大人の休日倶楽部パスを利用するしなびた温泉旅です。今回は事前に新幹線を予約しておいたのは良かったのですが、昨夜切符を改めて驚いてしまいました。
とき311号は、上野に停まらないじゃないですか・・・。
それでは、上野から東京まで新幹線で行けば良いと女房に提案すると、そんあ面倒くさいことはいや、タクシーで直接東京駅まで行きましょうだってさ。
大人の休日倶楽部パスは、どの新幹線にも乗れる特権があるってのに、新幹線に乗るのに新幹線で行くのが面倒くさいとはおかしな女だよね。
しかたがないので、タクシーで東京駅まで飛ばしましたとさ。
急ぎの旅じゃ無いので、まだまだ後の新幹線でも良かったのです。
あほまろの乗り鉄旅では始発から終点まで乗るのが基本なので、たまにはこんな失敗も良いでしょう。
いよいよカウントダウンが始まった2階建て新幹線E4系「MAXとき・たにがわ」、背の高さは迫力満点でっかいですね。
残念ながら今回は乗れませんでしたが、終了までに思う存分乗ってみたい新幹線なのです。
新潟駅に定時到着ですが、予定の特急「いなほ5号」まで、(新潟ー村上 12:32-13:18)時間有り過ぎ。
新潟駅の在来線ホームと線路はすっかり撤去されてしまいましたが、まだ信越本線の一部の列車は地上の8・9番線を引き続き使用中です。
新潟駅も見納めですね。
平成33年度中に高架ホームが全面開業し、新潟駅周辺の在来線の連続立体交差化が完了する予定。
平成34年度中に高架下交通広場の供用によるバスターミナルの南北一体化する予定。
平成35年度中に駅ビルを撤去した万代口広場の整備が完了する予定。
時間があるので、萬代橋まで歩いてみました。
旧番台橋の橋桁の一部です。
JRの鉄橋を越後線の列車が通過中。
そろそろ特急「いなほ5号」 の時間なので新潟駅に戻ってきました。
高架に白新線の列車。
地上の8・9番線は使用中ですが、他の線路は総て撤去されてしまいました。
新しくなった高架の在来線から乗車するのは今年二回目です。
前回は1月に月岡温泉に行くため白新線で豊栄駅まで行ったのでした。
新潟始発の特急「いなほ5号」E653系が入線してきました。
去年から、このE653系1000番台ハマナス色の1編成が営業運転をしているので、ラッキーでしたよ。
このハマナス色は、特急「いなほ」が走る羽越本線沿線の海岸線に自生するハマナスをイメージしたもので、「その花色は日本海に沈む夕陽の海面に映りこむ色彩にも通じ、沿線風景を象徴するカラーリング」(新潟支社)とか。 この他に青系の「瑠璃色」もあるのです。
車内のカラーリングもおしゃれですね。
お隣11番線に新幹線が入って来ました。
高架になって、新幹線11番線ホーム と在来線ホームが乗り換えが便利になりました。
特急「いなほ」乗り継ぎのお客さんがやって来ましたよ。
新幹線は便利だけど、乗り換えが不便との声も多いようで、他の駅でも考えて欲しいですね。
乗り換え客は多かったけど、グリーン車には誰も乗って来ませんでした。
最も、あほまろもグリーン車じゃ無いけど、見学だけは無料だよね。
遠くに見えるの鷲ヶ巣山かな。
村上駅に到着です。村上を出てすぐに交流区間に入るのです。デッドセクションの切り替えで一旦電気が消灯するところも見たかったけど、
次回にお預け。
村上から山形方面には直流から交流の切り替えがあるため、普通列車に高い列車を使うよりも安上がりな、ディーゼルカーで運行しているのですよ。
特急「いなほ」は、交直両用車なので渡りもスイスイ。
通過する列車は特急「いなほ」の標準色です。
ハマナス色出発。
次は終点の秋田まで快適すぎると評判のグリーン車にも乗りたいですね。
前にも書きましたが、村上駅 - 酒田駅間の普通列車はすべて気動車によって運行されています。
こちらはE129系電車なので、新潟までの直流区間に使用されているのですね。村上駅以北は複線なので、1番線は上り本線、3番線は下り本線のため、車両を長時間留置することができず、また留置線も敷設本数が少ないことから、このような待期になり、運用が非常に複雑になっているのです。
村上駅に降りるのは始めてなので、ここからは「寄り鉄」ですよ。
村上駅前。
駅前広場北側には、村上市出身の大和田愛羅が作曲した唱歌「汽車」の碑が建っています。この唱歌は、村上駅の発車メロディとして使用されていますよ。
現在の駅舎は1964年(昭和39年)に竣工したものですが、2005年(平成17年)6月にレトロ調にリニューアルされて現在の外観になったとか。
鮭で有名な初めての街ですが、地図を便りに歩いてみました。
ガイドブックに記されたお店、火災に逢ったようですね。
町屋のギャラリー やまきち。地元の作家や伝統工芸士が手がけた作品を展示販売しておりました。
これこれ、これが村上の珍風景ですね。
あちらこちらに町屋のギャラリーも多いようでした。
カメラ屋さん。
鍛冶屋さん。
村上の町屋は隣同士がくっついた造りが多いようなので、立て替える時には隣の壁を補強しなくちゃいけないのです。
両隣が無くなると、こんな建物になってしまうのです。間口は狭くても奥行きは長いようですね。
ここはお祭りの山車を制作する小屋のようでした。
はい、こちらも村上の珍風景です。
こちらの家には鮭が干されてませんでしたが、軒先に鮭を吊す金具だけが付いておりました。
こちらが街のメインストリートらしい。
大きな旅館のようですね。
旅館のお隣が、良くテレビで紹介される「きっかわ」です。
外車が停まってますがナンバーが無いので単なるお飾りのようですが、鮭との関係は如何に。
お店に入ると鮭だらけ。名物の鮭の酒びたしは美味しくて好きだけど、鮭の卵は大嫌い。
奥も見学出来ますよとのことで、加工場の中にお邪魔しました。
これよく見る珍光景ですが、上からぶら下がって鮭がちょっと気持ち悪かったよ。
塩引き鮭が売られていました。
女房は鮭の加工品をいっぱい買って宅急便で送ったようでしたが、あほまろはイクラを見るのも嫌なので、商品の見物はパス。
他のお店も見ましょうかと、色々訪ねてみたけど売ってる物はどこも一緒でした。
鮭の間に不自然な団子屋さん。
コシヒカリを使った十輪寺串団子も村上の名物らしい。1本150円だったけど、歯が痛かったので食べませんでした。
今夜のホテルに電話をすると、迎えに来てくれるとのことなので、もうちょっとぶらついてみたけど、鮭の他には何も無し。
これがホテルの送迎バス。
ちょっと早かったけど、女房は歩き回って腰が痛くなったとのことで、駅に預けた荷物をピックアップしてホテルに向かいました。
今夜の宿は瀬波温泉くつろぎの宿「清雲荘」です。
ちょっと広めの部屋でしたが、サービスは最悪だったので、これ以上書くことありません。
夕日が有名な処ですが、曇っていたのでこの程度。
あの島は、佐渡では無くて万葉集に出て来る粟島らしい。
あちらが笹川流れですね。
温泉街を歩いてみたけど、何も無いところでした。
海に浮かぶのは石油基地かな。何も無いので、早く帰って温泉に浸かりましょう。
停まった宿は食事もサービスも最低だったけど、温泉だけは良かったよ。いっぱい寄り鉄していると、たまにはこんな外れもあるのです。
Memo
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