今年も半分が過ぎてしまったんですね・・・。
　この半年、あほまろはいったいどんな生活を送っていたのでしょう。毎年、夏越しの大祓の今日を迎えて茅の輪をくぐりながら繰り替えってしまうのです。昨年の１０月から映画の準備で飛び回り、元旦から正月返上で脚本の打ち合わせから迎えた平成２０年でした。一年の計は元旦に有り、案の定、この半年間は浅草の話題も三社祭も蚊帳の外で、頭の中は「四六時中」映画のことでいっぱいでしたよね。とはいえ、これからも１０月末の完成までは気が抜けないのです。じゃなく、１１月２１日の初公開までかな、いやいや、初公開を終えた後の興業だって気を抜くことができませんよね・・・。

　活動屋を引退して１０年余り、まさかこの時期になって映画を撮るなんて思ってもいませんでしたよ。でも、再びこの世界に戻ってしまったということは、「ゆめまち観音」だけじゃ終わらないかも知れませんね。実は、あほまろの頭の中には、すでに次回作のアイデアも芽生えているのです。昨日の撮休を利用して、次の作品のシノプシスを真剣に考える自分が怖くなってしまいましたよ。何はともあれ、今は「四六時中」「ゆめまち観音」の完成を考えていなければいけなのですよね。

　ところで、あほまろが良く使う「四六時中」って言葉、いったい何が「四六時」なのでしょう。江戸時代までは、一日を半分に分けて、昼六、夜六の二回りで一日だったのです。それを干支の十二支を充てて「子の刻」とか「牛の刻」と表しいたことから、当初は「二六時中」と言われ、意味としては仕事半日、休息半日で「日夜」。それが明治になって、一日の時間が、昼十二、夜十二の二十四時間と、六が二倍になったことから、４Ｘ６で「四六時中」と変更され、意味も「一日中」とされてしまったのですよ。
　確か、この言葉は江戸時代の黄表紙にも登場してますよね。そんな由緒正しい古来からの日本語、いったい誰の発想から「二六」がを「四六」に変えてしまったのでしょうね。

　明日から７月、世間では「値上げの７月」と騒がれています。ガソリン、電気・ガス、航空運賃、卵や食用油を始めとした食品全般等々、家計にとっての出費は大きな痛手となるでしょう。テレビのニュースでも、ガソリンの値上げ前に満タンにしておこうと、ガソリンスタンドに駆け込み給油をする列が映し出されています。今年度（４月から）になってまだ３月しか経っていないっていうのに、税制が決まらず一旦はスタンド同士の値下げ合戦で騒ぎ、税率が決まって再び値上げでまたまたテレビニュースの餌食になっているのです。
　レギュラーガソリンの全国平均価格は、６月２３日時点で１リットル＝１７２円まで上昇しているところに、今回の８〜１０円程度の値上げ、７月中には１８０円台に達するようですね。自動車の運転を止めたあほまろには直接関係無いことと思っていたのですが、一連の値上げは総てガソリン原油価格の高騰に起因し、「風が吹けば桶屋が儲かる」構図に反しているかのようですね。

　

　

　今朝は早く着きすぎてまだ誰もいらしてませんでした。

　









『今朝の浅草神社』　

　茅の輪は、夏越しの大祓 （実際は6月30日午後6時執行）のために設置されるものですが、浅草神社では半月前から行われていました。これも今日でくぐり納めになるのでしょうね。最後にモモちゃんにもくぐらせてあげたかったよ。

　鐘突に出かけるお坊さん。ここ浅草寺は戦後天台宗から独立し、聖観音宗の総本山となったのですが、鐘楼だけは未だに天台宗の支配下にあるのです。この鐘を撞けるのは、天台宗の僧籍を持った僧侶だけなだそうです。僧侶が浅草寺を出発するのが約５分前、この姿を見て朝の参拝客は本堂上で待機するのですよ。

　雨なので、モモちゃんは近場で用を済ませて帰っていきました。

　あほまろはナナちゃんを連れて浅草寺へ。

　お帰りなさい。ココアちゃんのおとうさんが帰ってきましたね。

　おや、今朝のココアちゃんはいつになく、はつらつとしてますね。

　どうだい、おとうさんと一緒だよ。得意そうな顔をしてあほまろを見てますよ。

　人間と同じで、ワンちゃんだって心の状態が顔に表れるんですよね。とっても幸せそうなお顔。良かったね・・・。

　明日は晴れてくれそうなので、またみんなで遊びましょうね。

　新幹線のノエルちゃん。雨が続くので思い切って出かけてみたといってました。ワンちゃんだって、外で遊びたいでしょうからね。

　大きくなったナナちゃん。昨日の日記の子どもの頃の写真を撮った場所です。

　こんな顔見ていると、みんなに「ソフトバンクのおとうさん」って呼ばれるの、判るような気がしますね。かなり似ているかも。

　昨日は撮休でしたが、あほまろは今日の撮影の準備でした。手前に有る工作機械のような物は、モーションコントロールのトラックです。この上にカメラを取り付け、それをコンピュータで制御するのです。

　スタジオ移動を終え、配線類が元の位置に戻った撮影機材たち。

　出番を待つ舞台は有楽町の居酒屋「赤煉瓦」の内部です。

　こちらは・・・、教えない。