『こどもの日・宝の舞』
毎年5月5日の子どもの日には、浅草寺幼稚園児たちが、福徳をあらわす七福神を乗せた宝船を曳いて浅草寺に奉納する「宝の舞」が開催されます。

宝船です。

宝船の後ろには園児のおかあさんたちが並びます。

そして最後は、子どもたちによるお囃子の屋台。

浅草公会堂前を出発した「宝の舞」は、オレンジ通りから雷門通りへ。

今年は20名の園児が参加しました。

雷門通に出た「宝の舞」。

浅草寺ご本尊の観音様は、浜成、竹成という兄弟の漁師によって示現されました。その故事にちなみ、この宝船を多勢の幼稚園児が漁師の衣装に身をつつんでみ曳くのです。


沿道からビデオを撮っているおとうさんの声に微笑む園児、可愛いですね。

雷門通りから雷門前へ。

宝船が通るため、大提灯が畳まれています。

雷門を通って仲見世のお練り。

三社祭の奉納提灯の下を通って・・・。

浅草で連休を楽しむ大勢の方々が見守る中を「宝の舞」は進みます。

いったい何のパレードなの?写真を撮っているあほまろ、みんなに聞かれてしまいましたのですが、答える暇が無くてごめんね。

宝蔵門を通って、本来ならば本堂前に進むのですが・・・。

今年は、本堂が修復工事中なのでここで手を合わせてお詣りです。

そして右に折れ、五重塔前でご加護を受けます。

小さな子どもたちですが、浅草寺幼稚園の園児たちはお坊さんの読経に、真剣に手を合わせていました。

このように、浅草の子どもたちは、小さい頃から観音様に親しんでいるのです。

どうもありがとうございました。みなさん元気に育ってくれることでしょう。

そして最後に記念写真です。この後、雨が激しくなって、午後1時半からの「宝の舞」は残念ながら中止となりました。

使用機材
Canon EOS1DsMk3
Canon EF16-35mm F2.8L II USM
Canon EF34-70mm F2.8L USM
撮影枚数318枚 |