あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年6月6日(月) 旧暦4月30日先負
- 品川神社 -
日記

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 東京の日中は26度になるとの予報です。日中どころか朝から20度をはるか
に超えているようです。もう、暖かいなんて表現を通り越して熱いって表現の方
がぴったりですよ。あほまろは汗だく、モモちゃんの舌は伸びっぱなしの散歩で
した。これで湿度が高まると朝から蒸し風呂のような状態になるのでしょうね。
 そろそろ梅雨の声も聞こえています。そんな現実も一緒にやってくるのは嫌で
すが、だからといってモモちゃんとの散歩は欠かせないのです。
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 昨夜、我が家のすぐ近くのビルの壁が崩落したようです。築20年を超えたビ
ルなので壁のモルタルが剥離して歩道に落下しています。見上げると今にも落ち
そうなモルタルが数カ所、とっても危険な状態なので歩道を通行止めにしなけれ
ば危険なのですが、ビルの下で商売をしている方々の商売は上がったり。さかん
に警官に文句を言ってましたよ。そんなこと言われても返す言葉も無くお巡りさ
んは困惑していました。商店の苦情は理解できるのですけどこんな時こそ近所も
協力をして早目の対処を一緒に考えても良いのではないでしょうかね。いくら下
町といっても表通りで商売をしている人達。近隣の不幸よりも自分の商売を優先
したい気持ちは判るんですけどね・・・。
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 昨日はお隣の鳥越神社のお祭りでしたが、昨年大雨で満足な写真が撮れなかっ
た品川神社のお祭りの方が気になり、今年も行ってまいりました。品川神社と、
荏原神社は、目黒川を挟んで北品川と南品川に分かれており、品川神社を“北の
天王社”、荏原神社を“南の天王社”と親しまれ、古来から海中渡御のお祭りで
有名な神社なのです。しかし、現在船渡御(海中渡御)をするのは荏原神社だけ
で、品川神社は海に入ることはありません。もっとも、品川神社の氏子町会から
海が消えてしまい入れようにも入れる場所が無いのです。
 荏原神社も同じですが、伝統の船渡御を絶やさないために、神社前の目黒川か
ら神輿を船に乗せてお台場海浜公園まで運んで海に入れるのだそうです。
 先週は荏原神社のお祭りで恒例の海中渡御が行われたのですが、今年こそ海中
渡御を逃さないぞと粋がっていたのですが、残念ながら開催日を忘れていたので
した。知ったのは翌日のニュース、残念でした・・・。
 そんな残念な想いもあり、あの奇妙な格好をした御神輿をもう一度観てきまし
た。この御神輿は、チョイチョイ神輿と称され、担ぎ手は神輿の中心に向かって
両側から向かい合って担ぐのです。ですからみんなが蟹のような横歩きでの渡御
なのです。これは、御神輿にお尻を向けるのは失礼だということでこうなったそ
うですが、なにしろ全員が横歩きなので神輿の進行方向が定まらず、あっちこっ
ちにフラフラと揺れながら進行するのです。
 この格好の由来は、本来は船渡御用の御神輿だったってことなのでしょうね。
更にこの御神輿には御幣は付かず、その変わりに各町会に引き継ぐ時には町会の
太鼓を神輿に付けて担ぎ手が揃うように調子を合わせるのです。かけ声は“おい
さ、おいさ・・・”、総てが三社祭に慣れた者の常識を覆すお祭りなのです。
 極めつけは神酒所の前で神輿を差し出す時、品川囃子の笛太鼓に合わせ担ぎ手
みんなが唄うように調子をとりながら差し出すのです。写真を撮っている者にと
ってはお囃子のフレーズが終わるまで差し出している御神輿をじっくり撮ること
が出来るのですが、両手を挙げて神輿を担いでいる連中は大変でしょうね。
 今年は、午前中から夜の宮入りまでおよそ10時間を費やしたのです。でも、
知り合いの居ない地区のお祭り、困ったのは疲れた時に休む場所が無いってこと
です。途中食堂で休んだことは休んだのですが、食べ終わったら出なければいけ
ない、落ち着いて休めなかったのが一番辛かった・・・。
 おかげで、皮肉なことに撮影する時間はたっぷり、撮った撮った、三社祭並み
の枚数は1727枚、メモリーカード4枚12ギガバイトびっしりですよ。この
様子はあほまろ写真館でも紹介したいと思いますが、量が量だけに整理するのに
暫く時間がかかりそうなので・・・。
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 ごめんなさい、鳥越神社の例大祭は来週でした。
 訂正してお詫び申し上げます。

今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4-5.6 IS
撮影枚数34枚
昨日の品川神社例大祭
CANON EOS-1 DsMK2,CANON ZOOM 各種
撮影枚数1727枚
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