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2020年9月15日(火)ザ・ロイヤルエクスプレス北海道ツアー
           一日目 (札幌〜池田)

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写真00  夕べはほろ酔い気分でシャワーも浴びず服も着たままでベッドに倒れてしまったので、目覚めたら午前3時半、外はもう明るくなりかけておりました。さすが北海道の朝は早いですね。
写真00  思えば新コロのおかげで、8ヵ月ぶりの都外泊ですよ。シャワーを浴びて再びベッドイン。朝食は更に上階で、札幌市街が見渡せる素晴らしい展望レストラン。
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 札幌駅の真上のホテルなので、列車の眺めも最高。
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 こんな所に住めたら良いな、なんてこと思いながら、ちょっと豪華な朝食をいただきました。
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 朝食を済ませ、久しぶりの札幌駅周辺の散歩、何が変わったのか思い出すことも出来ないほど、駅周辺は変わってしまいましたよ。散歩を終え、ホテルのチェックアウト。ロイヤルエクスプレス北海道ツアーのチェックインは、同じホテルのロービー内でした。
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 息子とチェックインを済ませ、再びホテルの最上階にて、出発セレモニー。伊豆の旅でお世話になったロイヤルエクスプレスの懐かしいクルーの皆さんとの再会です。

 「ザ ロイヤルエクスプレス」の運行で我々は、初回(8月14日発)を予約していたのでしたが新コロ感染拡大防止に向けた万全の準備に時間を要することから、初回(8月14日発)と2回目(8月21日発)の運行が中止となり諦めていたのでしたが、最終回の9月15日(火)の運行に空席が出来たとのことで、急遽、参加することになったのでした。

 それでも、定員30名のところ、最終回の参加者は僅か22名。新コロ感染の不安がここにも如実に表れているようですが、参加することに迷いはありませでしたよ。
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 北海道ツアー1運行あたりの定員は30人で、2020年運行分は計150人の応募枠に対し、のべ1232人の応募があり、当選倍率は平均約8.2倍だったのですから、喜んで参加するっきゃ無いのですよ。
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 さて、これから始まる旅の説明を聞き、席割り表が配られました。決められた席は食事とバス移動だけで、食事以外は車内を自由に歩き回れるのです。バスの台数も伊豆の「ロイヤルバス」1台に、「じょうてつバス」を1台追加して、2台体制での移動となったのでした。
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 クルーと運行関係者は、参加者の3倍ほど。新コロ過の最中でありますが、北海道の観光振興へ期待を乗せて走り出したのであります。
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 何故か、あほまろが出発の挨拶と乾杯の音頭をとらされてしまいました。そして最後に、列車長原田氏よりご挨拶。東急からのクルー総勢20数名が、約2月間北海道に滞在しましたが、これが今年最後の運行となります。北海道での生活と景勝地の思い出は、みなさんと一緒に伊豆に持ち帰りたいと思います、等々。
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 会場から札幌駅を真上から眺められました。
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 全員そろって改札を入ります。 掲示板の「THE ROIYAL EVPRESS」の文字を見ると、いよいよだなと、気分も高まりましたよ。
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 出発10分前、ザ・ロイヤルエクスプレスは、DE15重連に曳かれて5番線に入線してきました。
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 わぁ、伊豆のザ・ロイヤルエクスプレスが、本当に札幌駅に居るのだ。
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 車体を隅々まで見渡しても、当たり前ですが伊豆のロイヤルと変わり無し。
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 ただ、先頭車は連結器カバーを取り外し、ブレーキと電源供給用の配管等が追加されていたのが違いですね。
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 電源車は真っ白に塗装された「リゾートエクスプレスゆう」に使用していた「マニ50 2186、」通称「ゆうマニ」。
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 機関車と電源車も、「水戸岡デザイン」に改装されました。機関車は「北海道の力強く明るく元気な太陽の色・収穫の色」というオレンジ1色に。電源車はブルーとオレンジをつなぐ色として白を基調とし、金色のロゴなども加えられました。
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 伊豆を走る時との大きな違いは、もともとの8両編成が、電源車の電力供給能力と道東エリアのホームの長さにより、5両に減車されていました。
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 いよいよ北海道の「ザ・ロイヤルエクスプレス」に乗車です。 「ライラック」や「すずらん」の札が架かるホームからの乗車って、絶対にあり得ないことが、本当に起こってしまったんだね。
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 車内に変わり無いのは、当たり前だけど、何か違って見えたのは気のせいなのか。北海道の空気なのか。
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 今回の特別な旅の記録は、やはり、あほまろお気に入りのカメラで行わなくちゃいけません。
「Leica M10-P SAFARI」+「SUMILUX-M f1.4/35mm ASPHERICAL
 撮影は「iPhone 10Pro MAX」
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 さっそく、いつも過ごす8号車で、しばし、生まれ変わった「ゆうマニ」を眺めておりました。
写真00  クルーズ最初の昼食は、ミシュランガイド北海道にて二つ星を獲得した、「北の華はやし」の北海道でしか味わえない寿司会席でした。
 先付けは、煮だこ(積丹)・石もずく(寿都)
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 にぎり。
 まぐろトロ(青森大間)・まぐろ赤身(北海道戸井)・釣りきんき(網走)・ボタン海老
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 ミニ丼
  ばふんうに(浜中)・むらさきうに(利尻礼文)・甘海老(羽幌)
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 にぎり
 帆立(宗谷)・北寄貝(根室)・時しらず(羅臼)
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 穴子(宮城) と、写真には無いけどお椀も着いてました。
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 甘味
 いちご大福「ゆめ」、甘味処もりもと(千歳)
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 食事を終え、最初の目的地は池田到着まで最後尾の展望車(1号車)にて石勝線串内信号場付近のビデオ撮影。札幌行き「おおぞら6号」との交換風景やスノーシェルター、峠越えのループ線など、新得までの車窓を楽しみました。
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 展望車にも、飲み物とおつまみが届きます。 おつまみは十勝のチーズでした。
写真00  車内の額、伊豆ではフル編成の粘土細工だったのが、DE15とゆうマニを加えた北海道仕様に変わってました。
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 16:20 池田到着です。
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 おや、池田駅のホームに大きな声が響いてます。線路脇で「ザ・ロイヤルエクスプレス」の走行を撮りに車で追いかける、鉄道写真家の遠藤真人君が手を振っていたのです。今日は釧路まで追いかけるので、撮影風景をビデオで撮ってあげました。彼の写真は最後に掲載してますよ。
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 反対から遠藤真人君が撮ってくれた写真。左は同行した息子だよ。
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 池田駅でようやくDE15の姿を間近に観察することができました。
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 先頭の本務機関車は、DE151542。
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 補助機関車が、DE151542。本務機関車の 一括制御なので運転手は乗務してません。今では、牽引すべき客車列車がほぼ絶滅してしまったので、定期列車では2015年3月の北斗星のDD51重連が最後でしたが、まさか北海道で重連が復活するとは運転手も夢にも思ってなかったことでしょう。
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 池田駅で出会った親子。この子とっても列車のことを詳しかったのに、時間が無いので短時間しかお話が出来ませんでした。
写真00  池田駅からはバスで丘の上のワイン城に移動しました。ワイン城より、池田駅に停車中のロイヤルエクスプレスが見えておりました。
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 ワイン城で「池田ワインパーティ」。音楽付きで、池田で製造する様々なワインの試飲ができました。
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 ワインのおつまみは、現地生産のハムやチーズなど。夕食前なので、軽くいただきましたよ。
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 試飲会が終わったタイミングで、「ザ・ロイヤルエクスプレス」は池田駅を出発しました。
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 手を振って見送る参加者に、汽笛で応えてくれました。これも粋な演出ですね。
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  「ザ・ロイヤルエクスプレス」、一足先に釧路に向かい、明日、釧路駅で我々を迎えてくれるのです。
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 我々は池田城からバスにて、初日のお宿の十勝川温泉「豊洲亭」に向かいました。
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 客室に備わっている天然モール温泉の露天風呂、日本でも珍しい植物性の有機物を多く含む「モールの湯」が湧出しているので、美肌の湯と言われているのです。それで、十勝の女性は美肌に磨きがかかり、ブスは居ないのかも。
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 さっそく試してみました。地下500〜700mからわき出る黒ずんだお湯は、55〜60℃の高温でとっても温まりましたよ。
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 ゆっくり浸かって、なんとなく美肌になった気分を味わえたけど、初日ではしゃぎ回った疲れなのか、腰痛が復活、食事まで一眠り。
 確かに、温泉の効用を読むと、健康増進、虚弱体質、慢性婦人病、冷え性、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、等々と記されてますが、モールの湯に腰痛の効用は無いようでした。
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 温泉宿ではお部屋食が好みだけど、洋室なので夕食は大食堂でした。
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 北海道らしい食事ですが、メニューを持ち帰らなかったので、写真で判断して下さい。
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 十勝と言えば、十勝花子と十勝おはぎ だけが全国区だけど、十勝おはぎは出て来ませんでした。
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 どこに居ても早朝の目覚めがクセになっているので、美肌効果を求めて午前4時の朝風呂。
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Memo
iPhone 10Pro MAX
Leica M10-P SAFARI
Super-Elmar-M f3.8 18mm ASPH
SUMILUX-M f1.4/35mm ASPHERICAL
APO-SUMMICRON-M f2.0/50mm ASPH.
APO-SUMMICRON-M f2.0/75mm ASPH.

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 鉄道写真家遠藤真人君は、「ザ・ロイヤルエクスプレス」最終回を車で追いかけ、様々な場所で撮影をしてくれました。
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