日差したっぷりで、暖かい朝になりました。今日から春分前日までは、二十四節気の啓蟄(けいちつ・3/5〜3/19)ですよ。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味です。

大地が温まって冬ごもりしていたしていた虫たちも穴から出てくる頃で、草木も芽吹くんだね。

まだまだ寒い日も続くようですが、この時期は一雨ごとに気温が上がって日差しにも暖かさを感じるようになって来るのですね。

この「啓蟄」って漢字は、中国では「驚蟄」と書かれるようですね。それは、漢王朝六代皇帝の諱が「啓」だったので、同じ漢字を使うのは畏れ多いとして、音が同じ「驚」の字に変えられたとか。こんな難しい漢字も、パソコンでは一発で変換してくれるのが嬉しいけど、だから漢字が書けなくなってしまうんだよな・・・。

ほんと、最近のあほまろは全く漢字が書けなくなってしまったんだよな・・・。先日もメモに、「歌舞伎座」が、「歌舞妓座」になってたけど、誰も誤字に気付かなかったね。きっと、読んだ人も間違いに気付いて無いのかも。最近は誤変換が当たり前の時代なんだよね。

誤変換といえば、デジタル文房具として急速な普及を見せたワープロの出始めを思い出しませんか。
簡単に漢字に変換することが出来るので、難しい漢字を辞書に頼ることなく使用できると、わざと難解な言葉も変換できるのを売りにしていたメーカーも多かったね。

「きしゃのきしゃがきしゃにのってきしゃした」とか、「はしのはしをはしをもってはしった」なんてのも一発で漢字に変換してくれましたよね。

あの頃、あほまろは某社のワープロのデバックなどを手伝っていた頃、難解な文字変換や同音異義語をいっぱい辞書に覚えさせてあげたことがあったよ。

たとえば、「あきのあきらさんがあきやのあきないにあきてあきたにいくのをあきらめた」なんてバカな変換も辞書に覚えさせたけど、それを見つけたユーザーから文句言われたことが有ったね。

他にもいっぱい変なの入れといたんだけど、30年以上も前の話、今となっては時効だね。

「啓蟄」から横道に逸れてしまったね。今朝、境内で、そんな虫が現れて来ないかなと、あちこち探してみたけど、ミミズ一匹探せなかったね。でも、そろそろ蟻は出て来るかも。

そんなことを考えながら、ふっと見上げるとヒヨドリがいましたね。

きっと、いつも奥山にやって来るヒヨドリですね。帰りの奥山でまた逢いましたよ。ナナちゃんの後を着けてるのかな・・・。

逆光で東京スカイツリーが薄ぼんやりですね。こんな朝は、あちこちからいっぱい東京スカイツリー写真を撮ってしまうのです。

過去3年間撮り溜めた「東京スカイツリーと自然現象」あほまろは、五月に写真展を開催する予定です。詳細が決まりましたらこの日記でご案内いたします。

浅草から東京スカイツリーが見え始めた頃から、毎日観測しているので、ほとんどの人が気付かない現象ばっかりだよ。

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昨日、上野で仕事の打ち合わせ後、梅が満開とのことで湯島天神に行ってみました。

最近はどこに行っても、影ばかり気になってしまうね。

この時期の絵馬は、お礼参りの言葉が多かったね。きっとみなさん御利益を喜んで詣でているのでしょうね。



写真に色は無いけど、湯島といえば言わずと知れた白梅でしょ。満開でしたよ。






いろんな屋台も出てましたよ。

天神様のお庭に人を入れなくなったので、お池の周りも綺麗でしたね。





結婚式だったようで、目の前を花嫁さんのお通りです。

合格甘酒飲んで合格できたら安上がりだね。


梅に鶯、ほ〜ほけきょ!と、思ったら、メジロだった。

猿回しも出てましたね。

急な坂は男坂で、お隣の緩やかなのが女坂。

昼下がり、ちょっとのんびり散策でした。

Memo
Leica M-Monochrome
Super-Elmar-M f3.8 18mm ASPH
SUMICRON f2/35mm (8elements)
SUMILUX-M f1.4/50mm
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