今朝のワンちゃんはこちらのページに移動しました。

○『浅草寺幼稚園のお祭り』

『つくづくと』
　昨年の三社祭は本社御輿が出なかったこともあり、お祭りが近づいても、町内の盛り上がりが少なく、朝の挨拶の中にも祭りの話題が全く出てこなかったんですよね。しかし、今年は宮出しの制限こそありますが、本社神輿の渡御が再開されることで、挨拶の後に必ず祭りが登場するのです。浅草の人々は本社の渡御のために「生き甲斐」を持って生きているといっても過言では無いのですよね。

　あほまろの「生き甲斐」、毎日、毎日が同じような日々を過ごしているあほまろですが、それを継続することが出来る環境で暮らしているのが幸せで、「生き甲斐」にもなっているのです。特に、モモちゃんとの朝の散歩が出来ることが最高の「生き甲斐」と思って暮らしてきたのです。それが、モモちゃんの老いとともに、行動に気を配るのが面倒になってしまったことから、元気なナナちゃんとの散歩を選ぶようになってしまったのです。その結果、モモちゃんの老いに拍車をかけてしまう結果になってしまったんですよね・・・。あぁ、モモちゃん死んじゃった。

　モモちゃんが居なくなってしみじみと想うのが、自分の「生き甲斐」であった、モモちゃんとの散歩が、ナナちゃんとの散歩になってしまっても「生き甲斐」と言えるのだろうか。確かに、目的は自分の健康のために歩くことには変わりは無いのでしょう。また、その付加価値として、この日記で写真の公開を続けることも出来る。それに変わりは無いのですがね・・・。モモちゃんが亡くなって今日で５日目、その間、ず〜っと空洞のままになっているあほまろの脳裏、いつの間にか「生き甲斐」までも失ってしまったことに気付いてしまったのです。幸せは、なくしてから幸せであったことが判るのですよね・・・。「生き甲斐」は幸せになる方法の一種だったってことも。

　今朝の散歩も普段と何ら変わること無く済ませてきました。家に向かうエレベーターの中で、大きな忘れ物をしてしまったことに気付きました。いつもの賽銭箱前のナナちゃんの写真です。それも、浅草神社と浅草寺、どっちも忘れていたのですよ。それもそのはず、歩きながらも空洞になってしまった頭の中には、モモちゃんとの思いでだけが空回りをしているだけだったんですよね・・・。

　今朝も「大吉」です。モモちゃんが亡くなってから一日おきに引いた、「凶」が多いことで有名なおみくじですが、三回とも「大吉」なのです。これって、仕合わせといえるのかな・・・。おや、仕合わせって漢字を誤変換してしまいましたね。でも、仕合わせの方が、めぐり合わせとか運が良いという意味で、幸せより大きな概念を感じますよね。

『モモちゃんとの思いで』
　2000年夏の写真です。モモちゃんはまだ６才ですよ。あの頃の朝の散歩は、毎朝ハニーちゃんも一緒でしたよね。


○--------------お知らせ---------------○
　テプコ浅草館で、江戸庶民の暮らしを再現「檜細工師三浦宏 匠の技」展が開催されております。詳細は、こちら。

　あほまろは、何をするために生まれてきたのでしょう。

　朝靄の仲見世を歩きながらつくづく考えてしまいました。

　大切な「生き甲斐」を失ってはしましました。これからまずは、小さな「生き甲斐」を見つけなければいけませんよね。そうしながら大きな「生き甲斐」を探し続ければ良いのかもね。

　いままでのあほまろは幸せだったんですよ。いままではね。あぁ、モモちゃん死んじゃった。

　

　メイちゃんはまだ若いので、一緒に暮らしているおばあちゃんは幸せですよね。

　毎朝、６時の観音様に参拝出来るのも幸せですよね。　

　そういえば、いつものおかあさん、毎朝観音様にお参りが出来るのを「生き甲斐」ですよと、おっしゃってたのを思い出しました。

　

　

　

　



『本堂から宝蔵門』
　開門前の本堂前です。

　開門後、参拝を済ませた方々がお帰りになります。
『本堂から宝蔵門の大提灯』　
　

『今朝の浅草神社』　　　
　三社祭まで後３日ですね・・・。初日は、モモちゃんの初七日でもあるのです。

　お祭りの一週間前に逝ってくれたモモちゃんに感謝しなくっちゃね。なにしろ、あほまろの三社祭は忙しいんですからね。