やっと天気が回復しました。昨夜までの予報では雨だとか雪だとか様々な情報
が乱れ飛んでいましたが、都心では雪が振ることもなく過ぎたようです。それに
してもテレビの天気予報をしている連中の態度ってのは無いですよね。“雪が降
るかも知れない”、“雨が雪に変わるかも知れない”、“都心でも数センチの積
雪があるかも知れない”等々、どのキャスターも“かも知れない”とぼやかして
いましたが結果は降らなかった。そしたらどうでしょう、“やっぱり予想通り雪
にはなりませんでしたね”だって。何が予想だ！
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　雪にはなりませんでしたが、寒い週末が過ぎると一転して快晴です。でも、と
っても寒い朝になりました。こんな寒さを凌ごうとしたのか、昨日の深夜またま
た五重塔通りの常磐堂裏でボヤ騒ぎが起こりました。この辺で暮らすホームレス
が寝ている段ボールが燃えたのです。
　この場所は路地裏なので人目に付きにくく、夜になると段ボールで暮らす人達
が大勢集まる場所なのです。彼らだって、暖かいものを食べたくて火を使うこと
もあるのです。先日もここでカートリッジ式のガスコンロで鍋を温めておりまし
た。きっとそんな火が段ボールに燃え移ったのでしょう。モモちゃんが辺りをク
ンクン嗅ぎまわっています。まだ、焼けた臭いが残っているのでしょう。
　こんな光景を見るのは、この場所だけじゃないのです。特に多いのが屋根が付
いていて雨が凌げる新仲見世通りです。総てのお店が閉まる午後９時頃になると
、どこからともなく段ボールを持った連中が集まり、あちこちで宴会が始まって
しまうのです。そこで、「火を囲んで・・・」なんて恐ろしい状態を目撃するこ
ともあるのです。もちろん焚き火などじゃなく、カートリッジ式のガスコンロや
石油ストーブですが、こんなのを野放しにしているから今回のようなボヤ騒ぎが
多発するのでしょうね。でも、彼らだって生きていかなければならないし、暖か
く迎えてくれる施設なんてのも無いし・・・。繁華街浅草の更なる繁栄を模索す
る連中は多いのですが、その一方で誰もが手を付けられない闇の部分。こんな状
況こそいの一番に解決しなければ、浅草は益々衰退していくのでは・・・。
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　浅草「ロックフラワー通り」のリニューアル工事が進んでいます。今まで、樹
木と花壇に覆われた通りだったのですが、樹木が育ちすぎてしまって景観を悪化
している等の理由で、通りから樹木や花壇を撤去し、名称も「浅草六区通り」と
改名。浅草で育った往年のスターの肖像画で通りを飾るのだそうです。
　この新しい通りは、今年３月末の完成を目指して昨年の１１月から工事が進ん
でいます。今朝は、花壇の植え込み用に路上にせり出した部分の撤去作業が行わ
れています。これで、この通りも至極普通の道路に戻ってしまうんですね。これ
も浅草の活性化のためには必用なことなのかも。樹木が無くなってしまうってこ
とは、夜に集まってくる段ボール連中を排除したことにもなるのですから。
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　死者約６３００人、３０万人以上の方が避難所で生活を行なった、阪神淡路大
震災から１０年が経ちました。あの日の朝、テレビで写し出された信じられない
光景を未だに鮮明に覚えている方も多いでしょう。あれから１０年が経ち、今で
はあの惨事が夢であったかのような復興を遂げた神戸の街。でも、テレビでは当
時の様子とオーバーラップをさせながら繰り返し写し出されています。
　記録ってのはいったい何のために行う行為なのでしょう。過去の災害を検証し
て対処を考えるためといえばそれまでですが、当時幸せに暮らしていた家が崩壊
する様子を何度も見せつけられる被害者の感情はちょっと違っているようです。
あほまろの知り合いもあの惨事で家を失っています。六甲口の駅近くで商売をし
ていた関係で、あの惨事を伝える映像には必ずといって良いほど自宅の崩壊が登
場するのです。
　“人間には肖像権がある、でも我が家には・・・”、そんな映像を繰り返し流
され、心ないテレビ局の連中が無神経な取材にまで来るのだそうです。見た目に
は何も無かったかのような復興を遂げた神戸ですが、バブル崩壊後に起きた震災
で傷ついた被災地の経済は長期化した不況も加わり、かつての活力を完全には取
り戻せていないそうです。
　同じく自宅の崩壊を繰り返しテレビで流され続けている新潟中越地震被災地。
マスコミの加熱した報道合戦はかえって被災者を苦しめているってこと、察して
欲しいですね。
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　浅草神社の絵馬に込められた願い、“人類が平和でありますように”、こんな
こと絵馬に書けるなんてとっても素晴らしいね。とっても感激した朝でした。