平成16年(2004)3月26日 金曜日
- 止まない雨 -

 雨はまだ降り続いています。いったい今年の桜はどうなってしまうのでしょう
ね。伝法院前の桜はすでに満開を向かえてしまったのも有り、雨の中で盛りを見
ずに散っていった花びらがかわいそうでした。
 今朝のテレビでは、この週末が満開の時期といっていましたが、浅草神社には
、まだ全く開いていない木もあるのです。気象庁の開花予想18日はかろうじて
当たったものの、その後の満開までは予想できなかったようですね。一昨日、気
象庁は、東北地方の桜の開花予想を訂正したようです。3月から4月にかけての
気温が当初の予想より低めの見込みとなったことから、桜の開花も前回の発表よ
り2日ほど遅くなりそうだとか。また、前回発表した長野市、長野県松本市、岐
阜県高山市の開花予想日も2日遅くし、それぞれ4月8日、5日、10日と修正
されました。
 今年の入学式は桜に祝福されるのでしょうね。久しぶりじゃないでしょうか。
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 小雨の中、雷門前で何かの撮影が行われております。あほまろはいつものよう
に、同じ場所から雷門の写真を撮っていると、スタッフの一人が飛んできて、写
真を撮るなというのです。何故撮ってはいけないのかと問うと、“俳優の肖像権
がある・・・”、冗談じゃないぜ、俳優がだれかは知らないがそれが誰であろう
とあほまろには興味が無いのだ。ただ、毎朝定点で撮影している雷門前の雰囲気
が欲しかっただけ、あほまろの後からも観光客が雷門にカメラや携帯電話を向け
るたびに、その男が飛んでいって注意をしているのです。全く何様のつもりでい
るんだろう。腕には浅草寺の撮影許可の腕章を巻いているが、雷門を一時独占使
用しても良いなんて許可が下りる訳ないだろうに・・・。
 せっかく観光にきたのだから、雷門前で記念写真を撮って帰りたい。長野から
観光で来た団体が、撮影の終わるのをじーっと待っています。そこに、さっきの
男、“見物の方はそこは邪魔になるので、早く進んでください・・・”だって。
気が短い人間なら喧嘩になってるんだろうね。もう少し言い様があるのじゃない
のかなぁ・・・。
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 来年開催されるの愛知万博のテーマソング「愛知万博音頭」の歌手が演歌歌手
の氷川きよしさんに決まったそうです。テレビの記者会見では、「日本の歌心を
世界に伝えたい」と意気込みを語っていました。また、大阪万博の三波春夫さん
が歌ったテーマ曲「世界の国からこんにちは」が大ヒットしたことから、氷川さ
んは「三波さんを目標として、世界中の人が一緒に楽しめる歌を歌いたい」なん
てコメントもしてましたよ。
 ♪こんにちは〜こんにちは〜握手を〜し〜よ〜ぉ〜お〜お〜〜〜〜♪
 大阪万博は、昭和45年(1970)でしたね。参加77カ国、これは当時の
万博史上最多の参加国数だったそうです。東西冷戦が厳しさを増す時代ではあり
ましたが、政治色の強い参加ボイコットなどもなく、世界中の主要国がほとんど
もれなく集うイベントでした。
 当時の1ドルが360円の時代、海外旅行なんて一般人には夢のまた夢。でも
万博会場内には、日本に居ながら世界中の人達とのふれ合いができたのです。
あほまろも、当時はまだ学生でしたがバイト代なんて二の次、薄給でも万博会場
のアルバイトに応募し、たった1月でしたが、「みどり館」の人員整理をしなが
ら会場内をくまなく見てしまいました。当時の記念品、今も大切に持っているの
です。
 大阪万博がきっかけで、日本にも海外旅行ブームが到来したのもこの頃でした
。特に新婚旅行でグアムとかハワイとか出かける人たちも多かったようです。そ
んな海外ブームを懸念して、当時の国鉄では、「ディスカバー・ジャパン」キャ
ンペーンなんてので、国内旅行を盛んに訴えていましたね。
 毎日新聞やテレビで外国の文化が報道されているさなか、海外の異文化に思い
を馳せ、“いつかは日本もそうありたい・・・”日本人全員の好奇心が、♪こん
にちは〜こんにちは〜〜〜〜♪に、込められていたのでしょね。
 氷川さんも、歴史に残る歌を歌ってくださいね。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数26枚