あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成20年9月19日(金) 旧暦8月20日先負
- 苗字の日 -
日記写真
『今朝の浅草』   

 台風13号のおかげで、東京も雨が続いています。散歩に出かける時には止んでましたが、地面が濡れているので今日もナナちゃんと一緒です。でも、家を出る時はモモちゃんも一緒だったので、玄関で別れる時のモモちゃん、今まで出したことも無いようなうお〜ぉ、うおぉ〜なんて悲しい鳴き声で我々を見送っているのでした。可愛そうだけど、モモちゃんは老犬なので、女房と一緒に近場で用を済ませてちょうだいね。でも、写真だけは撮ってあげるよ、なんたって、この日記は「あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記」なんだからね。

 暦を見ると、今日は「苗字の日」ですね。明治3年、戸籍整理のため、太政官布告により平民も苗字を持つことが許されたのでしたが、全く普及せず、このため明治8年に改めて、全ての国民が姓を名乗ることを義務づける布告がなされましたが効果が無く、村の戸籍係が住んでいる住所から勝手に苗字を付けて本庁に届けを出してしまった町村も多く、そのおかげで、今でも同じ地区で暮らす人々のほとんどが同じ苗字って所も残っているようです。

 それまでは苗字が無くても、横丁の徳、並木の予兵衛など、住まいの特徴を付けるだけで事が足りていたのです。また、落語でお馴染みの左官の長兵衛、大工の五郎など、職業を冠にする場合も多かったようですね。

 この太政官布告を「平民苗字必称義務令(へいみんみょうじひっしょうぎむれい)」といいます。
 
 ちょっと気になったので、ウィキペディアで調べてみました。

 名字(みょうじ)は、苗字とも書き、元々、名字(なあざな)と呼ばれ、中国から日本に入ってきた字(あざな)の一種であったと思われる。公卿などは早くから邸宅のある地名を称号としていたが、これが公家・武家における名字として発展していった。
 例えば、徳川家康の場合は、徳川次郎三郎源朝臣家康となり、「徳川」が名字(苗字)、「次郎三郎」が通称、「源」が氏(「姓」、本姓とも呼ばれる)、「朝臣」が古代の姓(かばね、古代に存在した家の家格)、「家康」が諱(いみな、つまり本名)になる。


 ところが、「苗字の日」を調べてみると、どこのサイトでも2月13日が「苗字制定記念日」となっているのですが、法務省のホームページでは、「我が国における氏の制度の変遷」に、明治3年9月19日太政官布告 平民に氏の使用が許されると記載されているのです。どっちが本当の記念日なのかはもっと調べなければ分かりませんが、これらのデータを参考にすると、2月13日は「苗字制定記念日」で、9月19日は「平民苗字許可令」が出された日なので、今日が「苗字の日」で良いのかもね。

 あほまろの苗字は・・・、確か、産まれた時に親が付けてくれたようですが、最近全く使っていないので、忘れてしまいましたよ。それはそれとして、あほまろの苗字は「三遊亭」です。でも、これは亭号といって、屋号の一種で、歌舞伎のような芸の格付けから来ているものではありません。ですから、落語家でも無いあほまろでも、師匠が許してくれるとペンネームとして堂々と使うことが出来るのです。以前に、仕事関係の方に名詞を差し出すと「三遊亭」なんて、勝手に使ったら叱られますよ。そんなことを言われたこともあったのです。それは当然のこととは思いますが、師匠の圓歌は新聞でも雑誌でも、「三遊亭あほまろ」を、使っていることをとっても喜んでいるのです。

 実は、この「あほまろ」にも歴史があるのです。あほまろが学生時代、演出と脚本の師匠だった大先生に頂いたペンネームが「亜寳頼馬鹿(あほよりましか)」だったのです。でも、なんとなく仕事以外で使うのを躊躇って、先生には内緒で個人的な仕事でには「亜寳麿裕寳(あほまろゆうほう)」を使っていたのです。それを知った圓歌師匠が、「三遊亭あほまろ」を許してくれたって訳。
 でも、テレビ局や新聞社の一部では、どうしてもその名前は使えないと言われたこともありましたけどね。でも、本名みたいになっている名前なので、もし、使えないのならと、お断りをすることもあるのですよ。
 
 更に余談ですが、以前の名前「亜寳頼馬鹿(あほよりましか)」は、漫画家の弟子が「亜寳よりましか(あほよりましか)」として使っています。女性なので、「ましかちゃん」とか呼ばれているのを聞いていると、妙な名前でも全く違和感は無いですよね。彼女はその名前で昨年の講談社モーニングのちばてつや賞も獲得したんですよ。

 今日も、くだらないことを長々書いてしまって申し訳ございません。

『今朝の雷門』


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『今朝の宝蔵門』

  
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『今朝の本堂』 

 
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『本堂から宝蔵門』
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』

 
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『今朝の境内』
 
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『今朝の浅草神社』   
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『今朝のワンちゃん』

 あほまろの苗字は「三遊亭」ですが、同じ家族でもその苗字は使えません。ですから、モモちゃんの病院のカルテには、女房が嫁いだ家の苗字が付いているんですよ。
 今朝も連れていってもらえないんだ・・・。悲しそうな顔のモモちゃんです。
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 女房ですが、生涯に二度も苗字を変えているのです。
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 バビちゃんも病院にかかると苗字がもらえるんだよね。
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 毎朝お逢いする方々ですが、ワンちゃんの名前は知っていても、飼い主の名前は聞いたことがありません。でも、ヒナちゃんとゴン君のおとうさん、だけで、みんなが解ってくれる。これって、苗字の無かった江戸時代みたいだね。
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 ジャム君のおかあさん。雨でもお散歩、汚れてもちっちゃいワンちゃんなので、洗うのも簡単ですよね。
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 わ〜ちいさい・・・。実は、このワンちゃんはアックス君と同じラブラドールのハナちゃんです。まだ生後三ヶ月なので、こんなに小さくて可愛いのです。でも、半年も経てば、おかあさんが手に負えないかもね。
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 まぁ、可愛い〜!メグちゃんのおばあちゃんも嬉しそうに撫で撫でしてました。
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 おとうさんのお参りが終わるまで、じ〜っと待っているチェスちゃんです。
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 のんびりバビちゃん、ようやく本堂前にたどり着きましたね。歩くのを嫌がって時々座り込んだり、寝込んだりしていたので、どろどろになってしまいましたね・・・。
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 こちらは浅草寺のココアちゃん。
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 どうして苗字が浅草寺なのよ?私にはちゃんと苗字があるんだからね。 
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 ねえ、おとうさんと同じ苗字だよね。
 でもね、あほまろはここで書けないから、便宜上そう書いただけなんだよ。と、ナナちゃんがその訳を話しているようですね。
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 ココアちゃんの家はね、代々宗門人別帳にも記載されている名門なんだからね。全く庶民は困るんだよね・・・。
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 どうせ私は庶民の子ですよ。おまけに、女の子なのに、最近はみんなが、おとうさん、おとうさんって言うし・・・。犬と日本女性が結婚して黒人が産まれたり、変な世の中だよね。
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 ビーちゃんのおかあさん、ショコラちゃんは泥だらけにならないように自転車に乗ったままでお散歩です。こんな大きなワンちゃんが泥だらけになったら、洗うの大変だよね。
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 今朝も走っているクッキーちゃんです。
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 いつも走れるっての羨ましいよ。私のおとうさんは、年なので、絶対に走ってくれないんだよね。
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 ボブちゃんは毛を刈ったので、多少のことでは泥まみれにならないでしょうね。
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 でも、ワンちゃん同士でじゃれ合っていると、お互いの泥が付いてしまうよ。
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 ボクは泥なんでへっちゃらさ。厳ついお顔のジョージ君です。
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 ねえ、新しく家族になるおねえさんって優しいでしょ。なんてお話しをしているのでしょうね。毎朝、一時間以上も散歩しているので、ジョージ君もとっても喜んでますよね。
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 稲村のおばあちゃん。今朝はいつもよりも寝坊してしまったんですって。お年なんですから、あまり無理をせず・・・、冗談じゃありませんよ、私はまだ若いつもりなんですから。お年なんていうと、叱られてしまったよ。
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 ポン太にゴン太、本当にお久しぶりですね。この後、ナナちゃんは始めてお逢いしたので、お話しも出来ず、二匹に取り囲まれて身動きできませんでしたよ。
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 おかあさんは中国から(かな)の観光客に、身振り手振りで何かを教えています。側で、ナナちゃんを見付け、こっちを見ているランディ君とアリスちゃん。
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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF28-300mm F3.5-6.3 Di VC
Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
撮影枚数202枚
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