真夏真っ盛りではありますが、暦の上では今日から秋になってしまいました。「立秋」です。今日からはこの暑さを残暑と称さなければいけないのって、ちょっと不思議な感じがしますよね。そんな訳でとりあえず・・・。
みなさま残暑お見舞い申し上げます。
こんな暑いというのに、昨日から我が家の居間のエアコンが壊れてしまいました。エラー表示によると室外機の不具合のようなので素人ではどうすることもできません。あほまろがここに引っ越して来て9年間、冬も夏も休むこと無く稼働し続けていたので壊れるのも無理は無いでしょう。おかげで、我が家の犬たちも暑さに苦しんでいるようです。昨年の冬も調子が悪くなりユニット交換で10万円近くもかかってしまったのですが、また同じ金額を請求されるのなら、この際新しい物と取り替えてもらった方が良さそうですね。ネットでいろいろ調べて見ると、どの会社のエアコンも新品を買うのより修理費の方が高くつくようですからね・・・。
あほまろの映画がクランクインしたのは6月1日です。思い起こせば、始まった頃はこれから梅雨に向かうまだまだ涼しい時期でしたよね。あれから3月ちょっと、撮影も残すところ1週間となってしまいました。残っているシーンはおおよそ3個、それも物語上で最重要なシーンばかりなので今まで以上じっくり撮らなければいけないでしょう。それと平行して映像にして気付いた箇所のつじつまを合わせるための台詞の書き換え、また、今回の映画は人間が喋っている訳じゃ無いのでメエキストラにも新たな台詞を考えてあげなければいけないのです。撮影そのものはもうすぐ終了しますが、これからは編集作業を始めアフレコや音楽などで、完成まで更に3ヶ月を要するので、まだまだ気が抜けない日が続くのですよ。あぁ〜、早く終わって自由になりたい。自分で巻いた種とはいえ、久しぶりに忙しい毎日に慣れてしまうと、総てが終わった後の虚しさ、それって怖いですよね・・・。
映画の手法は先人たちが培った努力のおかげで誰でも創れるようになりました。誰の演出が良いので、それをベースにもっともっと良い映画を創ってみたい。などなど、物語と俳優をとっかえひっかえでも新しい世界観は構築できるでしょう。映画はそれに関わるすべての人が重い責任を背負って果たさなければいけないメディアなので、各パートのプロが手がけることで当然のように成立していくのです。
しかし、今回の映画は、過去に誰もが挑戦したことの無い構想で制作されているのです。そこが、活動の世界を引退して10年以上も経っているあほまろを再びこの世界にのめりこませてしまったってことなのです。しかし、今になって思うのは、過去に誰もが挑戦したことが無いのは、挑戦を試みても映画として成立しないことを悟っていたからなのでしょうか。それにあえて挑戦するということは、映画における普遍性を覆すことになるのかも知れませんね。自分で本当におもしろい、本当に良く出来ている、そんな自負だけが先走っているのかも知れません。とりあえず、映画は完成させます。そして多くのみなさんに観てもらいながら、この映画の手法が正しかったのか否かが確かめられるのでしょうね。
それにも懲りず、あほまろの頭の中には新たな映画の構想が・・・。あぁ、還暦を過ぎて2年目も、まだまだ楽できないようですね。 |