令和7年(2025)6月13日(金)旧暦5月18日 仏滅
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数674枚
- 「二度寝して 夢の続きを ねむの花」 -
今日は6月13日。これだけならただの梅雨の一日ですが、なんと“仏滅”が重なってしまいましたよ。西洋では「13日の金曜日」といえば不吉の代名詞、日本では仏滅がそれにあたります。つまり今日は、東西の“不運界のツートップ”が手を取り合って登場する、数年に一度の奇跡的な日なのです。 仏教とキリスト教の合わせ技でございます。まったく、ご先祖様も神様も、「ちょっとは手加減しておくれ」と、言いたくなるような日じゃありませんか。あほまろは迷信など気にしない性分ですが、こういう日こそ、転んでもただでは起きぬ精神で生き抜きたいものですよ。 そんな本日、境内のネムノキの花がひっそりと咲いているのを見つけましたよ。ネムノキを漢字では「合歓木」と書きます。まさに初夏の訪れを告げる風の便り。まるで絹糸を束ねたような、繊細で優雅なその花は、ピンクのほのかな彩りを纏いながら、夢の中の景色を現世に持ち込んだような佇まいなのです。 ネムノキは夜になると葉を閉じることから、「眠りの木」とも呼ばれていますね。なるほど、あほまろのような二度寝常習犯には、まさに“同志”のような存在。しかもこのネムノキ、なんと6月と8月の二度咲き。二度寝ならぬ“二度咲き”とは、粋なことをするではありませんか。 これを見ながら、「あんたもまた寝るのかい」と、思わず話しかけてしまいましたよ。 ちなみに、ネムノキの花言葉は「胸のときめき」「夢想」「安らぎ」「歓喜」「創造力」。まるで詩人のようなラインナップですね。なるほど、寝てる間にすべてを手に入れられそうな夢見心地ですよ。 あの芭蕉先生も、「象潟や 雨に西施が ねぶの花」と、うっとり詠んだほどです。 そんな偉人の一句に倣い、あほまろも一句詠んでみたくなりましたよ。 「二度寝して 夢の続きを ねむの花」 どうでしょう。寝坊に定評のあるあほまろが詠むには、なかなか風情がある一句でしょう。ま、現実はiPhoneのアラームに蹴り起こされて、夢の続きを見る暇もないのですがね……。 そうそう、言い忘れるところでしたが、昨夜、あほまろは大好きな列車に乗っておりました。もちろん夢の中の話ですよ。窓の外には一面の紫陽花。蒸気機関車のリズムに合わせて、ゆらりゆらりと色とりどりの紫陽花が揺れているのです。青、紫、桃色に染まる花々が、雨に濡れて光るさまは、まるで万華鏡のように幻想的で、それはもう、現実にはお目にかかれないほど美しい光景でしたよ。 車内には誰ひとり乗っておらず、ただ、あほまろひとり。列車はゆっくりと、時の谷間を走っているようでした。もしかするとあれは、“記憶”を運ぶ列車だったのかもしれません。見慣れたようで見たことのない駅を通過するたび、遠い昔の声や音が、どこからともなく聞こえてくるのです。 夢の中で、あほまろは思いました。「ああ、このままずっと、この紫陽花の車窓を眺めながら旅を続けられたらいいのになぁ」と――。 朝になり、目覚めたあほまろの頬には、少しだけ風のような寂しさが残っていました。けれど、境内に咲いたねむの花を見て、ふと夢の列車の続きを思い出したのです。 あほまろにとって、夢と現(うつつ)の境目は、案外やわらかくて、にじむように重なり合っているようです。だから、今日もまた、ネムノキに誘われるように、ほんの少しだけ、二度寝の旅に出かけたくなっているのですよ。 今朝も20℃を超える暑さでしたが、湿度が低かったのか汗ばむほどではありませんでした。日中は日差しが届く時間帯もあるようですが、雲が優勢でスッキリしない空模様で、最高気温は26℃とのことです。 また、にわか雨の可能性があるようですね。梅雨らしくジメジメ、ムシムシとした体感のいちにちになりそうですね。 今朝の浅草は、ほんのり湿気を帯びた風が境内を撫で、石畳にはまだ朝露の気配が残っておりました。そんな中、あほまろが本堂前に足を踏み入れると、黒く艶やかな羽根を揺らしながら、キョエちゃんが待っていてくれたのです。 まるで「おはよう」と言ってくれているかのような仕草。あほまろが「浅草神社に行こうか」と声をかけると、キョエちゃんはひと鳴きしてから、頭上をかすめるように飛び立ち、まっすぐに神社の方へ。なんとも律儀で賢い鳥ではありませんか。 鳥居の下には、すでにキョエちゃんママが姿を見せておりました。 並んで石の上に佇む姿は、まるで待ち合わせをしていたかのようで、ふたりそろって「おはよう」と言ってくれたような気がいたしました。 しばらくすると、キョエちゃんは狛犬の頭に舞い降り、左右に羽を広げてはパタパタと羽繕いを始めました。 最初は遊んでいるのかと思ったのですが、どうやら羽に小さな虫でもついていたのか、くすぐったそうに身じろぎしている様子でしたよ。 狛犬さんも、まさか自分の頭がカラスのグルーミング台になるとは思っていなかったでしょうが、それがまた微笑ましい。 でも、優しく見守っているようでしたよ。 ごめんね、狛犬さん。 そして、あほまろがいつものように神前で手を合わせていると――。 キョエちゃんはそっと近くに寄ってきて、まるで様子をうかがっているようにじっと見つめながら、カアカアカア。 二礼二カア、そして一礼。 ちゃんと神社参拝の作法を覚えているようですね。 あほまろの祈る姿を見守るキョエちゃん。この一瞬の沈黙が、今日のすべてを整えてくれる、そんな気がしたのでした。 今朝のアメリカデイゴ。 今朝はいつもと雰囲気を変えて。 ○ 朝のエッセイ「ビクトリー君の乱舞」 今朝も、あほまろの散歩道に風を切る羽音が響きましたよ。 それはビクトリー君の登場の合図。今日もまた、まるで誰かに見せるためのように、美しい乱舞を披露してくれました。 ひと振りごとに羽が大地を押し上げ、まるで空気に踊りを刻むような飛翔。 羽根の白と黒が交差するたびに、浅草の朝がほんの少し華やぐのです。 早朝散歩の皆さんは、みな彼を知っている。 誰よりも高く飛び、誰よりも優雅に舞う、羽根の演者――それがビクトリー君です。 あほまろがシャッターを切るとき、ビクトリー君はいつも絶妙な角度で応えてくれます。 その瞳には「今日も来たね」と語りかけるような親しみがあって、あほまろはつい、レンズ越しに「ありがとう」と呟いてしまうのですよ。 誰が教えたわけでもないのに、彼はわかっている。 この朝が、写真の一枚一枚が、あほまろにとってどれほど大切かということを。 今朝の日の出は午前4時24分。 明け方の光が浅草の境内をほんのり照らしはじめるころ、一羽のハトが飛来しました。 あほまろが密かに“ハートチャン”と呼んでいる、ちょっぴり不器用な飛び方をする若い鳩。 今朝も、ビクトリー君の真似をして、どこかぎこちない羽ばたきを見せてくれましたよ。 羽根をひろげるタイミングが少し早かったり、地面スレスレの旋回で慌てたり。でも、その姿がなんとも愛おしいのです。 ビクトリー君のように堂々とした舞ではないけれど、ハートチャンの舞いには、言葉では言い表せない“誠実さ”があるのですよね。 目を合わせることは、まだちょっと恥ずかしいようで、あほまろの顔をまっすぐには見てくれません。でも、わかっているのです。あの小さな背中は、精いっぱいの勇気を背負って飛んでいるのだと。 誰もいない境内、観客はあほまろひとり。けれどその空間は、ハートチャンの舞によって満たされていきます。 「ありがとう、今日も飛んできてくれて。」 そう心の中でつぶやきながら、シャッターを切るあほまろの手も、ほんの少しあたたかくなるのでした。 ハトたちが去ると、静かだった境内が、ゆっくりと“人の町”に切り替わっていくのですよ。 おはよう陽子さん おはようございます。今朝は開門2分前にお友達とやって来る野崎さんご一行。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 初夏の境内をご覧下さい。 この葉がいつか落ちる日まで、あほまろもまた、毎朝そっと声をかけてあげますよ。 「今日も、ありがとう」と。 「ひとひらの 記憶をのこす その姿 新葉(にいは)も寄りて 風に身を寄せ」。 紫陽花の花が見事に咲きそろい、朝のしっとりとした空気のなかで、声をひそめるように揺れていましたよ。 今朝は まだ 夢の途中のような やさしい色をしていました。 今日は、梅雨らしくジメジメ、ムシムシとした体感のようですね。にわか雨にもご注意を。 今日も秘密基地に引き籠もって、夢の続きを見ようかな。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は78%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、クロワッサンとチーズだけ。デザートはアメリカのサクランボ。 妻のコレクションは、雪子ちゃんと秋田こまちちゃん。 昨日のお昼の昼食は、近所のデパ地下で春雨ビビンバでした。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 何か買ってきたの。 ちょっと可愛いかも。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、お昼の昼食のランチの遅いお昼ごはんでお腹いっぱいなので、ビーフシチュウだけ。久しぶりに、「黒佐藤」を飾っていただきました。 妻のコレクションは、まひろちゃんと、これからランニングに出かける千草ちゃん。来年のウイメンズ・マラソンに挑戦するんだって。 Memo iPhone 16 ProMAX