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　♪ 北風ふきぬく寒い朝も こころひとつで暖かくなる ♪そんな歌があります。
体の底から冷え込む厳冬を過ぎて、その寒さがあったからこそ、少しの暖かさで
も肌に感じ、何かしら嬉しさまで感じるようになるのですが、そうは問屋が卸さ
ないようです。暖かく明るい春を待つているあほまろとモモちゃん、寒くても頑
張ってもうすぐやって来る暖かい春を楽しみにしているのです。
すぐにその暖かさのあ りがたみを忘れてしまいます。
　今朝は雲一つ無い晴天ですが気温は相変わらず低くて寒いですよ。天気予報で
は明日から週末にかけて連日雪のマークが付いています。これから暖かい春を迎
えようとしている最中だというのに、雪が降るなんて考えられないですよね。で
もモモちゃんとあほまろは、今朝もそんな歌を口ずさみながら、こころひとつで
暖かい散歩をしてきました。暖かい春は必ずやってくるのですから。
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　雷門通りの歩道が広く綺麗になったのですが、やっぱり以前のように緑が恋し
いとの意見から街路樹の設置をすることになりました。数ヶ月前からその工事が
行われようやく基礎が完成し、今朝は街路樹が運び込まれています。トラックの
荷台に積まれた樹木の種類は確認できませんが、たぶん東京のシンボルの銀杏で
しょうね。
　あほまろは個人的に桜の木が欲しかったのですけど、桜は瞬間に散ってしまう
ので、長く葉を付けているこの銀杏が街路樹としては都合が良いのでしょう。こ
れで殺風景だった雷門通りにも自然の香りが漂うのです。なんていったって、こ
の通りは浅草のメインストリートですから。
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　「浅草音頭祭」ってのが開催されるそうです。この夏「つくばエクスプレス」
の開業で、新しい浅草駅が誕生する浅草西地区の商店街などが開業記念として作
曲を依頼した「浅草音頭」。今度の日曜日（６日）に、踊り手約２０名が六区ブ
ロードウエイ商店街など七カ所の商店街でお披露目パレードを行うのです。
　東海林良さんの作詞で、あのミッチーのご主人世志凡太さんが作曲を担当し、
♪春の浅草　千本桜　ジャズも流れる　屋形船・・・♪、浅草の四季とイベント
を盛り込んだ浅草のテーマソングになるようです。歌詞の中には、「ソイヤ、ソ
イヤ」なんてかけ声も入っていますよ。
　踊りは元ＳＫＤの若旅かずこさんが振り付けで、今流行の二本の「あや棒」を
手に持って踊るそうです。「あや棒」ってのは、あのマツケンサンバでバックダ
ンサーが持っている例の派手な筒のこと。マツケンサンバでは、飾が施こされ、
きらびやかなライトが点滅しているのですが、浅草音頭でも同じように光るのか
な。
　全国で有名になった高知の「よさこい踊り」ではみんなが鳴子を持って踊るよ
うに、これからは「あや棒」が流行するのでしょうかね。
　浅草西地区商店街協議会では、これを記念し、今月１５日まで記念セールを行
い三千円分の領収書やレシートのコピーをイベント事務局に送ると「浅草音頭」
のＣＤが抽選でプレゼントされるそうです。また、チラシ持参の人には割引や記
念品も貰えるそうですよ。
　こうなったら、外国のサンバなんてのを止めて、「浅草音頭カーニバル」なん
てので浅草を盛り上げて欲しいですね。
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　「浅草音頭」と変換すると、「浅草温度」って出てきてしまったよ。今は寒い
浅草にもそのうちきっと暖かい春が来るのでしょうね。「浅草音頭」をきっかけ
に、住民みんなのこころひとつで、もう一度、華やかだったころの浅草を盛り上
げて暖かくなりたいですね。