平成16年(2004)2月18日 水曜日
- 仲見世の桜 -

 日増しに春めいてきますね。今朝はとっても暖かくポカポカ陽気、太陽がとっ
ても眩しいのです。浅草寺本堂前でモモちゃんの写真を写そうと構えたのですが
、太陽のまぶしさでモモちゃんも目を開けていられないほどなのです。
 雷門をくぐった瞬間、パーッと明るくなった仲見世。そうです、観音縁日の今
日から仲見世の沿道には桜の花が飾られたのです。ちょっと早めの桜の到来に通
勤客も楽しそう。あほまろのように毎日写真を撮っていない連中も、今日だけは
携帯電話のカメラに桜並木を納めていました。みんな春が待ち遠しかったのでし
ょうね。
 昨日久しぶりに上野のアメ横を通ると、あちこちにアメ横商店街の横断幕が張
られています。桜の開花日を当てるキャンペーンのようです。東京都の発表する
開花宣言の日を見事当てた人には豪華賞品が当たるようですけど、毎年上野の桜
は開花宣言よりも早いのです。どうせやるなら、上野の山の入り口の大桜の開花
日を予想させた方が地元の盛り上がりとしては良かったんじゃないでしょうか。
 同様のキャンペーンがあちこちのインターネットサイトでも行われているよう
ですね。ちなみに、毎年浅草寺の早咲きの桜は発表より1週間以上も早く開くの
です。同時に隅田公園の桜も開くのです。東京都の観測している靖国神社より、
隅田川沿いは暖かいのでしょうね。
 あほまろの予想によると、今年は昨年よりもちょっと早くて浅草の開花日は3
月12日、東京都の開花宣言は3月19日頃じゃないでしょうか。待ちに待った
桜が咲くころは、心ウキウキでちょっと薄手のコートを着ていても、動くと汗ば
むぐらいになるのですよ。
 「花より団子」。日本人のお花見っていうのは実に不思議な習慣ですね。桜の
木の下で飲めや歌えや大騒ぎ。日本人ってこんなに開放的な民族だったのかなぁ
・・・、そんなこと思うほどみんさん陽気になりますね。きっと日本人はもとも
と開放的な民族だったのでしょうけれど、道徳教育によって正邪善悪を知り個人
の内面的な原理を伴うようになって、大人しくするのが偉いとされてしまったの
でしょう。しかし、“春”の到来を告げる桜の花の不思議な魅力で、心の奥に仕
舞い込まれていた本能が呼び起こされるのかもしれないのですね。
 仲見世の造花を見て歩いただけで心ウキウキ、これで本当の桜が咲きでもしよ
うものなら、毎日落ちついて仕事なんて出来ないのですよ。例年、カメラを担い
であっちこっちと不思議な魅力に誘われてしまうのです。でも、いわゆる“花見
”なんて行事には興味が無いのですよ。酒を止めたことだし・・・。
 一昨日から、大分県でペットの鳥がインフルエンザに感染したニュースがテレ
ビで繰り返し流されています。このニュースを見た瞬間、“ペット”って言葉に
反応した方も多いでしょう。事実あほまろの驚きも大変なものでした。我が家の
ペットといえばご存じの通りモモちゃんを始め4匹の犬たち。タイでは虎やヒョ
ウにも鳥ウイルスが感染したとの報道が成されています。そういえば、犬のエサ
は輸入鶏肉を多く使用しているとのこと、もし、犬に伝染したら・・・、人ごと
とは思えない事態になってしまったのですね。困った困った・・・。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数31枚