あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成20年9月8日(月) 旧暦8月9日仏滅
- スローライフ -
日記写真
『今朝の浅草』   

 雨も雷も止んで今朝は爽やかなお天気になりました。今朝もモモちゃんは相変わらずゆっくりですが、とっても元気に歩いてくれたし、ちゃんと用足しもしてくれた。こんな快適な朝の散歩があほまろにとって一番幸せを感じさせてくれる時なんですよね。正にスローライフを満喫しているってことなのです。

 退職後は田舎で犬のためにスローライフを送りたい。2年前まで浅草寺境内で時々ワンちゃんの散歩でお逢いした方がいらっしゃいました。山梨県で農家の空き住宅を安く譲り受け、リードから開放されたワンちゃんと一緒に、都会では得ることの出来ない多くのものを得るために自給自足の生活を楽しむんだ、とおっしゃって張り切っていました。
 今朝、雷門前で久しぶりでその方から声をかけられました。田舎暮らしはいかがですかと訪ねると、先月から再び浅草で暮らし始めたとおっしゃるのです。

 「あわただしい都会を離れ、ゆっくりと時間の流れるスローライフを楽しめたのは最初の1年くらいでした。最初は農作業のノウハウなど親切教えてくれた田舎の方々でしたが、彼らも自分たちの生活と仕事に追われ、当初の想像とは違ってしまった。リードから開放された愛犬もどこかに行ってしまい、見よう見まねで耕した畑のほとんどが害虫の被害に遭ってしまい、結局何も収穫することなく総てを腐らせてしまった。しかたが無いと諦めてほっぽっておくと、近所の方々から、早く刈り取って焼かなければ、害虫が他の畑にも影響を及ぼしてしまう。だからスローライフとか素人考えで田舎暮らしをする人には迷惑をしている。近所の農家の方々から責められて女房は倒れてしまうし・・、結局、住み慣れた街に帰ってきてしまったんですよ。暮らし始めた当初は、都会に比べ田舎の方々はみんな親切なのだ喜んでいたのですけどね・・・。」

 最近は、田舎のスローライフを支援するサイトも多くみかけます。また、農家の空き屋をリホームして高く売っている業者も多いようです。彼の話を聞いて、ネットを調べてみると、とある業者のページには、

 「田舎暮らしは、都会では得ることの出来ない多くのものを得る事が出来ます。無趣味で思い生活習慣病を患っていた人が田舎暮らしによって健康を取り戻した例も少なくありません。就農し、よく体を動かし、バランスの取れた食事を取る事に勝る健康法は有りません。田舎暮らしでしか出来ない趣味に没頭するもよし、新規就農するもよし、きっと近所の方々の献身的な応援に、日本人の魂も感じてもらえることでしょう。さあ、定年退職からは、都会の喧噪を離れ、スローライフを楽しめる田舎暮らし、ぜひ実践しましょう。私たちが応援いたします。」

 そんな言葉を信じて、安易に田舎暮らしにあこがれてはいけないのでしょう。田舎は自分たちの生活を維持するために、都会以上に排他的に成らざるを得ないのでしょうね。

 あほまろは産まれも育ちも田舎者なので、便利な都会生活に慣れてしまうと、再び好んで田舎に戻ることは無いでしょう。大都会でだって、立派にワンちゃんたちを育てているんですからね。それと、年をとってから辛い農作業なんて絶対にしたくは無いし、コミュニケーションの無い生活なんてまっぴらです。新鮮な野菜が欲しければ、田舎より品数が多く並んでいるのが都会なんですからね。

『今朝の雷門』


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『今朝の宝蔵門』

  
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『今朝の本堂』 

 
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『本堂から宝蔵門』
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』

 
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『今朝の境内』
 
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『今朝の浅草神社』   
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『今朝のワンちゃん』

 爽やかな朝なので、ワンちゃんたちものんびり歩いていますね。いつもリード無しでおかあさんの後を歩いているのはショウちゃん。その後ろからジャム君と、もっと後ろはチャコちゃんですね。
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 ジャム君は、もう1才半の成犬ですが、とってもちっちゃいんですよ。
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 確か、メイちゃんもジャム君と同じくらいの年でしたよね。
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 昨日の回答欄にバビちゃんをボビちゃんと書いてしまいました。さっそく訂正をしておきましたよ。似たような名前が多いので時々真剣に間違って呼んでしまうこともあるんですよね。バビちゃんごめんなさいね。
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 クレアにクッキーちゃんです。同じ種類のワンちゃんですが、姉妹では無いんですって。
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 ボブちゃんです。爽やかな朝なのに、いつも吠えることが無いのに吠えまくったり、今朝はとっても機嫌が悪かったんですよ。いったいどうしたのかな。おかあさんも心配してましたよ。
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 みんなで朝のご挨拶。手間にワンちゃんはハッピー君です。
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 チャコちゃんのおかあさんに、昨日に日記の間違いを指摘されたのです。みなさん、この日記をご覧になっているので、注意しなければ・・・。
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 大きいチェスちゃん、いつも大人しく浅草寺の開門を待っているのです。
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 ハッピーちゃんのおかあさん、側に寄って来たジャム君を見てるのかな。 
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 やっぱりそうでしたね。ジャム君はちっちゃいのにちょっと気が強いんですよ。チワワって犬種は、気が強いのが多いようですね。
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 久しぶりにいらっしゃったカンちゃんです。
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 おやおや、メグちゃんから挨拶してくれるなんて珍しいこと・・・。
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 さて、ココアちゃんがやって来ましたよ。
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 なぜかココアちゃんがやって来ると、境内の雰囲気が変わるんです。それもそのはず、みんなが来るのを待っているワンちゃんだからですよね。
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 そっか、私はみんなの人気者になってしまったんだね。
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 それじゃ、他のワンちゃんたちとも仲良くしてあげなくっちゃ、と想っても、何で逃げるのよ・・・。
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 今朝はマリコちゃんも来ましたよ。三月前に産まれたマリコちゃんの子どもたちも元気に暮らしているようです。最後のワクチンが終わったら境内に連れて来てくださいね。
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 狙ってますね、サツキちゃんは誰と遊びたいのかな。
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 ナナちゃんを出迎えるカンちゃんです。
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 ランディ君がやって来ました。おや、アリスちゃんは?
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 そっか、今朝はお兄ちゃんも一緒だったんですね。
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 自転車の籠の中が大好きなアリスちゃんとご挨拶するには、抱っこしてあげなければいけないんですよね。仲良しはメイちゃんです。
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『ゆめまち観音・監督日記』 

 今回の映画は、ジオラマを背景としたヒューマンコメディではありますが、当初から、大正時代の浅草六区の資料映像としても楽しめるように当時の絵はがきを交えて見せる企画だったはずです。

 その手法にスタッフを始め周りが挙って反対をしているのです。ジオラマと絵はがきを一緒に見せることで、ジオラマが生きなくなってしまうとか、ドラマの中に資料映像は必要無い、動かない人形で観る人の想像力にまかせようというのに、生々しい絵はがきが入るとイメージを壊してしまう、等々。

 だから、編集を終えていない状態で他の人に見せるのが嫌だったんです。この映画は、企画段階から絵はがきと同ポジで見せられるようなジオラマを創り、絵はがきと一緒に当時の浅草六区の繁栄を見せてあげよう。そこからスタートしたことに、今更ぐたぐたと、くだらない意見を言われても変えるつもりはありません。もし、どうしても絵はがきを入れることで映画が成り立たないと騒ぐのでしたら、この映画はこの時点で中止します。

 あほまろは、庶民文化研究家として、浅草の絵はがきの収集研究をしています。その集大成として関東大震災前の浅草六区を立体的な形で人々に見せてあげたい。そのために創っている映画なのです。あほまろは更に資料映像を充実させるため、もっともっと当時の資料を入れるつもりですし、この映画で儲けようなんてことは全く考えておりません、絵はがきが入っていることで配給会社からダメ出しが出ても大いに結構です。

 なんて考えれば考えるほど・・・、これ以上続けるのが嫌になってしまうんだよな・・・。


今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF28-300mm F3.5-6.3 Di VC
Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
撮影枚数173枚
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