あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和6年(2024)3月27日(水)旧暦2月18日 先勝

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今朝の撮影 Data
SONY α7CR
SONY FE 24-70mm F2.8 GM2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 15 ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
502

- 花の雲鐘は上野か浅草か -

日記写真

 「花の雲鐘は上野か浅草か」(松尾芭蕉)
 弁天山の奥には、毎朝6時に人々に時を知らせる「時の鐘」があります。現在は時計が普及しているため、「時の鐘」が必要なわけではありませんが、お参りに訪れる方々にとって、鐘が鳴る前に堂宇巡りをする大切な合図となっているのです。あほまろもいつも鐘が鳴る前にコースを巡ることが日課ですが、なぜか今朝は境内を巡りながら感覚が狂ったように感じ、時間を間違えたのかと思い、改めて時計を見ると、すでに6時を過ぎているではありませんか。
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 そんな不思議な感覚を早朝の皆さんと話していた瞬間、7分遅れで鐘が鳴ったのでした。しかも、いつもより間隔が狭く鐘打ち終わってしまったのです。きっと、鐘打ち係のお坊さんが二度寝して慌てたようですね。あほまろは20年以上も毎朝散歩を続けてきましたが、こんなことは初めての出来事でしたよ。
 「時の鐘」で二度目の開花を果たした、シキザクラも驚いたことでしょうね。
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 今朝の外気温は6℃で、北風が強くて体感温度は数度低く感じられました。写真を撮る際には手がかじかんでしまいましたよ。予報によれば、これから天気は回復して春らしい気温になるようですが、朝と昼間の寒暖差が大きいのは困りますよね。お参りの帰りには日差しが届いて暖かくなりましたが、明日は再び西から天気が下り坂になるようですので、今日の日差しを有効に活用しましょうね。
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 「時の鐘」には、「城の鐘」、「寺の鐘」、「町の鐘」という複数の種類があり、昼夜を通して報知がなされていました。これらの鐘は江戸時代に庶民の生活のリズムを刻むために欠かせない要素となっていたのです。そのため、「時の鐘」は江戸時代の人々の生活と密接に関連していたことを示す川柳や俳句がたくさん残っています。最初は幕府管轄の時報制度でしたが、すぐに市民のための鐘となり、一刻に一回の報知がされていたのですよ。
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 「時の鐘」は、「捨て鐘」と呼ばれる撞き方で、時刻を告げる鐘を撞く前に、まず一度鳴らして注意を引き、その後時刻の数を鳴らした後、終わりを告げる鐘を一度鳴らすのです。それで、ここ浅草寺でも、六時を告げるには八回鳴らすことになっているのですよ。
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 この時報システムは全国津々浦々に広がり、日本中で鐘の鳴らない場所はなかったとまで言われ、こんなにも時報専用の設備を網羅し、それを遅速なく連動させるために人を配置するという時報システムは、19世紀末の欧米諸国でも見られないほど画期的なことだったようですね。
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 現代に暮らす私たちも、意識せずに「時の鐘」を有効に利用して生活していることに気付かされますね。おそらく、日本人が時間に正確に生活するようになったのも、「時の鐘」の影響があったのかもしれません。そのおかげで、現代の日本人は鉄道の運行ダイヤなどを含む細かい時刻管理を行う素地を持つようになったのかもしれませんね。
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 浅草寺のソメイヨシノは、まだ固い蕾でした。
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 諸外国と比べて、日本人は時間に対して特有の性格を持っているのは、「時の鐘」という時報システムの存在や、江戸時代には既に厳しい罰則を伴う時刻の管理が行われていたことから、時間に対して非常に正確であることが求められる社会環境で育ってきたからでしょうね。
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 日本のビジネス環境でも時間に対する意識は高く、予約や打ち合わせの時間には正確に出席し、遅刻をしないことが重要視されます。時間の効率的な活用が求められる日本の社会では、時間の遅延や無駄に費やされることは許容されません。しかし、一方でこの時間に対する厳格さは、緊張感やストレスをもたらす場合もありますね。時間に縛られることで、柔軟性や創造性が制約されることもあるかもしれません。また、完全な時間管理に執着するあまり、一瞬の休憩や余白の重要性が見逃されがちになることもあるようです。
 それでも、日本人が時間に対して特有の性格を持つことは、一つの特徴として認識されています。この時間に対する意識が、日本の社会の効率性や秩序、そして正確さを支えてきた一方で、時には社会的なプレッシャーや緊張をもたらすこともあるでしょうけど。
 これからも、あほまろは眠気のプレッシャーには負けず、午前3時半の起床で、早朝散歩に励みますので、鐘楼当番のお坊さんも、人々の生活のリズムを刻むために欠かせない「時の鐘」を正確に打ち続けることをお願いしますね。
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今朝の日の出は、午前5時34分。 写真00
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 月齢16.5日の居待月。
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 宝蔵門前のシダレザクラ。
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 おはよう陽子さん。
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 おはようございます。今朝は開門2分前にやって来た野崎さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 開花を待つソメイヨシノ。
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 椿の花。
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 今日は良い天気。
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 しかし、明日の天気は下り坂ですよ。
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 今日も秘密基地に引き籠もって、何かやってますよ。
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 夕べの睡眠は76%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 散歩の帰りを待ってたよ。
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 今朝の朝の朝食は、ポタージュとチーズパン。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 居間に誰か来てるよ。
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 妻のコレクション。バービーのお友達がお見舞いに来てくれましたよ。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、バービーチャンのお友達が来てくれたので、虎の子の黒佐藤を振る舞ってあげましたよ。
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Memo
iPhone 15 ProMAX

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