令和8年(2026)3月26日(木) 旧暦2月8日 先負
今朝の撮影 Data SONY α1 II Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG iPhone 17ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数251枚
- 速さゆえ景色も記憶も置き去りに 便利の陰に消ゆる旅情か -
今朝の外気温は10℃。数字だけを見れば春のぬくもりを感じるはずですが、実際には激しい雨に包まれた朝となりました。この雨はどうやら夕方まで降り続く見込みとのことで、境内もしっとりと濡れ、いつもの賑わいもどこか控えめでしょうね。 せっかくソメイヨシノが満開に近づいているというのに、願うはただひとつ――この雨が「花散らし」とならぬこと。とはいえ、境内を見渡せば、すでにいくつかの花びらが路上に落ちており、春の儚さを静かに物語っておりましたよ。 春は華やかでありながら、どこか気まぐれ。桜もまた、その気分に振り回されているようでございますね。 予報によりますと、この先しばらくは2〜3日ごとに天気が変わる、落ち着かぬ空模様が続くようです。さらに週末には大気の状態が不安定となり、にわか雨や急な雷雨の可能性もあるとのこと。お花見を予定されている方は、どうぞ油断なさらず、折りたたみ傘のご用意をお忘れなきように。 平成28年(2016年)の今日、北海道新幹線が新青森駅から新函館北斗駅まで開業いたしました。前年の北陸新幹線に続き、2年連続での新規開業。まさに日本列島が一本の「速さ」で縫い合われていくような、そんな時代の節目でございました。 あほまろは、そのニュースを思い出すたびに、胸の奥にほんのりとした温もりと、少しばかりの寂しさを同時に感じてしまうのです。 というのも、あほまろの学生時代、北海道は「遠い国」でございました。上野駅から青森駅まで急行列車でおよそ10時間。さらに青函連絡船に揺られて4時間、海を渡り、函館から札幌まではまた急行列車で5時間。 乗換と待ち時間を合わせると約20時間越の旅。――まさに一日がかりの旅路でございましたよ。 しかし、その長い道のりこそが旅の醍醐味でありました。列車の窓から移り変わる景色、連絡船の甲板で感じる潮風、そして見知らぬ人との何気ない会話。それら一つひとつが、今ではもう手の届かぬ「時間の贅沢」だったのかもしれません。 それが今では、上野から新函館北斗まで、乗り換えもなく座ったまま、約4時間で行ける時代となりました。あほまろも北海道へ向かう際は、迷わず北海道新幹線を選ぶようになりました。速さと快適さは、かつての苦労を知る者にとっては、まさに夢のようですよね。 とはいえ、まだ函館北斗から札幌までは特急への乗り換えが必要であり、完全なる「一本の線」にはなっておりません。札幌延伸の完成が待ち遠しいところですが、当初令和12年(2030年)とされていた開業は、工事の難航により令和20年(2038年)へと延期される見通しとのこと。さらに遅れる可能性もあると聞けば、あほまろが上野から札幌まで座ったまま辿り着く日が来るのかどうか――これはもう、時の神様に聞いてみるしかなさそうでございます。 さて、その一方で、便利さの影に隠れて、静かに消えていくものもございますよ。 昨日のニュースでは、JR北海道が海峡線の重複区間を令和9年(2027年)に廃止し、津軽線の蟹田から三厩までをバス転換することが発表されました。かつてあほまろが国鉄完乗に情熱を燃やしていた頃、この区間は二度ほど往復した思い出の路線でございます。 津軽半島の最北端、三厩の駅。そこから龍飛崎へ向かう道中、民宿のおばちゃんが車で連れて行ってくださったことがありました。岬から望む海の向こうには、はっきりと北海道の姿が見えていたのでした。 「青函トンネルができたら、三厩も廃れるかも・・・」 あのおばちゃんの言葉が、今でも耳の奥に残っております。あれから幾年月、確かに北海道は近くなりました。しかし、その代わりに、あの素朴な駅も、あの道も、そしてあの時代の空気も、少しずつ遠ざかってしまったような気がするのです。 便利になることは、確かにありがたいこと。しかし、それは同時に、かつての「不便という豊かさ」を手放していくことでもあるのでしょう。速さの中で失われるもの、ゆっくりとしか見えなかった景色――あほまろは、どちらも忘れずにいたいと思うのでございます。 「速さゆえ 景色も記憶も置き去りに 便利の陰に消ゆる旅情か」(阿呆人也) 浅草寺の裏広場には観光客の喧騒も届かず、人知れず「時間の重なり」をそっと見せてくれるりも好きな場所。 浅草神社のソメイヨシノは、すでに七分から八分咲きとなり、見頃を迎えつつあります。しかしながら、あいにくの雨によりレンズがすぐに濡れてしまい、落ち着いて撮影することができませんでした。まことに惜しい朝でございました。 柳の新芽もその数を増やてしておりました。 今朝の日の出は午前5時37分。 宝蔵門前のシダレザクラは、いまもなお満開の美しさを保っておりますが、あいにくの雨により、はらはらと散り始める花びらの姿も見受けられました。 桜を撮るには、どうしてもレンズを上に向けねばならず、そのたびに雨粒が容赦なく降りかかってまいります。結局、レンズを拭いては構え、また拭いては構えと、落ち着かぬ撮影となってしまいました。 本当は、雨に濡れてしっとりとした花びらの表情を、もう少しじっくりと写し留めたかったのですが――こればかりは、空模様には敵いませんね。 雨に濡れるハナカイドウの花。 せっかく開いた花びらも、この雨に打たれて、どこかしょんぼりと縮んでしまいました。春の盛りを迎えたはずの桜も、空模様ひとつで表情を変えてしまうのですから、なんとも気まぐれなものでございますね。 影向堂のソメイヨシノも、いよいよ七分から八分咲きとなり、春の盛りへと歩みを進めておりました。とはいえ、今朝は次第に雨脚が強まり、いつもの定点観察もままならぬ有様。 あほまろは、レンズが濡れるのを覚悟のうえで、しっとりと雨をまとった花びらを写してまいりましたよ。 雨に濡れた桜は、晴天の華やかさとは異なり、どこか控えめで、むしろ艶やかな気配を帯びております。 その姿は、賑わいの中で見せる顔とはまた違う、静かな美しさでございますね。 ふと枝先に目をやると、昨年から落ちずに残っている四枚の葉が、まるで時を忘れたかのようにしがみついておりました。そのすぐ傍らには、今年の花が新たに開いているのですから、季節が交差する不思議な光景でございます。 さらによく見てみると、その葉の下を、二匹の小さな長い虫が静かに歩いておりました。誰に知られることもなく、桜の下でそれぞれの営みを続けている――そんな小さな命の気配に気づいたとき、雨の朝もまた、決して悪いものではないと感じるのでした。 雨なので、あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は98%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、肉うどん。デザートはイチゴ。 妻のコレクションは、千草ちゃんとラウルちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、野菜にチェリソーとゆで卵など。デザートは桜餅にデコポン。 妻のコレクションは、八千代さんとまゆみちゃん。 Memo iPhone 16 ProMAX