平成16年(2004)12月7日 火曜日

- 大雪(たいせつ) -

 浅草寺の上空に怪しい雲が・・・。北から西に向かってまるで飛行機が編隊を
組んで飛んでいったようにも見えるのです。不吉な事が起こらなければ良いです
が・・・。
 またまた北海道の根室半島南東沖で震度5強の地震が発生しましたね。これも
先月末の釧路沖地震の余震のようですが、同じような規模の地震だっていうのに
、何を基準に本震と余震なんて判断するのでしょう。もし、今まで以上の地震が
やってきたとしたら、それまでの地震はみんな余震だった、ごめんなさいかな。
地震に本当も嘘も無いですよね、どれが本当なのかは論外と思うのですが、そん
なくだらない事に躍起になって研究するよりも地震の予測に力を入れてほしいで
すね。科学的に立証はされていないそうですが、地震雲だって本当に有るようで
すからね。
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 不思議な錬金術?が報道されました。「新潟県中越地震の被災地に義援金を贈
るための競馬を追加開催できるよう、農水省は6日、地方競馬の年間開催日数を
定めた競馬法施行規則の一部を改正する方針を固めた・・・」、こんなのアリ?
 この改正を受けて、収入が極端に落ち込んでいる岩手県競馬組合は、来年1月
8日から3日間、水沢市の競馬場で計33のレースを開き、売上金の一部(?)
を被災地に贈る計画なのだとか。一部っていったい何パーセントなのでしょう?
 144億円の累積赤字を抱える岩手競馬としては、規定された以上の日数で開
催できるとなれば、赤字の解消に役立つのは願っても無いこと。まるで、中越地
震を喜んでいるようにも見えるのですが・・・、ちょっと不謹慎じゃない?
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 かつての六区の賑わいを取り戻そう、そのためには暗い町並みを明るくするこ
とが大切・・・、街に緑を・・・、確か昭和の終わり頃にそんなスローガンの元
に、通りはくねくねとしたS字型になり、沿道には大きな木が植えられた六区フ
ラワー通り。今でもそれなりに緑も多く雰囲気は良かったのですが、六区の益々
の衰退化(?)と共に、暗い町並みを明るくするところか、暗い街が生い茂った
木々で益々暗くなってしまった・・・。
 そんな理由なのかは判りませんが、フラワー通りがまた元の普通の道に戻され
るようです。先週から始まった工事、今朝は沿道の大木の切り取り作業が行われ
ております。人口的に植えられた木でしたが、20年近くもこの場所で成長する
と、幹の太さは20センチを超える大木になってしまいました。
 チェーンソーの唸りが朝の六区一帯に鳴り響いています。六区の衰退を見つめ
て来た木々の鳴き声にも聞こえるようでした。この通りは、ごくごく普通の通り
になって、周辺の商店の二階部分には往年の浅草スター達の看板が並ぶのだそう
です。
 東京の青梅市や大分の湯布院町、北海道の夕張市等々古い映画の看板で話題に
なっている場所の真似を考えているのでしょうかね。浅草の活性化を目的とする
のなら、往年のスターの看板を並べるよりも、今、現在活躍しているスターの大
看板を並べた方が若者に受けるかも知れませんよ。廃れたら取り外す。スターに
とっても人気のバロメータになるような通りになったとしたら、きっと若者も戻
って来るかもよ。
 六区フラワー通りに10年間飾られたスターは、自動的に浅草公会堂前のスタ
ーの広場に手形を飾ることができる・・・。そんな夢のような企画。青梅や湯布
院じゃ絶対に無理なのですが、浅草だったら出来るんじゃないかな・・・。
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 今日は 二十四節気の「大雪」(たいせつ)です。「朝夕には池や川に氷を見るよ
うになる。大地の霜柱を踏むのもこの頃から。山々は雪の衣を纏って冬の姿とな
る頃」太陽視黄経255度になる日をいうのだそうです。太陰暦の日付と季節を
一致させる為に考案されたものだそうですが、これを算出するにはとっても面倒
くさい計算が必用なのだそうですよ。
 そんなのは学者に任せ、暦に書かれている言葉で知れる便利な世の中、次にや
って来るのは、22日の冬至(とうじ)ですよ。この日は、一年中で最も夜の長
い日。冬至より日が伸び始めることから、古くはこの日を年の始点と考えられて
いたのだそうです。
 これから寒さが一段と厳しくなります。みなさまも風邪などひかないように、
ご留意ください。ちょっとくしゃみが連続して出てしまった大雪の朝のあほまろ
とモモちゃんでした。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数30枚