平成16年(2004)10月21日 木曜日

- 半井小絵 -

 “台風一過、明日の朝は秋晴れの良いお天気になるでしょう”、どこが・・・
、昨夜のNHKの天気予報で半井小絵がそんなことを言ってたような。冗談じゃ
ないですよ、まだ台風の影響が続いていますよ。強風で土砂降りで地面からも雨
が降っているような・・・、おかげでズボンの足下がビチャビチャだよ・・・。
でも、半井小絵ちゃんが可愛いので許してあげましょうね。
 台風23号の直撃で東京都内あちこちで増水や浸水の被害があったようです。
浅草でも、地下の電話線のパイプが浸水で一部の地区で電話やネットが使えない
状態が出ています。自宅の配線はかろうじて助かったようですが、あほまろの秘
密基地の配線は被害にあっているようです。この雨の中、電話局の係員がずぶ濡
れになりながら復旧作業を行っておりました。きっと会社が始まるまでには復旧
してくれるのでしょうね。ご苦労様です。
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 NHKの気象予報士の半井さん、“はんい”では無く“なからい”と読むので
す。そういえば、先日「愛媛の名付け親」企画展を紹介しておりました。愛媛県
の名付け親として知られる半井梧庵(なからいごあん)にスポットをあてた企画
展が開催されているそうです。この半井梧庵は、医師、国学者、歌人、神官と様
々な職業を持っていたそうですが、写真家としても有名です。特に今治城や松山
城の写真は絵葉書としても売り出され、撮影者として彼の名前が紹介されている
ものも多いのです。もちろん絵葉書収集家のあほまろも持ってますよ。
 もう一人有名な人が居ますよ。11月1日に五千円札が発行されそのモデル、
樋口一葉がただ一人、想いを寄せた男性、半井桃水(なからいとうすい)です。
当時、新聞記者で小説を書いている半井桃水、生活のためにどうしても小説を書
きたいと訴える。一葉の熱心な頼みに心動かされた桃水は新聞小説を書く指導を
承諾し、一葉は毎日桃水の元に通い新聞小説の指導を受けるのです。
 モテモテだった樋口一葉には、あの森鴎外もラブレターを書いているほどの美
人だったのでしょう。ありあまる才能に恵まれながら、志半ばで夭折した悲劇の
天才小説家を創り上げたのは半井桃水があってこそです。
 気象予報士の名前からどんどん反れた話になってしまいました。どんどん興味
の有る方向にズレてしまうのは、あほまろの悪い癖でしょうね。なんたって、毎
晩夕食をとりながらNHKのニュースを観るのが趣味なんですから、なんてまた
関係なかったかな・・・。
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 もう一つ横道です。先週の日曜日に貨幣博物館で11月1日に新しくなるお札
を見てきました。様々な偽造防止加工を詳細に説明しており、拡大鏡やブラック
ライトでその出来映えが鑑賞できるようになっているのです。でも、こんな手口
を明らかにするってことは、偽造を考えている人達の手助けにはならないのでし
ょうかね。特に、マイクロ文字などはその全貌を拡大展示しているのですから。
 今のお札が出たのが1984年なので、ちょうど20年ぶりにデザインが変わ
るのことになります。お札に採用されるのが、千円野口英世、五千円樋口一葉、
一万円福沢諭吉ってのはもうご存じでしょう。このお札の肖像に女性が採用され
るのは、日本銀行券としては初めてだそうです。過去には神功皇后が採用された
ことがあっただけなのだとか。
 ちなみにこれまでお札になった人達の人気といえば、貨幣博物館の調査すると
ころによると、1位:聖徳太子、2位:菅原道真、3位:和気清麻呂なのだそう
です。でも、あほまろにとって聖徳太子以外の二人は記憶に無いのですけどね。
いったいいつの調査なのでしょうかね。
 何はともあれ、もうすぐホログラムが綺麗に輝いている新しいお札が出回るの
ですよ。あほまろも一万六千円持って両替しましょうかね。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数28枚
半井さんは、NHKテレビより