2002年7月29日 月曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数19枚

コミュニケーション

 雨でも降りそうな雲行き、気温も下がり散歩に
は超快適。こんな日のモモちゃんは、どこかウキ
ウキしている。用足しも程々に、毎朝おやつをく
れる仲見世のおじさんの所に急ぐのだった。犬だ
って、あのクソ暑い中の散歩って嫌なんだろうね
。毎日がこんな爽やかだったら良いのにね。  
 今日は”アマチュア無線の日”、昭和48年の
7月29日に日本アマチュア無線連盟が制定した
記念日なのだ。当時は、この日の制定を記念して
各地でイベントが行われていた。あほまろも、当
時は無線に狂っていた。毎年7月29日は、仲間
を集めて”フォックス・ハンティング”なんて遊
びを楽しんだ日でもある。      
 昨日そんな新聞の記事を見て懐かしくなり、超
小型の無線機を衝動買いしてしまった。本当にこ
れが無線機と疑いたくなる。タバコの箱よりも小
さなトランシーバーで、VHFと、UHFの2バ
ンドをカバーし、単三電池一本で、出力はなんと
最大2ワットも出せる優れものだ。アマチュア無
線の世界から20年以上もご無沙汰していたが、
昔取った杵柄。なんとなく思い出しながら当時は
南極観測隊が使っていたようなコールサインに戸
惑いながらも、なんとかラグチュー(お喋り)に
たどり着けたのでした。今でも、アマチュア無線
って素晴らしいコミュニケーション手段だね。 
 幼児期から行う英才教育。そんなセミナーが全
国で流行っているらしい。なんでも、幼児書の出
版社が仕掛けを広めているようだ。そんな噂のセ
ミナーがここ浅草公会堂でも行われている。中で
何が行われているのかは判らないが、”末は博士
か大臣か”と、我が子の出世を夢見る親達が大勢
集まっているようです。       
 「幼児教育」とは一般的に、「3歳までに脳が
急速に発達する」という大脳生理学の立場から、
幼児期に文字や数などの知能開発を行うことをさ
しているのですが、最近では、いろいろな幼児教
室・知育教材・通信教育など「早期教育」のブー
ムになっているようだ。それに目を付けた出版社
等は、幼児教育セミナーと銘打って、幼児教育の
成功例を最もらしく掲げながら、英会話素材など
を法外な値段で売りつけているらしい。あほまろ
の知り合いも、昨年末産まれた子供のために、3
才までのカリキュラムのノウハウと共に、段ボー
ル2個分の絵本類を買わさたようです。その費用
は、年1回のセミナー参加費込みで、29万円也
。3年月賦でローン会社と契約したのだとか。払
い終わる頃には、きっと秀才になってるんでしょ
うね。これで、優秀な子供が育ってくれたら、本
当に安いものですね。        
 幼児教育の専門家が言うには、幼児教育とは、
「知育」とか「早期教育」とかは、一般的に考え
られているよりももっと自然な形で、もっと愛情
にあふれたやり方で、ご家庭で実践されることが
望ましい。幼児期は親の愛情と社会に融合できる
能力を培う時期。基本を無視した幼児教育で、社
会性を失ってしまった子供を創り出してしまうよ
うで、恐いとまで申しております。      
 2才や3才の子供が、英語でだだをこねても、
両親を始め、爺ちゃん婆ちゃんとのコミニュケー
ションは大丈夫なんでしょうかね。