「東京時代祭」です。雨の予報は無いのですが今朝もどんよりと曇った嫌な空
模様です。でも、昨年のような土砂降りにはならないようでひとまず安心です。
雷門前には、時代祭のエキストラのみなさんが大勢集まっています。それぞれ、
手配師のような方がいらっさるようで、めいめい集まって説明会が行われており
ました。
　今日の時代祭の行列は大きく分けて「暁」「粋」「華」「輝」と、４つのブロ
ックで構成されております。浅草の観音様が隅田川から発見された示現会から、
文明開化の明治の賑わいまでの時代を辿って３０の出し物が並ぶのです。昨年ま
では、浅草国際劇場のレビューでお馴染みだったＳＫＤがトリをつとめたのです
が、今年のプログラムからは消えてしまいました。国際劇場が無くなって３０年
余り、踊り子さんたちもそれなりのお年になってしまい・・・。
　今年のトリはなんといっても新札で一躍時の人になった「樋口一葉」さんです
。鹿鳴館時代の扮装をして華やかに踊る紳士淑女に取り巻かれ、人力車に乗った
樋口一葉、彼女の名作「十三夜」の雰囲気をご覧になれますよ。やっぱり、車夫
との会話は、“あれお前さんは彼のお方では無いか、私をよもやお忘れはなさる
まいでしょうかね・・・”なんてのだったら嬉しいですね。今年の一葉役は青井
百代さんです。
　今年もたくさん写真を撮って「あほまろ写真館」で公開しますね。
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　日本では野球の新規参入、アメリカでは大統領選挙の投票と二つの大きなニュ
ースが新聞の一面を飾っています。この二つのニュース全く関係ないのですが、
見出しだけを見ていると、「楽天勝利」とか、「ブッシュ優勢」とか、どっちも
まるで競技会で優勝を争っているような雰囲気で書かれていますね。
　昨日の野球のオーナー会議の会見が繰り返しテレビで流されていますが、“新
規参入企業の経営体質と健全性を考慮し、全員一致で楽天に決定しました”、そ
んなコメント。おいおい、毎年４０億円もの赤字経営で球団を運営している企業
のオーナーが、そんな偉そうなこと言って良いのですか。あんた達の企業よりも
ず〜っと新規参入を目指している企業の方が健全経営しているじゃないですか。
　アメリカ大統領選挙、最大の先進国、そして世界警察を気取るお国の選挙とし
ては全くお粗末な状態ですね。選挙人登録が重複していたとか、投票用の機械が
壊れたとか、有権者の３割に何らかの混乱が起きているそうです。こんな混乱を
見ていると、我が国の方がよっぽど先進国なのだな・・・、そう思いませんか。
　野球と大統領を比較するのもおかしいのですが、どっちが勝っても我々庶民に
は直接関係の無いことですが・・・。
　そんな事より、あほまろは新潟県中越地震の土砂崩れで村全体が水没の危機に
さらされている山古志村の方が気がかりなのです。