____________________________________ 暑いですね。モモちゃんの舌も伸びっぱなしでハアハアいってますよ。それに も関わらずいつものお蕎麦屋さんで暖かいのを食べてしまうあほまろ、もう汗だ くで帰ってきましたよ。 ------○------ TBSのドラマ「タイガー・アンド・ドラゴン」は浅草を舞台に展開されてお ります。これによって浅草に観光客が更に増えるのは良いのですが、今日は週末 の土曜日です。早朝から大勢の観光客がやって来る雷門前を撮影隊が独占してい るのです。せっかく浅草にやって来るみなさんが最初に記念撮影をする場所がこ の雷門前と相場が決まっていますが、今朝はカメラを向けただけでスタッフが飛 んできて注意をしています。 “写真は禁止です!撮影しないでください!” “ばかやろ、てめぇーたちを撮ってるんじゃ無いんだ!” あちこちで言い争う声も聞こえています。あほまろは文句を言われるのが嫌な ので、向かいから撮影していると、何処で見付けたのか飛んできましたよ。 “写真はお断りします!”、 “なぜ、ここで雷門を撮ったらいけないんだ?” “肖像権があるので・・・” “雷門に肖像権?” “じゃ無くて、出演者との契約で本編以外の撮影はできないことに・・・” “ここから役者が見える訳ないだろ?” “台東区の許可をとっていて、注意しても良いことになっています・・・” まるで、コンビニ店員のマニュアル通りで応用のきかない言葉を羅列するだけ なのです。あほまろは6年以上も毎朝この場所から雷門の定点撮影をやっている ことを説明しても、台東区の許可をとっているので・・・、同じ言葉を繰り返す だけでしたよ。 まったく邪魔な存在なんだよな、こんな連中って。それに、なんでわざわざ週 末の混雑している日を選んで撮影をしているんだよ、まったく。でも、あほまろ が活動屋をやっていたころには、同じような文句をいってたのです。立場が変わ れば言葉も変わるのが道理ですが、もっと気の利いた言葉で波風を立てないよう に断ってましたよ。 ------○------ 花屋敷の覆いが総て取り去られ、屋上の建物がお目見えしました。ホームペー ジによると、これは江戸城に似せた(?)「笑運閣」(しょううんかく)という のだそうです。連休初日の29日にオープニングセレモニーを開催するとのこと ですよ。でも、よく見るとなんとなく昔の花屋敷で有名だった「浅草五階」にも 似ているように思えるのです。 明治から大正期にかけて、日本最初の高層建築として有名だった十二階、それ を目当てに浅草にやって来る連中を集めようと、花屋敷の境内には五階建ての塔 が建てられ、それを「浅草五階」と銘打って観光客を楽しませたのでした。 当時の花屋敷は、江戸末期の嘉永6年(1853年)、倫王寺の宮様から二万 千坪の土地を給われた森田六三郎という千駄木で活動していた植木屋によって造 られたいわば公園植物館のようなものでしたが、更に大勢の見物を集めよと、当 時では珍しいペンギンショーなども行われていたのでした。 そんな中、この五階建ての建物の存在も様々な書籍に残されているのです。今 回完成したこの建物、昔の絵葉書と比べてみるとどことなく似ているようにも見 えませんか。由緒ある花屋敷です、往年の浅草の歴史を感じさせるイベントとし て、「笑運閣」は良いにしても「浅草五階」の名前を復活しても良かったんじゃ ないのかな・・・。 ------○------ 今日はこれから観音裏広場で行われる「泣き相撲」を見にいってきますよ。昨 年一年間に産まれた約70人の赤ちゃんの威勢の良い泣き声が楽しですよ。
今朝の写真 CANON EOS-1KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS 撮影枚数48枚 ____________________________________