平成16年(2004)11月4日 木曜日

- 秋晴れ続き -

 秋晴れで暑いくらいだった東京時代祭も無事終了しました。三年ぶりに雨の無
い時代祭りでしたが、そのために日射病で倒れる方も多かったようです。この秋
晴れはこれから6日間は続くとのことですが、7日は早くも立冬です。この週末
は、今年最後の秋晴れを楽しみましょうね。
 今朝の浅草寺境内には真っ黒い背広を着た連中に占領されております。一見す
ると、学生服のように見えたのですがこれが会社の制服なのだそうです。広島か
ら3泊4日で東京に研修旅行にやってきたというマツダの社員たち。まるで修学
旅行生のようにはしゃぎ回っていましたよ。こんな時期に全員で遊びに来れる、
じゃ無くって研修というお仕事では有るのでしょうが、マツダは今年三月の決算
では、この10年で最高となる営業利益702億円を計上しております。儲かっ
ている会社は違いますね。
 マツダといえば、あほまろが学生時代に垂涎の的だったあのロータリーエンジ
ン搭載のRX7ってのがありました。現在はRX8となって当時は指を銜えて見
ているだけだった我々おじさん世代に人気があるようです。でも、あほまろはも
う5年以上も運転をしていないので・・・。
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 今朝のモモちゃんの写真、笑っているように見えませんか。そうです、笑って
いるのです。いつも鳥の笹身の薫製をくれるお友達の柴犬ムサシのお父さんから
笹身を貰いたくてお座りをして待っているのです。モモちゃんの歯が悪いので、
小さく刻んでいるのを目を細めながら見ているのです。長年連れ添っていると、
ちょっとした瞬間に示す表情で気持ちが通じ合うのですね。こんな瞬間の写真が
撮れたのは珍しいことでもありました。
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 昨日の「東京時代祭」、千枚を超える写真を撮りました。昨年は雨であほまろ
の事務所の窓から行列の雰囲気だけを写したのですが、今年は観音裏広場の出発
式から雷門通りのパレードまでしっかり抑えておきましたよ。
 江戸から明治までの時代絵巻を再現する東京時代祭、平成元年から始まったの
で、今年は第十六回目となるのです。平安貴族や戦国武将にふんした約1300
人が練り歩く行列を、主催者発表50万人、警視庁浅草署発表11万人のみなさ
んが東京の時代絵巻を楽しんだのです。でも、どうしてこんなに数字が変わるの
でしょうね。イベントのたびに発表される観客動員数、たとえば今年の隅田川花
火大会は主催者発表100万人に対して、警視庁浅草署発表95万人、この程度
だったら誤差とかご愛嬌で許せる範囲なのですが、警察発表の5倍もの数字はい
ったい何を考えてのことなのでしょう。
 よく、上野浅草を訪れる観光客は年間三千万人と発表されております。これを
なんとか四千万人に増やそうなんて運動も行われているようですが、これだって
根拠の無い数字じゃないのでしょうかね。冷静に考えたって、いったい誰がどの
ように勘定しているっていうの・・・。
 さて、話を戻しましょう。今年の「東京時代祭」の行列には三十団体が参加し
、終盤の「文明開化」には、今月1日から新五千円札に起用された「樋口一葉」
が、人力車で気取っておりましたよ。
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 樋口一葉の五千円札、もうご覧になりましたか。この新しい五千円札の2号券
が、日本銀行より台東区に寄贈されました。
 寄贈された記番号「A000002A」の五千円札は、台東区立一葉記念館に
おいて、6日の土曜日から一般公開されます。樋口一葉にゆかりの深い台東区と
して、大変名誉なことですね。もし、このお札を市場でオークションをしたとし
たら、一千万円を超える価値があるともいわれております。
 現在、一葉記念館では、特別展「一葉と龍泉寺町たけくらべの舞台」を開催し
ております。今年最後の秋晴れの週末は、ぜひ一葉記念館にお越しください。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数37枚
昨日の時代祭
Canon EOS1Ds
撮影総数1034枚