モモちゃんと一緒に散歩をしてきました。久しぶりに連れて行ってもらえるモモちゃん、最初は必死に自力で歩こうとしていたのですが、途中でお疲れです。でも、抱っこしようと手を出すと、大丈夫、ちゃんと歩けるんだからと、怒るんですよ。お休みをすると再び元気になります。そんな訳で、いつもの２倍以上の時間をかけての散歩になってしまいました。目が見えなくなってしまったモモちゃんですが、近くはぼんやりと見えているようで、歩くときは足下を見ながら歩いています。それで、地面の障害物などは難なく避けることは出来るのですが、突然目の前に現れる階段や壁だけは除けられないようで、ちゃんと見ていなければあちこちぶつかってしまうんですよね。今朝も、浅草寺の本堂前を喜んで走り回っていると、大香炉の足に思いっきり躓いて飛び上がってしましましたよ。バツの悪そうな顔であほまろを見上げるモモちゃん、目は見えなくてもまだまだ元気なんですよね。

　あほまろさんの職業はいったい何ですか。今朝、近所の方の藪から棒な質問に戸惑ってしまいましたよ。そうなんです、あほまろはいったい何者なのか、色々やっているので、自分でも良く判らなくなってしまうことも多いのです。特に、あほまろに対する敬称も「会長」「先生」「監督」「社長」更に「師匠」など人によって様々なので呼ばれた敬称の立場によって会話の内容を変えているのですよ。そんな訳で、今朝のご挨拶で問われた、敬称の無い呼びかけに戸惑ってしまったってことなんですよね。

　あほまろの現在の立場は、株式会社の代表をやっているので一般的には「社長」が正しいのでしょう。しかし、あほまろを「社長」と呼ぶ人は銀行や證券関係の会社の方々だけで、普段お付き合いをしている方々のほとんどが「会長」と呼んでいるようです。なぜ「会長」かといえば、８年前に退職した会社の最終役職が「会長」だったことに由来しており、自分でもすっかり馴染んでいる敬称なのです。ですから、弟子たちにも普段は「会長」と呼ばせているのですけど、現在はどこの組織の「会長」でもありません。単なる通り名のようなものでしょうね。

　落語家の名前を頂いたことで、「師匠」と呼ばれることもあります。しかし、落語界では、修行を積んで真打ちにならなければ「師匠」と呼んではいけない仕来りなのです。しかし「師匠」の意味には、「学問または武術・芸術の師。先生」と有るように、あほまろは「先生」の意味で呼ばれているのだと思っていますよ。余談ですが、三遊亭圓歌師匠はあほまろのことを昔から「会長」って呼んでいますよ。また、圓歌師匠が一番嫌いな呼ばれ方は「先生」だそうです。「師匠」が「先生」と呼ばれるようになったら世も末だと、落語の枕話しで、しょっちゅう文句を言ってますよね。

　映画制作の現場では、監督の立場なので通称「監督」と呼ばれてはいましたが、その場限りの役職なので、呼ばれても何か他人行儀なようでピンと来ません。でも、今回の映画祭の会場だけはヅーっと「監督」で通してはいましたが、お客さんの接待をしながら飛び回っていた女房だけは、人前にも関わらず一番呼ばれたくない「あんた！」なんだよね。

　話しを戻して、あほまろさんの職業はいったい何ですか。の質問は、敬称のことじゃ無いですよね。「株式会社江戸ネット」という会社はいったい何の会社なのかってことを知りたかったようです。答えは、あほまろが集めてきた資料の管理をする会社で、資料の貸し出しや文筆、映画の制作などで、細々営業をしている零細企業なのです。そして、あほまろはそこの代表って訳ですよ。それで、答えになったかな？

　



『本堂から宝蔵門』　

　『本堂から宝蔵門の大提灯』　

『今朝の浅草神社』　　　

　のろまなモモちゃんとちんたら歩いていると、ロッタちゃんに笑われてしまいましたよね。

　わ〜ぃ、モモちゃんだ〜！喜んで走って来たクッキーちゃん、カメラを向けると逃げてしまうんですよ。写真を撮られるのが嫌いなようですね。

　のろまなモモちゃんのおかげで、境内に着くのが遅くなってしまいました。

　今朝は女房がナナちゃんを連れ、先に来てみんなのお相手をしてくれました。

　ナナちゃんは、クックキーちゃんとクレアちゃんも好きなんだよね。というか、キャバリアって犬種が気に入っているようですね。

　ココアはね、優しく穏やかで、遊び好きで愛嬌があり、愛情深く、物静かで、家庭犬としては理想的な犬種といわれているんだからね。だから気品が感じられるんだよね。

　ほら、クレアちゃんだって同じでしょ。でも、ココアの方がちょっとだけ品格は上かな。

　態度、言動などから自然ににじみでる、王者の風格を持ち合わせているんだからね。えへん！

　バビちゃんだって、知的で可憐で気品が高いワンちゃんだよね。

　ランディ君は気品なんて関係の無い、下町の暴れん坊なんだよね。

　気品といえば、なんたってブルドッグにはかなわないだろ。イギリスでは、700年にわたる犬の闘技の歴史に翻弄された犬種なんだからね。

　ちっちゃくて素朴な中にも渋さを留めるジャム君。なんて、今朝のあほまろ、ワンちゃんたちを褒めちぎりだね。

　さて、チョロ君はどのように褒めてあげましょうか。気品ある厳しい目つきは「小さな暴君」って感じかな。って、褒め言葉だったかな・・・。

　はい、なんたって一番は柴犬ですよね。とは、あほまろの慣性ですけど・・・。メグちゃんは影向堂に向かって、目を閉じ妄想に耽っているのでしょうかね。

『浅草公会堂ロビー展示』
「第１回　したまちコメディ映画祭in台東」開催記念展示会
「再現！浅草六区の賑わい」展は浅草公会堂一階ロビーで展示されております。
　２００８年１１月１８日（火）〜１１月２８日（金) 入場無料