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あほまろは昨夜、根岸の友人に誘われてちょっと飲み過ぎています。もしかす
ると二日何たらってやつかな。そんなあほまろの態度が判るのか、今朝の散歩は
モモちゃん主体です。モモちゃんが行きたい方について行くって言った方が正し
いのかもね。でも、コースはいつもと全く一緒です。
浅草寺境内の水溜まりに厚い氷が張っています。気温は氷点下なのでしょう。
昨日の雪は午前から雨に変わったので出来てしまった水溜まり。モモちゃんは避
けて通っているっていうのに、通学の子ども達は氷の上をバリバリ歩いています
。それがとっても楽しそうなんですよ。嫌がるモモちゃんを強引に引っ張って、
あほまろも水溜まりを渡り歩いて、バリバリバリバリ、バカなアホだね。
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母子地蔵のお母さん、今月中頃まで被っていた白いスキー帽が誰かに取られて
しまい、とっても寒そうだったのですが、今朝から新しい帽子を頂きましたよ。
まだ正札の切れ端が付いているので、いつもお参りをしているお婆さんが買って
きたのでしょう。
お婆さんも戦後満州から引き上げてきた方で、港までの山越えの途中に我が子
を亡くしてしまったそうです。最近見かけなくなって心配していたのですが、今
朝のお地蔵さんの姿でまだ元気でいらっしゃるようで安心しました。ここを詣で
る方は大勢いるのですが、このように寒くなるとお洋服を着せてくれるのは、こ
のお婆さんだけなのです。
こんな簡単なことでも、なかなか出来ることじゃありませんよね。毎朝見てい
るあほまろも何かしてあげなくっちゃ、いつもその場では考えるのですが、まだ
何もしていないんです。せいぜいお線香でもあげなければ・・・。
そんなことを考えながら西参道を歩いていると、汚い袋を背負ったおっさんが
・・・。あれ、あの白い帽子は・・・。そう、お地蔵さんの帽子なんです。でも
、お地蔵さんだって、生きている人に使ってもらった方が良いと喜んでいるでし
ょうね、残念だけど・・・。
それより、おっさんと擦れ違いざま、強烈なアルコールの臭い、二日何たらの
あほまろには厳しかったよ・・・。いろんな意味でむかついてしまった。
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浅草公会堂で行われていた浅草歌舞伎が昨日で終わりました。連日ほぼ満員だ
ったそうです。あほまろは最初に観てしまったのですが、楽日に近づくほど観客
も多く、昨日は立ち見もあったとか。
毎年浅草で開催される新春歌舞伎は、歌舞伎座などでは観られない若手役者だ
けで演じるのが特徴なのです。そして大看板が居ないので木戸銭も安く学生にも
手が届くお手軽歌舞伎としても有名なのです。
話題は、会期中の一日を「着物の日」として、観客全員が和服で観劇するとい
う日を設けているのです。今年は１月９日だったのですが、あほまろは大阪の戎
まつりに行く日なので参加することができませんでしたが、夫婦で観劇して来た
友人の話によると、歌舞伎では珍しいカーテンコールなんてのが行われ、俳優陣
が全員並んでのご挨拶もあったそうです。
市川亀治郎さん、「ここからの景色をぜひみなさまにも見ていただきたいです
」と、懐からデジカメを取り出して客席を記念撮影したそうです。公会堂を埋め
尽くした１０００名の和服姿、きっと艶やかだったのでしょうね。
最後に挨拶をした市川男女蔵さんが、「次は水着の日も・・・」観客一同大笑
いだったとか。
正月だけの興業じゃなく、浅草でも毎日観られる劇場が欲しいですね。
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節分の奉納提灯の中に、常連のなぎらけんいち、ちばてつやさんと並んで、中
村勘太郎、中村七之助兄弟の名前が並んでいます。もしかしたら、今年の豆撒き
にもいらっしゃるのでしょうか。ちょっと楽しみですね。
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あ〜二日何たらが“ぎもじばるいじょ〜〜”、今朝の気分も氷点下、よ〜し、
今日から酒止めるぞ！
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