秋の気配がいっそう深まってきました。今朝の散歩仲間の会話にも今年の夏は猛暑だったのが嘘みたいね・・・、そんな声も聞こえていますよ。そうですね、つい先日までのあの暑さはいったいどこ行ってしまったのでしょう・・・。

　暑さが緩んだ朝になりましたが、今朝のあほまろ、寝坊してしまいましたよ。それも目覚めたのが午前６時なのです。あぁ、いつものワンちゃんたちに逢うことが出来なくなってしまう。モモちゃんだって痺れを切らしているに違いない。慌てて飛び起き、着替えと洗面もほどほどに我が家を飛び出したのが６時７分といったい何がどうなっているのかを考えている暇も無いほどの超特急だったのです。おかげで、かろうじて、お参りを済ませて帰って来たワンちゃんたちの一部にはお逢いすることが出来たのですが・・・、待っててくれたワンちゃんたちには申し訳なかったよね・・・。
　
　ついこの間までは、何処の町にも有った、昔ながらの時計屋さんとカメラ屋さん。それがどんどん姿を消していますね。先日も、２０数年前にアメリカの提携会社の社長さんから記念品として頂き、大切に仕舞っていた懐中時計。久しぶりに取りだしてみたのですが、ネジを巻いても全く動いてくれないのです。記念品なので、動かなくても良いのですが、一応時計としての機能を持っているのですからなんとか動かしてあげよう。そう思って大手電気店の時計コーナーに修理を依頼したのですが、そこでは電池式の時計以外の修理は受け付けてくれないのです。そういえば、浅草にも時計屋さんが有ったことを思い出し、何件か巡ってみても機械式の時計の修理は行っていないのです。

　ついこの間、といっても、見かけなくなって10年以上経ちますかね・・・、時計屋さんのご主人は目にレンズをくっつけて作業してたのを見てましたよね。みなさん細かい機械式の時計を直していたのですよ。でも、今となっては、時計屋さんのお仕事は時計の電池を交換するだけになってしまったようです。

　それと同様、カメラ屋さんもデジカメの普及によって、ＤＰＥの需要はめっきり減ってしまい、また、カメラ機材の販売も大手カメラ店には値段の太刀打ちが出来ず、どんどん姿を消していきました。

　先週も、あほまろの秘密基地の真ん前で営業していたカメラ店が閉鎖してしまいました。時々使用するフイルムの現像を頼むにはとっても便利な場所だったのですけどね・・・。

　秘密基地のベランダから、次々と運び出される写真屋さん機材の中に、自動現像機の姿も。あの機械が出始めた頃にはお店の稼ぎ頭だっことでしょう。表に運び出され、解体業者の手でバラバラにされ、トラックの荷台に投げ込まれている現像機。これも時代の流れなのでしょうね・・・。

　

『今朝の浅草神社』　



　

　遠くを歩いているのは、ラッちゃんとポロンちゃんですね。今朝は寝坊してしまったので、すれ違うことはできませんでしたね。

　お参りを済ませ、雷門前でお逢いしたメイちゃんです。遅くなったので、みなさんはもうこんな所まで帰ってきてしまったのですよ。

　ジン君も帰ってきました。今日は大遅刻だね、なんていわれてしまいましたよ。

　バビちゃんも仲見世でお逢いしました。

　わ、ココアちゃんもここまで来てくれたんですね。

　今日ね、おとうさんが帰ってくるって本当かな・・・。

　ねぇ、本当に本当なの。おとうさんが帰って来たら、ココアちゃん、どんなに喜ぶのでしょう・・・。でも、明日はお勤めなので残念ながらお散歩には来られないとか。でも、今夜は逢えるだけで良いよね。

　カメラを向けるとちゃんとお座りをしてくれたワタル君です。でも、目線はおとうさんでしたけどね。

　ちょっと遅くなると、久しぶりにお逢いするワンちゃんも。ゴン君とは何ヶ月ぶりでしょうかね・・・。

　こちらは毎日お逢いしているモモちゃんです。でも、遅くなったので、逢う場所は違ってますけどね。

　ナナちゃんとも仲見世でお逢いしました。

　クッキーちゃんとクレアちゃん。今朝のおばあちゃんはウンチを片付けていたので、写しませんでした。

　浅草神社前でお逢いしたボブちゃんです。

　サクラ君です。涼しくなったので、おとうさんは長ズボンになりましたね。

　本堂上で写真を撮っていると、カンちゃん親子がやってきました。

　今日はお子さんとカンちゃんの１才の誕生日なんですって。おめでとう！

　影向堂のお庭でレオちゃん。相変わらずあほまろを避けるんです。小さい頃は抱っこしてあげたのにね・・・。

　今朝の寝坊の原因になったのは、編集作業でつながりの悪いところ、物語の流れが不自然な箇所、作業が続けば続くほど不安になったことなのです。あのカットは捨てた方が、いや、他に変わる映像を探すのも手かも・・・、ベッドの中でつながりを考えているうちに目が冴えてしまって眠れなくなってしまったのですよ。おまけに、昨日は余計な連中が集まって、スケジュールがどうのこうのなどと勝手なことをほざいているし・・・。

　そんな、編集作業の足を引っ張るかのように責め立てられるのにイライラが募ってしまったってわけ。確かに予定した時間内に仕上げなければいけない肝心なのは映画の内容とつながりの心地よさ。それを無視して早めろと言わんばかりのスケジュールなんていりません。編集作業がたとえ遅れたとしても、気分良く作業が出来る環境を整え、その後の段取りも臨機応変に組み直す、それがプロデューサを始め関係する者の役目じゃ無いのかな。

　あほまろの想いが繋がるまで、これからも今まで通りガヤを無視し、何度も何度も試みる、それが待てないのなら、この映画の完成はありません。あほまろはそこまで腹をくくって取り組んでいくのです。なんたって、この映画は商業用に製作され、木戸銭で儲けようとする映画ではないのですから。金も使って気も遣う、そんなことは絶対に嫌だし、余計な口出しは無用です。もっと自由に、もっとのんびりと作業を続けさせてください。この作品はそんな映画なのですから。