平成16年(2004)9月18日 土曜日

- 降灰 -

 浅間山の噴火が東京にも降灰をもたらしました。我が家のベランダの手すりの
上が白い粉で覆われています。手にとってみると、まさしく火山灰なのですよ。
気象庁は、「火山灰が北西の風に乗って首都圏まで届いたようだ。今後も中規模
な噴火の可能性はある」と注意を呼びかけています。今朝の写真でもお解りの通
り、東の空がなんとなくどんよりと霞み、異様な色をしています 。これも上空を
浮遊する火山灰の影響なのでしょうね。
 あほまろが札幌に住んでいたころ、有珠山の噴火で飛んできた火山灰を大量に
被ってしまったことがあります。記憶に新しいところでは、平成12年3月の噴
火でしょうが、経験したのはその前の昭和52年の噴火の時でした。噴火の3日
 あれは、ちょうどイベントの設置作業を行っている最中でした。雨が降り出し
たので、早めに作業を終わらせようと急いでいた時、誰ともなく気付いた白い斑
点、これはいったい何なのだろうとみんなで顔を見合わせている最中、更に大粒
の灰が降り注いできたのです。
 驚きました、それが何かも判らず天変地異でも起こったかのようで恐かったで
すよ。今のような携帯電話も無い時代、有珠山が噴火したっていうのを知ったの
は、夕方家に帰ってからでした。
 それから20年以上も経った今は便利な時代になりましたね。自分の部屋に居
ながらにして、有珠山や浅間山の現在の姿を監視することが出来るのですから。
特に、浅間山の中継サイトはとっても参考になりますよ。一度ご覧になってみて
はいかがでしょう。
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 今朝のモモちゃん、入院する前よりも元気になりました。今まで、走るなんて
ことも無くなったのは、年なのだなぁなんて思っていたのですが、病気のせいだ
ったのですね。いつものお地蔵さんの柵の中をとっても元気に走り回っていまし
たよ。お腹の傷跡は生々しのですが、これも徐々に消えていくのでしょう。こん
な元気なモモちゃんの姿は久しぶりでしたよ。
 女房が、一番下のタマちゃんを一緒に連れてきました。でも、タマちゃんは全
く歩こうとしません。お尻を地面に付けたままズルズルと曳かれているだけです
。モモちゃんも心配そうにしているのですが、いつまでもズルズル。結局女房も
疲れて抱き上げてしまいました。
 もう三歳になるっていうのに、いつまでも外を歩けなくちゃ困りますね。モモ
ちゃんの後継者として散歩にお供を育てようと飼っているんですよ。
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 “いよいよスト突入ですね”、もちろんプロ野球の話です。JRや私鉄などの
ストライクの時には、みんなこぞってストライキをする労働組合に対して文句を
いうっていうのに、野球となると誰もが選手組合の身方になってしまうんですね
。電車が止まってしまうのと違って、野球なんてやらなくても自分の生活にとっ
ては何の不自由も感じないって訳なのでしょうかね。
 そうなんです。野球なんてお荷物と考えている経営陣も、高い年俸を貰って悠
々自適に暮らす選手達も、勝手にやったら・・・。こんな状況じゃ日本からプロ
野球が消えてしまうかもしれませんよ。このさい、一度総てをリセットして、新
規に野球機構を作り直したらいかがでしょうかね。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数30枚