」の活性化のために、あほまろが集めているホーロー
看板を貸して欲しいなんてこともいわれました。しかし、ホーロー看板を並べる
よりも、電柱を飾る安物のプラスチックの花々の方があほまろにはレトロを感じ
るのです。
 活性化のために外観を飾るよりも、「おかず横丁」で営業する商店の方々の意
識改革から始めなければいけないのでは無いのかな・・・。
 夏のイベントを考えながら横道に逸れてしまいましたが、台東区を始めとする
いわゆる下町には昔は人情が優先だったのですよ。

今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4-5.6 IS
撮影枚数21枚
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