台風13号は今日の夜半に房総半島の南海上を東北東に進んみ本州から遠ざかっていったようです。昨日の予報では、関東地方に最接近するのが午前6時頃とのことだったので、今朝の散歩は重防備を覚悟していたんですよ。でも、いざその時間になると雨も上がり雲の隙間から日も射していましたよ。台風一過、今日はきっと良いお天気になるのでしょうね。
雨が上がったので、今朝はモモちゃんを連れて散歩をしようと思ったのですが、昨夜は雨なので女房が用足しに連れていかなかったようで、既に書斎で用を足してしまったんですよ。しかたがないから、今朝もナナちゃんと一緒です。このところ連日ナナちゃんが一緒なので、モモちゃんの調子が悪いんですか、なんて散歩のおばさんに問われてしまいましたよ。大丈夫です、明日は一緒に散歩しますからね。
みなさんは毎日空を見上げますか。空を見上げては泣いている、なんて歌詞の歌もありましたが、空って人の気持ちを写しているかのようで、二度と同じ空は見られないんですよね。今朝のように台風が去り流れの速い雲、西の空からどんどん青空が迫る様子を見ていると、連日の作業に疲れ落ち込んでいる気持ちが雲の流れと共に、明るい希望に変わっていくような・・・。そんな気持ちにさせてくれるのです。あほまろは雲を見て気象予報が出来るような起用な技は持ち合わせてはいませんが、毎日、刻々と変化する美しい雲やおもしろい雲、変わった雲や雲によって起こる様々な現象など、もっと知っていればきっと空を見上げるのも楽しくなるのでしょうね・・・。
暦を見ると、今日は「空の日」で、「1911年(明治44年)のこの日、山田猪三郎氏が開発した山田式飛行船が東京上空を初飛行したのを記念し、1940年(昭和15年)に「航空の日」として制定。戦後一時中断した後、1953年(昭和28年)に運輸省と日本航空協会が復活させ、1992年に現在の名称に改定。」と、記載されていました。
空といえば飛行機と連想するのは、現代の人たちですが、まだ空に飛行機が飛んでいなかった時代の人々の目に写るのは鳥たちだけです。鳥のように空を自由に飛び回りたい、そんなことを詠んだ詩もいっぱいありますよね。また、漫画の「ドラえもん」が人気になった時、あほまろの子供たちが扇風機を頭上に掲げて空を飛ぼうと遊んでいたんですよね。昔も今も、人間はみんな空にあこがれているのです。
今、ネット上の架空世界を別人格になって歩き回る「セカンドライフ」というゲームが話題になっています。このゲームの素晴らしいのは、いつでも、どこでも、何も付けず、疲れることも無く、鳥のように空を飛び回れるのです。空の上から見付けた都市に降りて散策すると、友達がたくさん出来る遊びなのです。この世界のすばらしさは、お金が無くても困らないことと、犯罪や災害が全く興らないことなのです。まるで、人類が求め続けた理想郷として発展していたのでしたが・・・。ユーザーが多くなると、企業が進出、当然企業は利益を求めるようになってしまったのです。おまけに、「セカンドライフでお仕事してみませんか?」なんて求人広告まで出されるようになりました。こうなると、もうバーチャルの世界からどんどん離れ現実に近くなってしまったのです。実際、セカンドライフ内の土地を売買したり、クレジットカードを発行したり、通販のお店を開店したりと、もう本当のショッピングアーケードそのものなのですよね。また、よく考えたもので、マンツーマンで英会話を教えてくれる塾とか、園芸の指南なんかもあるようです。このまま野放しにしておくと、そのうち販売する商品を巡って犯罪も興るようになってしまうのでしょうね・・・。
でも、あほまろはそんなのは全く利用すること無く、ただただ、仮想世界を飛び回っているのが好きなんです。夜、ベッドの中にパソコンを持ち込んであっちこっちと飛び回っているのです。でもね・・・、ひとつだけ不満をいうと、空がはいつも同じってことかな・・・。そんなところに現実を求めてはいけないのでしょうけど、そのうちに空や自然が再現出来るような仮想世界も登場して欲しいですね。
空〜を自由に、飛びたいなぁ〜〜〜! 毎日、あほまろが空を見上げ、空の写真を撮っている理由なのかも。
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