なかなか暖かくならないので、弁天山
の桜も昨朝と変わらない状態で待機中な
のです。もうちょっとってとこなんです
けどね。明朝に期待しましょう。
　今朝は早朝から修学旅行の学生で賑わ
う境内の隅々に、観光客でも無く、お参
り客でも無さそうな一風変わった連中が
たむろしています。中には、ドッカの演
歌歌手を真似たような格好の女性や、花
束を持った老人まで・・・。
　境内横の広場では、大きなスピーカー
や、たくさんのマイクスタンドなどがト
ラックから降ろされ、コンサートの特設
会場の設置が行われています。作業をし
ている方に訪ねてみると、午後から天童
よしみさんのコンサートが開催されると
のことです。なるほど、納得しました。
あの奇妙な連中は、いわゆる”追っかけ
”の方々だったんですね。ドーりで、ド
ッカで見たことあるような格好の女性が
居た訳ですね。でも、コンサートは午後
からって言ってましたよ。その前に、お
練りのようなことをするんでしょうかね
。ドーでも良いことですけど・・・。
　浅草公会堂では、今年も新しく顕彰さ
れる手形の設置準備が行われています。
「浅草芸能大賞」と同時に行われる、大
衆芸能の振興に貢献した方がたの手型顕
彰式。今年度は、一龍斎貞水（講釈師）
・加藤　剛（俳優）・笑福亭仁鶴（落語
家）・橋　幸夫（歌手）・坂　真次郎（
能楽師）・柳家金語楼（サインのみ・落
語家）・永　六輔（浅草芸能大賞受賞者
・放送作家）の７名が新しく仲間入りを
されるようです。
　手形の設置場所もどんどん少なくなり
、あと少しで終わりそうですよ。この調
子で増やして行ったら、次は古い物から
撤去されるのでしょうかね。それにして
も、毎年６〜７名ってのも、ちょっと多
すぎると思うんですけど。
　お堀の外来魚捕獲作戦を覗いてきまし
た。環境省皇居外苑管理事務所が「牛ケ
淵」で進める外来魚捕獲作戦が大詰めを
迎えているとのこと。この場所は、浅草
に越して来る以前、あほまろが住んでい
た近所なのです。毎朝モモちゃんとの散
歩をしていた懐かしい場所でもあります
。このお堀から水を抜き、ブラックバス
やブルーギールなどの外来種を絶滅させ
るのが目的なのです。
　昨日は、５０センチ強のブラックバス
などの「大物」が次々と捕まったそうで
、外来魚計５４９匹。モツゴ、ワカサギ
、ヌマチチブなど在来種２２３１匹と、
６０センチ以上のコイやソウギョ、ハク
レンなども９１匹を捕獲したそうです。
　最近は、水質基準の見直しが計られ都
心の河川にも魚が帰ってきたようです。
アザラシのタマちゃんや、ボラの大群も
川が綺麗になった証拠なのでしょう。お
堀の水も綺麗になり鯉や鮒など日本固有
の品種が泳ぎ回るのなら、釣りでも楽し
める場所にして欲しいですね。でも、こ
こでの釣りは絶対に許されないんでしょ
うけど・・・。
　隅田川も綺麗な方ですが、まだボラも
アザラシも入って来ないんです。