モモちゃんの手術が無事終わりました。子宮蓄膿症という病気で、子宮を摘出
をしてしまいました。昨夜は麻酔の影響で熟睡しているようで逢えなかったので
すが、今日は午前10時から面会ができるので早めに散歩を済ませてきました。
モモちゃんが居なくても毎朝癖になってしまった散歩ですから、今朝はハニー
ちゃんを連れて出かけたのですが、久しぶりの散歩でちょっと歩いただけですぐ
に抱いてくれとうるさいのです。写真も撮らなければいけないので、いつもの通
い袋の中の押し込んで連れて歩きました。窮屈な袋の中でも、外が見られるので
満足してキョロキョロ楽しそうでしたよ。雷門前で写真を撮っていた女の子が、
“あっ!生きている”、なんて声を出しています。袋の中にぬいぐるみでも入れ
て持ち歩いていると思ったのでしょうね。冗談じゃないよ、あほまろにはそんな
趣味は無いよ〜!
このヨクシャテリアのハニーちゃんもモモちゃんと同じ12才です。子供の頃
から一緒に育っているのでとっても仲が良いのですが、ハニーちゃんが一日早く
我が家に来たってことから家で一番威張っております。でも、昨夜からモモちゃ
んが居ないのを気にして何度もあほまろの書斎を行ったり来たり落ち着かないの
です。きっとハニーちゃんなりに心配しているのでしょうね。
小型犬の寿命は長くて10年といわれてますが、この子はとっても元気で病気
もしたことがありません。でも、モモちゃん同様奥歯は抜けてしまって、今は流
動食で暮らしていますがまだまだ長生きしそうですよ。
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モモちゃんはいまごろ寂しがっているのでしょうね。昨夜、病院から電話で手
術の成功を告げられ家族全員ほっとしてはいるのですが、はやり顔を見るまでは
心配ですね。辛いだろう、痛いだろう、寂しいだろう・・・。昨夜はそんな思い
が脳裏を離れませんでした。
ペットといっても10年以上も一緒に暮らしていると、子供同様なのです。い
や、子供以上の存在になっているのかも知れません。子供たちは産まれて4〜5
年経つと、なんでも一人で出来るようになります。そして、どんどん手がかから
なくなって、そのうち親の存在を無視するようになってしまうのです。
でも、犬たちは手がかかります。未だにおしっこのための散歩をさせなければ
いけないし、食事も与えなければいけない。老犬になると、流動食も作らなけれ
ばならないし、散歩の後は洗ってもあげなければならない。
子供たちの何倍もの手間をかけて育ててきたのは、偏に可愛いからだけなので
しょう。何もしてくれなくても、一緒に居るだけで満足できるのです。家族が寝
静まった夜中、ひとり書斎で原稿を書いている時は、足下に寄り添っていてくれ
るだけで筆が進むのです。眠たいのに我慢して寄り添っていてくれるのです。
悲しい時は一緒に悲しんではくれませんが、顔を見つめているだけで悲しさを
忘れさせてくれる。親の存在を無視することなんて絶対に無いのです。それが唯
一、子供と違うところなのでしょう。
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モモちゃんの入院は1週間程度かかるそうです。帰ってからも抜糸までは無理
が出来ないようです。明日から暫くは、あほまろ一人で朝の散歩を続けますね。
毎朝観音様と浅草神社でモモちゃんの無事を祈りながら。
心配してくれているみなさまから、たくさんのメールを頂きました。これから
モモちゃんと面会し、帰ってきてからお礼の返信をしたいと思います。とりあえ
ずモモちゃんは無事ですよ。ありがとうございました。
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