平成16年(2004)6月15日 火曜日
- こっくりさん -

 連日爽やかな朝ですね。散歩がとっても楽しいですよ。昨夜は久しぶりにモモ
ちゃんの身体を洗ってあげました。この時期は抜け毛が激しく、部屋中毛だらけ
になってしまうので、テニスボール大の毛玉ができるだけ抜いてあげたのですが
、まだまだ抜け毛が続いているのです。
 冬の頃の写真と体型を見比べてみると、まったく別の犬のように見えてしまう
ほどスリムになってしまったんですよ。毎年、梅雨が明けるころまでこの調子で
抜けていくのです。
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 言った言わない、まるで子供じみた論争が起こっていますね。シーアイランド
・サミットの際の日米首脳会談での拉致被害者、曽我ひとみさんの境遇に関する
ブッシュ米大統領の言及について「同情という言葉は出て来なかった」と述べた
杉浦正健官房副長官の発言が問題になっております。
 ブッシュ大統領はジェンキンス氏を「脱走兵」と指摘しながらも、曽我さんに
は「同情」を表明したって発言、大統領は同情されたのだろうと推察して発表さ
れたってことに訂正したいのだとか。こんな発言に何の意味が有るのでしょうか
ね。もし「同情」したって発言が有ったとしても「許す」ってことにはならない
はず。今更、言った言わないと論争したとろこで、何も変わることが無いと思う
んですけどね。
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 そうだ、言った言わないかは「こっくりさん」に聞いてみましょう。今朝、浅
草神社の鳥居の前で子供達がこっくりさんで遊んでいました。いました、ってい
うか、遊ぼうとしていましたってのが正しいですね。こっくりさんをしたくても
誰も10円玉を持っていないのです。
 おじさんが貸してあげましょう。10円玉を差し出すと、さっそく始めたのが
、○○ちゃんが好きだって××君が言ったとか言わないとか、男の子二人が真剣
にこっくりさんに聞いているのです。たわいもないことのようですが、本人達に
とっては真剣な問題。通学途中の子供達も集まって来て、10円玉の行方を見守
っておりましたよ。
 あほまろも子供の頃にやったことがあります。確か学校で流行りすぎて禁止さ
れた記憶があるのです。一時は集団ヒステリー現象になるので、絶対にやっては
いけないとかマスコミまでが騒いでいたような。でも、やっちゃいけないと言わ
れるとやりたくなるのが心理ですよね。
 こっくりさんを遊ぶと精神に変調をきたすとか、危険だから遊ぶなと言うこと
自体が、危険を増幅させているのです。大人やマスメディアが、怖ろしい、やっ
てはいけないと煽り、それに背いてこっそりと遊ぶ。そのスリルが何か起こった
と思い込ませるのでしょうね。かえって、こっくりさんのような不思議現象を介
して本音を語り合う子どもたちのコミュニケーションとしては、とっても有意義
な遊びなのかもしれませんよ。
 今の子供達は、こっくりさんと言ったらキツネが化けて出るので、キューピッ
ドさん、とかエンジェルさまとか言っているそうですよ。でも、やることは一緒
なのです。今朝の子供たちは基本通りに「こっくりさん、こっくりさん」って言
ってましたよ。恐れ多くも、神社の鳥居を台として行っているのですからね。
 ネットでこっくりさんを調べてみると、ちょっと気味の悪いこっくりさんを見
付けました。あまり夢中になって、キツネに取り憑かれないようにしてください
ね。気の弱い方はクリックしない方が身のためかも・・・。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数29枚