今朝はちょっと肌寒かったね。これから気温は夏日になるようですが、午後から雨になって朝まで降り続くとか。

　予想が正しければ、明日の散歩は雨の中。　

　さて、児童ポルノ禁止法が成立しそうですが、定義があいまいで、我々、写真家や漫画家仲間も今後の対応で混乱しているのです。

　今回の改定案は本来、「児童を守ろう」という善意で提案された理由は理解できますが、児童が写っているモノ全てをこの世から抹殺しようとの意図が感じられるんだよな。

　あほまろも過去に雑誌用に親子のヌード写真なども撮ったことがありました。その掲載誌は今も所蔵しているんだけど、「児童ポルノの単純所持の禁止」となったら、自分の過去も捨てなければいけなくなってしまうんだぞ。

　友人のカメラマンに、1980年代に少女ヌード作品で話題になって、賞を貰った奴もいるよ。その写真集もまだどこかに残っているはず。それらも全て「単純所持」の禁止に該当してしまうのでしょうね。それと、大林宣彦監督の尾道三部作「転校生」も今後は観れなくなってしまうとか・・・。

　どこが芸術でどこが芸術でないかの線引きも無視し、とにかく児童の裸が写っている影像は全て禁止、よくわからないじゃないか。

　１８歳未満の子どものわいせつな写真や画像などの「児童ポルノ」と称するようですは、誰が芸術かポルノかの判定をするんだよ。

　一昨日のニュースによると、「篠山紀信さんにもネガごと捨ててもらうとの議員発言」なんてのが載ってましたよ。　

　篠山紀信さんが撮った宮沢りえさんのヌード写真集「サンタフェ」、撮影当時の宮沢りえさんが１８才未満だったってことで、写真集も一部残らず破棄しなくてはならなくなるてしまうんだね。

　それも、単に廃棄するのでなく、シュレッダーにかけるか焼き捨てるかしなくてはいけない。そのままゴミなどに出すと「配布の幇助」になるからだそうだよ。それと、もしみなさんのアルバムの中に、赤ちゃんの頃の、ち○ち○出した写真なんてもっての外だ。

　こんな法律を成立させようとしている、自民・公明・日本維新の会。もし、改正案が成立したら絶対に支持してやんないからな。　

　写真家と漫画家に不安が広がって表現の自由を束縛したら、今後の創作活動にも支障をきたすかも知れませんね。

　憲法上の権利として最大限尊重されるべき表現の自由に対して重大な萎縮効果を及ぼすものであり、決してこれを看過できません。

　今月末には漫画家協会の総会が開催されます。あほまろも協会員なので参加する予定ですが、懇親会の話題も「児童ポルノ規制」一色となるのでしょうね・・・。

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　あほまろには、「亜寳よりましか（あほよりましか）」と名付けた漫画家の弟子が居ます。この名前は元々、あほまろが先生から頂いたペンネームでしたが漢字で「亜寳寄馬鹿（あほよりましか）」、これじゃ女の子の名前はかわいそうなので、平仮名に直し命名をしてあげたのです。
　彼女は、７年ほど前に講談社の「ちばてつや賞」を頂きながらも、育児のために休業したままだったのでしたが、ようやく漫画家に復帰する決意をした瞬間、今度は、小学館のビッグコミックスピリッツ賞を獲得しましたよ。「亜寳よりましか」おまえもやれば出来るじゃないか。頑張って連載を勝ち取るんだぞ。

Memo
iPhone5 　
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　ライカの新製品の流失画像が載ってました。ライカ Mini M は、固定式のズームレンズを搭載したAPS-Cカメラのようだけど、これは欲しく無いな・・・、フェイク画像であって欲しい。

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　写真展　〜スカイツリーの立役者〜　を開催いたします。
　天空半影写真展にあたってのコメントはこちらでご覧ください。