2002年8月21日 水曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数29枚

酒飲みたいね

 台風はとっくに去って行ったっていうのに、今
朝も風が強い。そんな中、いつもの台湾観光客が
帰ってきた。最近は、”縦横遊”のバッジを付け
た台湾の連中を見なければ朝の散歩が中途半端で
終わってしまうような気持ちになってしまう。今
、覚え立ての片言の北京語、簡単な挨拶を交わす
程度だが、毎朝の境内で生きた中国語会話を実践
しているのだ。おかげで、春に上海に旅行した時
には、”貴方の中国語は台湾訛りですね”なんて
言われてしまったっけ。           
 八月も二十日を過ぎると、すっかり夏も終わっ
てしまった北海道や東北地方の小中学校では、始
業式を向かえる。東京でも、ちょっとは秋の気配
を感じさせてくれっても良いのだろうが、まだし
っかり夏しているんだね。東京が涼しくなるのは
、9月の半ば頃でしょうかね。        
 ある清酒の本に、「最近の俳句の季語に”吟醸
酒”ってのを入れても良いのではないだろうか」
そんなのを読んだことがある。日本酒にぴったし
の肴”うるか”ってのがある。アユの腸と子を塩
漬にした食品。産卵期の秋に製し、そのにがみを
賞美する。誰が決めたのかこの”うるか”は、秋
の季語にもなっているのだとか。それじゃ季語に
お酒を入れなくちゃいけないね。特に秋と聞くと
お酒が美味しい季節なんだから。    
 日本酒も1990年、国税局の等級制度が廃し
されてから、自由に醸造する事ができるようにな
って、吟醸酒ってのがブームになった。ワインの
ような口当たりと、フルーティーな香りが受けて
いる。酒は、原料や製法などによって細かく分類
されている。純米大吟醸・大吟醸酒・純米吟醸・
吟醸酒・特別純米酒・純米酒・特別本醸造酒・本
醸造酒・合成酒など、再分類されている。また、
醸造元によっては、生吟醸とか、本生酒などのお
酒も存在する。また、古酒、古古酒、長期貯蔵酒
など、2年、3年と寝かせた清酒も有るようだ。
 飲兵衛あほまろのように、高かろうが安かろう
が酒であれば何でも好む人間には、上等な酒は似
合わないが、やはり話題になってる酒は一通り試
してみる。今、巷での話題の酒は山形産の”十四
代”。一時は飲ませてくれる店を探すのも一苦労
だった。それが、最近では近所の居酒屋に必ず置
いてある。これって、製造量が一気に増えたんだ
ろうか。過去にグルメブームで話題になった”越
乃寒梅”。ブームの商機を逃さないため、粗製濫
造で生産を増やし、結果市場に溢れて人気を無く
していった。この”十四代”も、そんな臭いが漂
うようになってきた。初期の頃はm新鮮で美味し
く感じたのだが、最近は何かで薄めたようで後味
が悪い。                  
 朝っぱらから、酒の話題を書いてしまったのに
は理由がある。近所の居酒屋で、今日から”十四
代まつり”が開催されるらしい。この期間は、”
十四代・特別大吟醸・山田錦・中取り”ってのが
一杯1600円で飲めると書いてあったからなの
だ。                    
浅草公会堂の前の通り(オレンジ通り)の、”な
がや”っていうお店だよ。