暖かい朝です。今朝のナナちゃんは寝起きも良く、書斎でカメラの準備をしているあほまろの足元に絡みつきながら、早く散歩に行こうよと催促していましたよ。それもそのはず、昨夜は用を足せなかったのが辛かったのですよ。玄関を出てすぐに用を足してしまったほどですからね。考えてみたら、昨夜は女房に散歩を頼んでしまったんだよね。やっぱりナナちゃんはあほまろと一緒じゃなければ何も出来ない犬になってしまったんでしょうね。

あぁ、すっきり。今朝も楽しかったね。散歩帰りのエレベータの中です。

エレベータといえば、今日は「エレベーターの日」なのです。明治23年の今日、通称浅草12階の「凌雲閣」が完成。日本初の電動エレベーターが公開されたのです。そのことを記念し、日本エレベーター協会が昭和54年に「エレベーターの日」を制定したのでした。
日本初の「凌雲閣」のエレベータでしたが、記念式典に集まった要人たちを乗せた瞬間、昇るはずが下がってしまったとのエピソードも残っているほどです。乗車人数を減らし、とりあえず初日だけは動かすことが出来たのですが、その後も稼働したのは数えるほどだったとか。たとえエレベータが動かなくても、高さ52mという、当時としては驚異的な高さを誇る八角形の高塔。文明開化の象徴として広く国民に親しまれ連日見物客が列をなしていたのです。
「凌雲閣」はその高さゆえに浅草のランドマークとなり、石川啄木や北原白秋、金子光晴の詩歌や江戸川乱歩の代表的短編「押絵と旅する男」など、数多くの文学作品にその姿が登場する浅草のシンボルでした。そんなことで、あほまろの映画「ゆめまち観音」にも、1/80で再現されたジオラマで往時の姿を見ることができます。

しかし、ご存じのようにこの「凌雲閣」は、関東大震災で崩壊し、その後の再建はされませんでした。写真右側の鉄柵は、花やしきの見世物、象の檻です。

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