2002年1月6日 日曜日       

今朝の写真
CANON EOS-D30
CANON ZOOM 17-35 F2.8
撮影枚数32枚

ボヤ騒ぎ

 晴天で気温が低くい朝には、あほまろの自宅か
ら西に富士山、東に筑波山が望める。特にこの時
期は毎朝見ることができるのだが、今年は富士山
を望む位置に新しいビルが建つらしい。8階以上
のビルが出来てしまったらもうお目にかかれなく
なってしまう。そうなったらちょっと寂しいね。
 今朝は消防車の音で目覚めた。ものすごい台数
の消防車が走って来て、近所で止まる。これは近
いぞ。慌てて外に飛び出してみると、雷門仲通り
から雷門に向かって入る路地で段ボールが燃えて
いるらしい。この辺には浮浪者が段ボールの家を
作って寝泊まりしている所。きっとその連中の火
の不始末で出火してしまったのだろう。それにし
ても朝からオオゲサに集まった消防車とパトカー
に驚かされたが、段ボールの中で煮炊きをしたり
タバコを吸ったりしているのだから、こんな事故
はしょっちゅう起こっているのだろうね。しかし
浮浪者達にこの寒さに暖をとるなとも言えないだ
ろうし、どこか暖かいところを用意してあげるこ
ともできないだろう。商店街では路上就寝を規制
しているので、このような路地裏に集まってくる
のだ。世の中が正月気分で盛り上がっている場所
で、少ない家財道具が水浸しになってしまった浮
浪者達。東京都が用意している施設の誘いも断っ
ているらしい。その理由は、門限や規則がうるさ
いので入居したくないとの理由が多いとか。まと
もな場所で寝泊まりできるより、路上の段ボール
の中での自由が人間らしい生き方とでも思ってい
るのだろ。いくら不景気な世の中といえども、働
こうと思えば安い辛いという冠がついた仕事はい
くらでもある。身勝手な自由のために朝から走り
回る消防士や、警察官の身にもなってくれよ。 
知り合いの浅草署の刑事も寒空の中、忙しそうに
走り回っていた。今朝のボヤは大事に至らなかっ
たのが幸いだった。出初め式の日なのにご苦労様
でした。                  
 晴海で行われる消防庁の出初め式には、江戸消
防記念会の鳶連中が全員出席し。勇壮な梯子乗り
を披露する。あほまろは現場には行ったことはな
いが、毎年テレビのニュースで拝見している。 
浅草界隈の江戸消防記念会三番組の鳶頭連中は、
晴海の式典が終わって帰り、無事出初め式が終了
した事を報告するために、雷門前、浅草寺、浅草
神社の三箇所で梯子乗りを披露する。今日も11
時頃には帰ってくるのだろう。この日記を仕上げ
たらもう一度雷門前に行かなくちゃ。