まだまだ蒸し暑い朝が続いていますが、予報では来週から気温も下がり雨が続くようですね。

　明日からの三連休には、秋祭りが開催されるところも多いようですが、雨にならなければ良いですね。ちなみに、あほまろは日曜日、目黒碑文谷八幡のお祭りに行きますよ。

　浅草では、今日から「下町コメディ映画祭」が始まるようですが、これといった特徴の無い企画が続いているので、年々盛り上がりに欠けていますよ。そんなワケで、あほまろの興味も失せてしまった感じ。

　世界の著名な映画監督らが東日本大震災の被災地への思いを込めて制作した３分１１秒の短編映画が話題になっていますね。

　河瀬直美監督の呼びかけで、震災から半年後の１１日、奈良県吉野町の金峯山寺を舞台に、小学生たちが手作りしたスクリーンに３分１１秒の短編２１本が連続上映されたことがテレビで報じられていました。

　今回のテーマは、「3.11 A Sense of Home」。「家」という感覚と、家族・ふるさと・祖国への想いを世界中の人と一緒に考えることを目的としているのです。昨夜のＮＨＫの特集を観ながら、東日本大震災の災害は他人事では無い、多くの人の故郷が、失われ、傷つけられ、壊された悲しさを共有し、未来の希望に繋げようとの思いが伝わって来るようでした。

　「下町コメディ映画祭」、主題はコメディと銘打ってはいますが、こんな時期でこそ、主題の名前に拘らず、「3.11 A Sense of Home」を誘致し、ひとりでも多くの映画ファンに観て貰うなんて粋なことは、まったく考えないで、馬鹿笑いするだけの映画祭なのでしょうね。

　来年のあほまは、再び実験映画の製作に入るかも知れません。前作「ゆめまち観音」は、全く動かない人形で表現しましたが、映画を観られた方々の目には、ちゃんと思った通りの動きが伝わったようでした。

　次回作は、更なる新しい手法に挑戦してみようと考えております。もちろん、今回も生身の人間を登場させずに生身の人間を操っているような表現をしてみたい。

　近頃のあほままろの頭の中は、そんなワケの判らない悩みに占領されているのですよ。それはそれとして、現実の仕事をこなしながら進めなければいけないのが辛いんだけど、とりあえず、これから浅草で、「浅草知って紅団」なる、面白い仕掛けも考えているのですよ。この詳細の発表は来月初め頃かな。

　好きなことばっかりやっているワケにもいかなくても、いつもなるようになるのがあほまろ流、でも総てに手抜きなんてありませんからね。さて、今日は、とっくに締め切りが過ぎている原稿を仕上げてから、楽しい企画に専念しましょう。