この時期としては、とっても暖かく感じる朝でした。お天気おねえさんも、今日はスッキリとした冬晴れで、日差しもタップリですって言ってましたよ。

ただ、空気が乾燥しているので、ナナちゃんに触れるたびに静電気パチパチが嫌ですね。今週の後半も気温が上がって春らしい陽気となるようですが、土曜日は雨の予報も出てますよ。

このところテレビのニュースを賑わしている「スイスに在住する資産家夫婦」、埼玉県久喜市に遺体が埋められていたようですね。血なまぐさいニュースは観たくも無いけど、この事件で気になるのが、「資産家」の言葉ですね。

マスコミはこぞって「資産家」を使っているので、辞書で「資産家」を調べてみると、「財産の多い人または家。金満家。」と記されてますね。これって絶対、職業を表す言葉じゃ無いよね。

○○家と呼ばれる人には、画家・作家・建築家・写真家等々、その道にすぐれた人の職業に「家」を付けて呼ばれるものなんだけどな・・・。

気の毒に、事件に巻き込まれてしまった方だって、金融会社役員という職業があるのに、何で「資産家」と報道されなくちゃいけないのでしょうね。今朝の日刊スポーツ新聞には、「年収5億、愛犬に大間マグロ 資産家夫婦」と、大きな見出しが載ってました。

子どもがいない夫婦は愛犬2匹をかわいがっていたので大間産のマグロを食べさせたって良いじゃないの。「資産家」の表現って、マスコミのやっかみにしか見えないんだけどな・・・。

今朝の東京の日の出は午前6時43分です。あほまろが浅草寺境内に来るのは、だいたい1時間前頃で、つい先週まではまだ真っ暗な状態でしたが、写真で見てもだいぶ明るくなって来たでしょ。

日の出の前のことを英語では「twilight」ですが、
日本語の表現では、
黎明(れいめい)
払暁(ふつぎょう)
彼者誰(かわたれ)
明け(あけ)
夜明け(よあけ)
暁(あかつき)
東雲(しののめ)
曙(あけぼの)
等々、
いっぱいありますね。しかし、それらの表現はいったい何時頃を意味するのかは、決まっていませんね。

はっきり言うと、これらの表現を使用する時間は、現代の時刻とは違っていた江戸時代の「不定時法」で言うところの「明け六」を表現した言葉なのです。

江戸時代も、一日を昼と夜に2つに分けていますが、昼と夜の一刻の間隔が一年の間で変化するので、2等分ではありません。
夏至は、昼の時間がもっとも長くて、冬至は、夜の時間がもっとも長い。それで、「日の出の時間」じゃなくて日の出前の薄明が始る時間「明け六」から昼。日の入り後の薄明が終わった時間「暮れ六」から夜とされていたのです。

日の出と夜明けは違うってことがお解りですね。あほまろとナナちゃん、浅草寺の開門時間に合わせて散歩に出かけるので、ほぼ「不定時法」かもね。
ちなみに、浅草寺の開門時間は、4月〜9月は午前6時、10月〜3月は午前6時半ですよ。

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