2002年8月22日 木曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数19枚

住基ネット

 浅草も、急に秋らしくなってしまった。クーラ
ーの効いた部屋に入ると震えがくるよな。そんな
肌寒い夕べ。ちょっと風邪気味の目覚めになった
。おかげで、モモちゃんと散歩しながらのクシャ
ミは止まらず、モモちゃんの用足し用に持ってい
ったティッシュを総て使ってしまうほど。モモち
ゃんの用足し用のティッシュはいつもサラ金会社
が配っている。神谷バーの角で貰えば良いのだ。
 秋の気配が迫ってくると、真夏のクソ暑い日に
は鳴いていなかった蝉が、一斉に鳴き出した。久
しぶりに、鎮護堂をお参りすると、蟻の大群がお
供え物に群がっている。こんな光景は見たことが
ない。世の中どっか狂ってしまったんでしょうか
ね。それにしても、非公開なので、いつも静かに
佇む伝法院のお庭の優雅なこと。こんなお庭には
、まだトンボやバッタなどの虫たちが楽しく暮ら
しているんでしょうね。鎮護堂から柵越しに眺め
ているだけでも、心が安らぎますよ。     
 とうとうあほまろ家に、住基ネットの手紙が届
いた。テレビで、これを受け取った人が、”徴兵
令状を貰った時と同じ気持ちになった”なんて大
袈裟な事を言っていたが、現物を手にすると、結
構複雑な気持ちになる。先週、ニュース・ステー
ションで、目黒在住の久米宏が、番号が透けて見
える手紙で住基ネット番号を送った目黒区の態度
に怒り、マスコミを通じて全国民にアピールして
いた。そんな効用なのか、台東区では、めくれる
ように貼り合わせた住基ネット葉書を、わざわざ
別の封筒に入れて送る念の入れよう。貼り合わせ
葉書では、不用心だってことを悟ったようだね。
それにしても、専用の封筒を用意しておきながら
、”住民基本台帳事務”の文字をわざわざマジッ
クで塗りつぶしているのは何故でしょうね。この
手紙は、住基ネットの手紙なんかじゃ無いんだよ
って、更に気を使っているって訳かな。それとも
、”住民基本台帳事務”って書いていると、狙わ
れるかもしれないのを恐れたのか。どっちにして
も、貰って嬉しくない手紙だった。ちなみに、ど
のように番号を振り分けたのか、家族4人何の関
連も無い番号。ただ、ランダムに打ったとしか思
われないが、コンピュータ内部では何かの関連付
けがされているんだろうね。あほまろの番号は、
8888が並び、娘の番号は7777と並ぶ。こ
んなくだらない番号でも、ぞろ目が続くとちょっ
ぴり嬉しい。お札の番号のように、オール7とか
の珍番さんがテレビのバラエティ番組で、持て囃
されるように成るかもしれないね。昔、アメリカ
で仕事をしていた時、ソーシャルセキュリティと
いう、国民健康保険番号のような番号を貰った。
事務所を借りる時や、電話を取り付ける時、自動
車の免許証を更新する時などには、必ずこの番号
が必要になる。そんな訳で、あほまろは、いつも
紙に書いて財布に入れていたのだが、ほとんどの
アメリカ人は暗記しているようだった。番号とい
っても、数字とアルファベットの混じった11桁
(だったかな?)。ソフトをインストールする時
に必要な、マイクロソフトのCDキーみたいなも
んだよ。住基ネット番号も、そのうちアメリカの
ように、何の違和感も無く浸透していくんでしょ
うね。そして、数年後には、本当に徴収令状のよ
うな物を送る為の管理番号としても使われている
のでしょうね。               
 昨日、1996年8月20日に開設した、この
ホームページのちょうど6周年記念の日。アクセ
ス番号が30万番を越えました。続けるって事は
苦痛も伴いますが、これからも頑張っていく所存
でおります。応援よろしくお願いいたします。