平成１７年４月２４日　旧暦３月１６日赤口

-　泣く子は育つ　-

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　浅草寺境内の奥山では、つつじ満開になりました。種類はさほど多くないので すが、あまり一般的でないキリシマツツジも咲いていますよ。わずか一株だけで すが、これって誰かが苗を勝手に植えたのでしょう。小さくて可憐な花ですが、 他のつつじより目立っているようでした。 　東京でつつじといえば、根津権現の「文京つつじまつり」が有名です。約５０ 種３０００株のつつじが咲き競い今頃がちょうど見頃なのです。浅草寺のつつじ を見ながら、今日は根津権現でつつじ鑑賞しようかな、なんて考えちゃったよ。 ------○------ 　昨日、浅草寺裏広場において「泣き相撲」が開催されました。古来より「泣く 子は育つ」といわれる子育ての神事として全国各地で開催されておりますが、浅 草では浅草寺が行うので仏事なのです。浅草寺裏広場に九代目市川團十郎の歌舞 伎十八番「暫（しばらく）」像が復元設置されて五周年を記念して平成３年から 始まったこの「泣き相撲」も、今年で１５回目となるのです。 　偶然、第一回目に参加できたという進行のお手伝いしていた同じマンションに 住んでいる方、“１５年なんてあっという間ですね、子供はもう中学生なんです から・・・”、懐かしそうに当時を振り返っていました。 　この行事の参加資格は、台東区に住んでいるか、台東区出身で他の地にお嫁に いった方が昨年一年間に産まれた子供だけ、そんな条件をクリアした４０組８０ 名の赤ちゃんが泣き技を競ったのです。日大の相撲部の巨漢にだっこされた赤ち ゃん、高い高いされて喜んでいる子がほとんどでしたよ。取り組みが１分を経過 しても泣かない場合、組ませ役が鬼の面をつけて子供を脅かすのですが、まだ鬼 はもちろん世間の怖さを知らない赤ちゃんのこと、珍しそうに触ったりじゃれた り、全く効き目がありません。そんな様子に会場は大爆笑。純真無垢ってこんな 子供のことを言うのでしょうね・・・、妙に納得したりして。あまりの可愛いさ に、撮影を忘れてつい見入ってしまったほどでした。我が家の子供たちもそれぞ れお相手が決まったようだし、来年は無理としても再来年は泣き相撲に参加でき たら良いのですが・・・。 　そう、あほまろの助手の古麻呂、“俺は絶対に浅草の人と結婚して浅草に住む ぞ”、急にそんなことを呟きましたよ。おまえ、まだ１９才じゃないか・・・。 ------○------ 　モモちゃんが病院に行ってきました。後ろ足に血が滲んでいるようなので、女 房が心配して連れていったのです。診断結果は、なんとストレスが溜まって足を 囓っているのだそうです。毎日秘密基地の中で自由にしていてストレスなんてみ じんも感じなかったのですが、これからいったいどうしてあげたら良いんでしょ うかね。 　また、最近妙に甘えるようになったのは、高齢のため節々の関節が弱ってしま い、歩いていても極端に疲れることがあるのだとか。それは、なんとなく納得で す。ただ、ストレスってのだけが気になるんだな・・・。家の中で繋がれている のがいけないんでしょうかね。 ------○------ 　どでかい声で有名な浅草の人力車「岡崎屋」さん。仙台のイベントに旅立ちま した。連休のイベントですが、塩原に居るお猿の信ちゃんとの打ち合わせと練習 なんですって。岡崎屋惣次郎さんとお猿の信太郎君がそろって仙台の街をパレー ドするそうです。青葉の仙台で、きっと絵になるでしょうね。仙台にお住まいの 方、４月２８日〜３０日に浅草専門店会が仙台三越で開催する「浅草まつり」、 是非ご覧になってください。信太郎君はモモちゃんと仲良しなんですよ。 　バイクで人力車を曳いて、颯爽と出発する惣次郎さんを、モモちゃんと一緒に 雷門前でお見送りです。お気をつけて、信太郎君によろしく！ 今朝の写真 CANON EOS-1KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS 撮影枚数７４枚 昨日の泣き相撲 CANON EOS-1 DsMK2,CANON ZOOM 28-135 F3.5-5.6 IS他 撮影枚数６０２枚 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿