天気予報では雨となっていますが、いつもの散歩時間はまだ降っていないようです。でも、途中で降り出したらモモちゃんが可愛そうなので、今朝もナナちゃんと一緒でした。

　今日から浅草寺境内では納めの観音「羽子板市」が始まりますが、午前９時からの開始とあって散歩の時間にはまだ羽子板売り場は開いておりません。それでも、早朝からカメラを持った方々が集まっています。今日一日かけて羽子板市の開店から閉店までを狙うんだと、横浜の写真サークルの方々。おや、今日はモモちゃんじゃ無いんだ、中にはあほまろの日記を見ている方もいらっしゃるようですね。せっかく浅草にいらしていただいたのに、今日は一日雨の予報が出ているし、風邪をひかないように頑張ってくださいね。

　古来から風水で、人生での成功を考えるときには、陽のエネルギーに満ちた状態をつくることが良いとされています。こうした発想から「鬼門」といって、活動のエネルギーを阻止する場を嫌っています。「鬼門」とは、自分から見て北東（艮＝うしとら）の方位。時刻では闇のもっとも深い時間帯から夜明け前にかけて、季節では厳冬期から初春にかけて、いわゆる「万物が停止し、また生成をはじめる」時期にあたる方位とされ、家屋敷を造る時には、「鬼門」の方角に桃の木を植えたり猿の置物を置いたりするのです。これは「鬼門」の反対の方角が申であることから、鬼門避けとして祀られるのです。

　江戸では江戸城から「鬼門」の方向に東叡山寛永寺を置き清浄の気を保ったそうです。ここ、浅草寺も江戸城から見て「鬼門」の方向にあたるため、「鬼門」の裏側（南西）の江戸城が見える場所に申（猿）を置いているのをご存じですか。しかし、それを見たというか、気づいた人は浅草でも少ないようです。

　昨日は、その鬼門封じの「申」を見せていただきました。場所は、五重塔の第三層の南西角にあたります。

　下の写真をご覧下さい。これが第三層部分の「鬼門」封じの猿の鬼瓦です。きっと、ネットで公開されたのは始めてじゃないでしょうか。

　こちらは、すぐ下の第二層角。違いがお解りでしょう。この写真は、浅草寺幼稚園の屋上から撮らせてもらったのですが、それでも高い位置に設置されているので、全体像を見ることはできませんでした。また、この時期は木々の葉が落ちてしまったので見通しが良いのですが、春から夏にかけては葉っぱが邪魔して望むことは出来ないようです。

　厳冬期から初春にかけての、いわゆる「万物が停止し、また生成をはじめる」時期にあたる方位。写真を撮るにも「鬼門」の時期しか叶わないようです。

　この鬼瓦は、位置的に伝法院のお庭からしか見ることができません。しかし、お庭の池からでは遠くて肉眼では見られないのですよね。
　我が家から浅草寺は北東（艮）、いわゆる「鬼門」に位置しています。それを考えると、浅草寺の五重塔の鬼門封じの「申瓦」は、我が家にも陽のエネルギーを送ってくれていることになるのですよね。それで犬たちも長生きしているのかも。あぁありがたやありがたや・・・。

　

　







『本堂から宝蔵門』　

　『本堂から宝蔵門の大提灯』　

『今朝の浅草神社』　　　

　お留守番で可愛そうなモモちゃん。

　またまたご指名で悦に入るナナちゃん。

　おや、雨だっていうのにバビちゃんも来てたんですか。大丈夫だろうと思ったけど、やっぱり降り出してしまいましたね。あわてて帰って行くバビちゃんでした。

　サツキちゃんも傘を持って来なかったので、急いで帰りましょうね。実は、あほまろも傘を持って無いんですよ。

　雨だ雨だ・・・。走って来たのはクッキーちゃん。まだ暗かったので、撮れているか心配でしたが、なんとなく写ってましたね。

　でもまだ降ったり止んだりの小雨だったので、ジョージ君だって気にしませんよね。

　ココアちゃんだってどんな日でも、あほまろの被写体にならなければいけないので、散歩は欠かせないんだよね。

　そうじゃ無いの、今ではココアにも「まるごとココア」ってブログがあるし、何もあほまろに頼らなくても良くなったんだからね。

　最近は、モモちゃんよりもナナちゃんの方が多くなったでしょ。日記のタイトルもナナちゃんに変えたら良いかもね。

　ほら、人の言葉も聞かないで、またおやつ欲しがってるし・・・。まったくココアにとってナナちゃんは鬼門犬だよ。

　おとうさんそうだよね、ナナちゃんの家は、ココアの家から見て南西（坤）だから、裏鬼門ってことになるってのは関係ないか。

　南東（巽）の交差点の向かいで手を振ってくれたチコちゃんのおかあさん、とっても久しぶりですね。でも、南東（巽）から北西（乾）を望むってのも忌み嫌われているんだよね。なんてバカいってたら鬼が笑うかもね。チコちゃんもう笑っているし・・・。