平成16年(2004)2月7日 土曜日
- ハワイ? -

 突然ですが、ハワイに来ています。さすがに真夏のような暖かさ、久しぶりに
のんびりと江戸情緒たっぷりのお風呂に入って、フラダンスを観て、トロピカル
ドリンクとハワイアンフードを満喫しております。
 東京からはるばる車で2時間足らずの常磐ハワイですけどね。そうそう、20
年ぶりに訪れた、ここ常磐ハワイは、「スパリゾートハワイアンアンズ」と名前
を変え、昔のイメージとは大違いの豪華な温泉レジャーランドに生まれ変わって
いたのです。昔はどっかの健康ランド的なところだったような・・・。
 なんで、常磐まで来たかというと友人の銭湯研究家町田忍氏のプロデュースで
開催される、「大江戸文化展」に、あほまろも協力しているのです。このイベン
トは、ハワイアンズ自慢の江戸風呂「与一の湯」に名前を使われている、銭湯の
創始者「伊勢の与一」のルーツをを探り、銭湯の知識、知恵を探る日本で初めて
の銭湯企画展なのです。あほまろの役割は、銭湯が初めて行われた時の入浴料が
「永楽一銭」だったとの記述を実証すべく、当時の貨幣文化を当時の資料に基づ
いた考証を展示解説しているのです。
 今回の展示会のために、江戸時代の湯屋のざくろ口や、戸棚風呂も実物大で再
現されており、桶細工師で有名な三浦宏氏制作による湯屋の精密模型の展示、北
斎筆「風呂屋こしらえ絵」など、銭湯にまつわる錦絵や湯屋の立ばんこなど、多
数の貴重な作品と文献も展示されております。
 また、現代の銭湯を象った模型の前では、ペンキ絵、タイル絵、屋根絵、など
も飾られ、今日初日はぺんき絵師中島盛夫氏による実演が行われ、明日はなぎら
健一氏の銭湯トークが行われる予定です。
 この「大江戸銭湯文化展」は、今日から3月14日(日)まで開催されており
ます。常磐ハワイの回し者じゃないのですけど、とっても充実した展示会なので
この機会に日本の福島のハワイにいらっしゃいませんか。
 浅草を離れての朝、モモちゃんはきっと寂しがっているのでしょう。明日の朝
はいつも通り、浅草寺境内から浅草の朝をお伝えいたします。
 以上、とっても治安の良いハワイからあほまろ現地特派員がお送りいたしまし
た 。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数120枚