おはようビクトリー君。
今日の日記には、君たちとの出会いのことを書いておきましたよ。
最初に出会った朝のこと、少しずつ近づいてくれるようになったこと、そして今では毎朝の散歩に欠かせない仲間になってくれたこと――思い返せば、どれも懐かしく、ありがたい時間ばかりでございます。
君たちも、あの頃のことを少しは覚えているのでしょうかね。明日の朝もまた、いつもの境内で元気な姿を見せてくださいませ。
境内の手水場の軒で育った子雀ちゃん、どうやら小さな虫(蜂のようです)を捕まえたようでございました。
嘴にしっかり獲物をくわえ、「どうだ、あほまろ。なかなか凄いだろう」とでも言いたげな顔で、ちょこんと近寄って来たのでございますよ。まだ小さな身体なのに、一生懸命に生きている姿は実に健気で、見ているこちらまで嬉しくなってしまいました。
境内では鳩たちばかりが目立っておりますが、こうして雀たちも、それぞれ懸命に朝を生きているのでございますね。小さな命の誇らしげな表情に、あほまろも思わず「よく頑張ったね」と声をかけたくなってしまったのでした。